みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、日本のヤバイ教育について考えていきたいと思います。
本日の内容:【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!
題して『【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!』といった内容でお届けします。
みなさんは、北朝鮮や中国の軍事パレードの様子を見てどのように感じられているでしょうか?
『やりすぎだ』
『おかしい』
そんな声とともに、
『すごい』
という感想をもつことはないでしょうか?
私の中には、正直そんな感想がありました。
『すごい』、そのような感想をもつのは、あそこまでに仕上げることの難しさを理解しているからに他なりません。
しかし、冷静に考えてみると、なぜ私にその難しさが理解できるのでしょうか?
そうあらためて自問してみると、かつてあのような姿を目指して教育を行っていた自分がいるからに他ならないとハッとしました。
管理しまくりのヤバイ姿として捉えるであろうあの姿を、子どもたちに強いて、それを自分の指導力の現れと鼻が高くなっていたかつての自分がいたのです。
今回は、そんな反省の意味も込めて、いくつかの日本の教育の姿に疑問を呈したいと思います。
では、行ってみましょう!!
軍隊教育とは?
Wikipedia先生によりますと、軍隊教育とは、こうあります。
1. 軍事教育のこと。特に旧日本軍で行われていた学校教練を指すこともある。
2. 1.から転じてスパルタ教育のこと。
この2つを言っています。
今回私が取り上げるのは、どちらかというと2つ目の”スパルタ教育”によった話になるかもしれません。
現在の日本で行われている教育の中で、このような言葉につながるものとなっている心当たりのある教育はないでしょうか?
また、かつての私のように盲目的にこのような教育につながる指導を行ってはいないでしょうか?
さらに具体的にヤバイ軍隊教育について一緒に考えていきましょう。
ここでは、私の言うヤバイ軍隊教育の具体として、
①整列、行進指導
②あいさつ指導
③絶対的権力者
この3つについてお話ししていきたいと思います。
軍隊教育の具体例①整列、行進指導
まず1つ目は、整列、行進の指導です。
小学校はたまた幼稚園などでよく見られるヤバイ光景です。
今でも現在進行形で行われていることでしょう。
特に運動会前になりますかね?
子どもたちをビシッと並ばせ、高く足を上げ、大きく手を振り行進するよう指導しています。
冷静に問います。
『その目的は何ですか?』
『それがいつどんな時に役に立つのですか?』
誰もが納得するような明確なお答えが浮かぶでしょうか?
私には浮かびません。
しかし、繰り返しになりますが、完全にそれがいいという固定観念にしばられ、率先して朝礼台に立ちそれを子どもたちに強いていました。
そして、先生方にも子どもたちをビシッとしたそのような姿に近づけられるように指導するようお願いしていました。
ここで怖いのは、思考停止してその文化を良しとしていることです。
立ち止まって考えるということを全くしていないんです。
自らもまたそのような教育を受けてきたことから、それが正しいと信じて疑っていないということです。
この整列、行進指導に際しては、校庭に
『おい、曲がってるぞ!!』
『もっと足を上げろ!!』
『やる気あるのか?』
そう言った怒号が飛び交っています。
そして、怒号を飛び交わしていないと指導を怠っているような錯覚にさえおちいります。
今なら言えます。
あれは、おかしい!!
子どもたちのための指導ではなく、完全に見ている人に対するパフォーマンスです。
我々はこんな規律のある子どもたちに育てていますよという。
何度も何度も、何時間も何時間も練習しますが、見ている方には違いがわかりません。
何のための苦労なのでしょう?
そう考えてもやはりおかしいですね。
軍隊教育の具体例②あいさつ指導
続いて2つ目は、あいさつ指導です。
みなさんは、子どもたちにどのようなあいさつ指導を行っていますか?
私は、学校における一般的なあいさつ指導は、TPOを無視した非実践的なものであるような気がしてなりません。
一般的な指導はこうではないですか?
①大きい声で
②いつでも、どこでも
③誰にでも
こんな感じですよね。
そう指導して、子どもたちが褒められる時は、これが実行されている時です。
しかし、実際は至近距離で大きな声。
さっきあいさつしたのにまたあいさつ。
相手の状況を考えずに、とにかくあいさつ。
この姿が褒められてしまっています。
しかし、実際には、相手の状況に合わせたあいさつを一番に指導すべきです。
体調悪い時や幼子を抱えている時など、大きな声であいさつをされては困る時もあります。
さっきあいさつしたのに、また同じあいさつをするのは現実的ではありません。
一番ひどい例は、あいさつ運動なるものです。
どの学校でも児童会や生徒会主催で行っているでしょうが、これはひどい。
校門の前に待ち構えて『おはようございます』という気合いの入ったあいさつのアーチの中をくぐり抜けて校内へ。
これ、通る方の気持ちを考えると、しんどくないですか?
あそこが通りづらくて学校に行きたくない子もいるのではありませんか?
恥ずかしいと感じる人も多いのではないでしょうか?
あいさつ運動に悪気がないこともよくわかります。
あいさつは、絶対に必要です。
よって学校での指導もあるべきです。
しかし、その指導が自己満に終始していないかは、子どもたちと共に考えていきたいですね。
軍隊教育の具体例③絶対的権力者
最後の3つ目は、絶対的権力者です。
自らの前で、子どもたちがビシッとしている、このことを追求して行った末に絶対的な権力者として君臨している教師、君臨を目指している教師はいないでしょうか?
そのような教師は、完全に勘違い教師です。
あなたの言っていることが正しいから子どもたちはビシッとしているのではなく、ただ単にあなたが怖いから、もっと言うと怒らせると面倒だから素直に従っているまでです。
見方によっては、実は子どもたちの手のひらで転がされちゃって気持ち良くなっている教師です。
なんか、かっこ悪くないですか?
でも、当の本人は自己陶酔です。
かっこいいって。
しかし、このように教師が絶対権力者として君臨し、体罰はもちろんのこと、「ドラえもん」の のび太のような「落ちこぼれ」は晒し者として、クラスメートの面前で容赦なく罵ってきました。
忘れ物をしたら廊下に立たせて授業を受けさせないという、ハラスメントもかつては認められていました。
そのような誤った指導に苦しみ、苦い思い出をもつ人も少なくないのではないでしょうか?
社会にはいろいろな人がおり、理不尽なことも多々ある、そういう意味では一定の意味がある、そのようにも言えるかもしれません。
でも、教師がわざわざそうある必要などありません。
そのようなことが当たり前のものとして育ってきた人たちが、社会でパワハラをするだろうし、逆にパワハラのようなひどい目にあっても我慢してしまうようになり、おかしな文化が根付いてしまうというのもあると思います。
軍隊の指揮者のような教師は決して褒められたものではありません。
以上、日本のヤバイ軍隊教育の具体例を3つ挙げさせていただきました。
最後に問題提起したいのは、
問題提起:日本の教育文化を見直しませんか?
”日本の教育文化を見直しませんか?”ということです。
誰もが、家庭はもちろん学校も、自分が育ってきたものが全てと考えがちです。
自分の育ってきたやり方を、次世代の子どもたちにも実践していきたいと考えがちです。
でも、これこそどうでしょう?
ちょっと進歩がなさすぎやしませんか?
時代は変わっているのに、教育は変わらない、これはあまりにも不自然です。
時代に合わせて変わるべきです。
それを大人が理解し、許容すべきです。
変わらないこと、それはすなわち退化であると理解すべきです。
軍隊教育の見直しのメリットはたくさんあります。
①無意味な指導を強制されない
②精神的余裕が生まれる
③不正が起きづらくなる
です。
軍隊教育の見直しのメリット①無意味な指導を強制されない
1つ目は”無意味な指導を強制されない”です。
賢い教師は気づいているはずです。
無意味な指導が無意味な指導であるということを。
しかし、先輩教師の手前、これまでのやり方だという手前、泣く泣く従って指導してきたのではないでしょうか?
また、子どもたちも同じです。
おかしいな、と思いつつもやはり泣く泣く、またはそれが正しいと信じて従ってきたのではないでしょうか?
きちんとこの軍隊教育が見直されれば、我慢しなくて良くなります。
無意味な指導が強制されなくなります。
軍隊教育の見直しのメリット②精神的余裕が生まれる
2つ目のメリットは”精神的余裕が生まれる”です。
無駄なリソースを無駄なものに割かなくて良くなります。
すると、これまで気にしていたものについて気にする必要がなくなるので、教師も子どもたちも精神的な余裕が生まれます。
その余裕をもっと有意義なものに使うことができるわけです。
今よりギスギスしなくなります。
軍隊教育の見直しのメリット③不正が起きづらくなる
3つ目のメリットは”不正が起きづらくなる”です。
軍隊教育のようなものが施される背景には、必ず歪んだパワーバランスが存在します。
そうしないと、成立しないとさえ考えられます。
学校でも同じことが起こります。歪んだパワーバランスから、体罰、パワハラ、最近ではセクハラ、脅し‥などの不正が起こります。
このようなものを教育現場から排除するには、歪んだ権威を排除しなければなりません。
逆に、排除することができれば、不正は起きづらくなるはずです。
以上で『【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!』についての話は終わります。
最後に決を取りたいと思います。
『今回の【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!に賛成という方は、いいねボタンやフォローボタン、メルマガ購読ボタンを!!』
『賛成多数につき、【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!を可決いたします』
まとめ
さて、今回は、『【実はヤバイ日本の教育の姿】軍隊教育の改革を!!』というお話をさせていただきました。
これまでの常識を疑うこと、これはどんな組織においても必要なことであると考えます。
これまでがそこそこうまく行っていると解釈すると、惰性でやり過ごすということになりかねません。
そして、マズイなって気づく時は、いつだって問題が大きくなってしまってからです。
子どもたちの1日1日は、その成長を支える大事な1日1日です。
今、目の前の子どもたちのことを考えると、思考停止している暇はありません。
正しいことを、堂々と正しいと言えるように、私はこうして外から援護射撃をさせていただきます。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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