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【教えて、のりそら先生】小4の壁 算数のつまづきに注意

学習・学校

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、小4の壁についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】小4の壁 算数のつまづきに注意

題して『【教えて、のりそら先生】小4の壁 算数のつまづきに注意』といった内容でお届けします。

教育界で耳にする言葉に「小4の壁」「10歳の壁」というものがあります。

小学4年生頃から学習内容が難しくなり、学力差が出てくるというものです。

特に算数に関しては苦手意識をもつ子が増えたり、好き嫌いがハッキリしたりしてくるとされます。

今回は、そんな聞きづてならない「小4の壁」について考えていきたいと思います。

今回このお話を聞くことで、小4の壁について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

全国学力・学習状況調査より

文部科学省が行った令和3年度の「全国学力・学習状況調査」から小学6年生の児童への質問に「算数の勉強は好きか」という設問では「当てはまる」が40.6%、「やや当てはまる」が27.2%という結果でした。

67.8%の児童が算数を「やや好き」以上であることが分かりました。

この数値を見ると、算数嫌いな子は意外と少ないといった感じです。

また、児童への質問で「国語の勉強は好きか」という質問に対し、「当てはまる」と答えた児童は22.9%、「やや当てはまる」が35.7%という結果になりました。

「国語の勉強はやや好き以上」という児童は58.6%で、算数よりも10%近く低い数値です。

しかし、「授業の内容はよく分かりますか」では国語では「当てはまる」「やや当てはまる」を合わせると84.3%になりました。

一方、算数は84.6%です。

このことを踏まえると「勉強は好き」と「分かる」が必ずしも一致するとは限らないことを意味しています。

算数は学年が上がるにつれて・・

中学3年生の「全国学力・学習状況調査」では「数学の勉強は好きか」に対し「当てはまる」は31.4%、「やや当てはまる」の回答は27.9%と小学生よりも減少しています。

授業の内容に関しても同様な傾向がみられており、学年が上がるにつれて算数や数学に苦手意識をもつ子が増えていることが分かります。

今は算数が好きでも、いつ算数が嫌いになるか分からない。

算数に苦手意識をもたないよう対策することが必要です。

「小数」や「図形の角度」と「面積」に注意

低学年の頃の足し算やひき算の基礎的な問題は、目で見れば数の変化が分かります。

もちろん、桁が大きくなれば頭で考える作業が増えますが計算自体が劇的に難しくなるものではありません。

けれど、小学4年生から本格的に学ぶ「小数」や「図形の角度」と「面積」は一目ですぐに分かる単元ではありません。

小数の考え方は分数と密接な関係がありますし、高学年で習う割合でも必須です。

また、図形は公式といった「ルール」を覚えた上で正しい答えを導き出さなければいけません。

先生の説明を聞いて何となく分かるものから、より自分の頭で考えを深めて問題を解く手段や方法を理解して問題を解く姿勢が求められます。

思考力が問われる単元が小学4年生を境に増えていくため、日頃から学校のテストを確認し「ちょっとこの単元は苦手そう」と感じたらすぐに復習をさせるなど「つまずき単元の傷を広げない」ようにしましょう。

子どもは「周りの子も出来ていなかったから」と安心して事の重大さに気がつかないこともあります。

親が客観的にみて「理解が甘い」と感じたらすぐに動き出すことが肝要です。

苦手意識を持たせないように気をつける

一度苦手意識をもってしまうと払拭するのは容易ではないので、子どもが算数に対して苦手意識を持ち始めたら要注意です。

基本的な計算問題を解かせて「分かった」という体験を重ねて自信をつけさせていきましょう。

家庭で算数の勉強に取り組ませる場合は、子どもが9割位解けそうなレベルからスタートすると良いでしょう。

いきなり難しいものを与えると、一気に自信を失ってしまいます。

確実に解けるものからスモールステップをし、算数力を鍛えるとともに「やればできる」という前向きな気持ちを子どもがもつことが大切です。

そして、一番気をつけなければいけないのが、親の必要以上の叱責です。

「なんでこんな問題も解けないの」

という一言で算数への自信をすっかり失ったり、算数嫌いの決定打になったりしてしまいます。

将来的な進路に直接関係してくる教科だけに、小学生時点で「算数のセンスがない」と思い込ませるような事態にならないようにしてください。

進路を広げる教科であることを教える

算数や数学がどのように社会に出て役に立つのかピンとこない子もいます。

自分の親が研究職や日頃から数字を扱う仕事をしていない限り、なかなか算数の大切さを感じられません。

しかし、算数や数学といった理系科目は科学技術の開発や進歩に大きく貢献しています。

そして、高校受験をはじめ入学試験では数学の出来不出来が合否に関わってきます。

さらに、高校進学後の進路に数学は大きく関係してくるため、小学校の時に算数嫌いになってしまうと大袈裟ではなく現実的な進路選択の幅が狭くなることを意味しています。

私立文系に狙いを定めていた子が、受験学年になって理系学部に興味を示して進路変更をしても、合格をつかみ取るにはかなりの努力が必要になります。

小学生だと「まだ先のこと」と思い、現実的なこととして受け止められないかもしれません。

また、算数で鍛えられる論理的思考力は社会に出てからも役立つスキルです。

他の教科も大切ですが、算数や数学の重要性を「単なる勉強だけではなく人生の選択肢を増やしてくれる教科」と話し、理解させていくことが大切だと考えます。

自信を失う前に

繰り返しになりますが、一度算数や数学嫌いになってしまうと、それを払拭するのは本当に容易ではありません。

それゆえ、切り口を変えたアプローチが必要と考える場合、学習塾等に通うことも選択肢の一つです。

学び方を変えたり、指導者が変わったりすることで、苦手を食い止め、わかる楽しさを感じることができる可能性もあります。

教育は、先行投資です。

勉強につまづいてしまったり、嫌いになってしまったりする前に、なるべく早くに手を打つことをお勧めします。

取り返しがつかなくなる前に、取り返すまでの労力を大きくしないために、策を考えましょう。

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】小4の壁 算数のつまづきに注意』というお話をさせていただきました。

「小4の壁」この壁に屈しないようにお子さんの様子をしばらく注視してあげて下さい。

そして、心配だな、そう思った時には何か策を講じてあげると良いと思います。

自信をなくし、あきらめ、算数嫌いになってしまう前に。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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