みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、学校教育の在り方についてお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】”学校教育をぶっ壊す(ディスラプトし再構築する)”
題して「【教えて、のりそら先生】”学校教育をぶっ壊す(ディスラプトし再構築する)”」といった内容でお届けします。
恐れながらタイトルをつけさせていただきましたが、最初に逃げます。
“学校教育をぶっ壊す(ディスラプトし再構築する)”は、ホリエモンこと堀江貴文さんのこの発言に端を発したゼロ高の取り組みについての言葉です。
いつもホリエモンは潔い。
私もホリエモンのように大きな声で、叫びたい気持ちをグッと堪えているような現状です。
言葉には強烈なインパクトがありますが、ホリエモンは、教育について真剣に考え、行動しています。
これについて何も考えない、動かないものがとやかくいう筋合いはないはずです。
ホリエモンの考え、ゼロ高の取り組みには、教育の本質をついている部分がたくさんあると思いますので、ここでザックリ紹介させていただきます。
今回このお話を聞くことで、教育の本質や教育の在り方について考えることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
“学校教育をぶっ壊す(ディスラプトし再構築する)”
先ほど述べたように、実業家であるホリエモンのこんな発言に端を発し、構想からわずか半年あまりで開校に至った『ゼロ高等学院』(以下、ゼロ高)。
「座学を目的とせず、行動を目的とする」をコンセプトに、「人生をかけて本当にやりたいことを見つける」ことを教育方針として掲げる学校です。
“ホリエモン主宰” と聞くだけで、普通とは一線を画している学校のような気がしてきますが……この『ゼロ高』、いったいどのようなものなのでしょうか?
開校したばかりの2018年10月28日に行なわれたイベントに登壇した、ゼロ高責任者・内藤賢治さんのお話から、ゼロ高に迫ります。
座学ではなく “実学” 重視
すでに高校を卒業している人は入学不可、まだ高校を卒業していない人だけが入学できるゼロ高は、神奈川県にある広域通信制高校「鹿島山北高等学校」と教育提携しています。
同校に同時入学という形になり、必要な単位と在籍年数をクリアすれば、高校卒業の資格を取得することも可能です。
学校顧問には、著書『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』で有名な坪田信貴さんや、元リクルートで東京都初の民間人校長を務めた藤原和博さん、講談社時代に『ドラゴン桜』などの編集を担当した佐渡島庸平さんといった、そうそうたるメンバーが名を連ねています。
これだけでもなんだかすごそうですが、このゼロ高が通常の高校と大きく違うのは、「勉強して知識を詰め込む」ことを第一目標にはしていないことです。
これについて、内藤さんは “選択肢” という言葉を用いて次のように説明しています。
「普通に生活していると、地元の高校に通って、自分の偏差値にそれなりに合った大学に行って、就職活動をして企業に勤めて——という道しかありません。だから逆に学生時代に、学校に通うことに意味を見出せなくなって学校に行けなくなると、途端に将来の選択肢が狭まってしまう。このことが原因で不幸になってしまうのを救いたいのです。」
学生時代というのは、人生が何十年と続くことを考えると、ほんの一瞬に過ぎません。
そのたった一瞬の期間のなかで少しつまずいてしまうだけで将来が不幸になってしまうという、既存の日本の教育制度ではどうしても起こりうる問題を変えていきたいのだと、内藤さんは言います。
「学校の先生や親御さんは、『とりあえず高校には行っておけ』『とりあえず大学には行っておけ』と言います。でも、将来何をやりたいのかまだわからない人は、その先にいったい何があるのかと戸惑ってしまうのです。」
ゼロ高の教育方針
ゼロ高のホームページには、教育方針として次のような記述があります。
座学を目的せず、行動を目的とする。それがゼロ高の教育方針です。
ゼロ高では、行動のための選択肢と環境を提供します。なぜなら、行動をすることによって、自分が本当にやりたいもの、人生をかけて関わりたいものが見つかるからです。
そのために、社会参画の場を多く用意します。
大切なことは自分でわかっていくしかない。それがゼロ高の教育方針です。
引用元:ゼロ高等学院HP
在学中は、堀江貴文氏が主宰する会員制コミュニケーションサロン『HIU(堀江貴文イノベーション大学校)』のプロジェクトにも参加可能で、第一線で活躍しているプロのもと、例えば寿司職人になるための技術を学んだり、宇宙ロケットの開発に携わったり、プログラミングスキルを学んだりもできます。
「将来の進路がまだはっきりとわからなかったとしても、まずはいろいろやってみようと。それがゼロ高です」
と内藤さんは話しています。
今の教育制度では “イノベーター” は輩出できない
ホリエモンの「学校教育をぶっ壊す」という発言から設立に至ったゼロ高。
いまの日本の教育制度のどこか良くないのでしょうか?
内藤さんは次のように述べています。
「“実務者” をつくるのであれば、これほど優れたシステムはありません。でも、イノベーターをつくるのには適していない。」
先人たちが築いてきた既存のやり方に倣う。
これが今の学校で教えられていることです。
だからこそ、これまでは “高校→大学→就職” という「レール通りの人生」でも良しとされてきました。
しかし、時代は変わり、終身雇用制度も崩れました。
定年まで同じ会社で働き続けることが必ずしも当たり前ではなくなった(そして、その必要もなくなった)ことに、今の若い世代も気づき始めています。
「ゼロ高をやっていて思うのは、『大きな家を建てる』とか『良い車に乗る』といったことを目指している生徒は少ないということと言います。
それよりも、『どれだけ人や社会に貢献できるか?』という部分に価値を見出している人のほうが多いんです。」
とも内藤さんは話されています。
子どもを甘くみてはいけませんね。
荒稼ぎする人材はつくりたくない
ゼロ高が輩出を目指す人材像について、内藤氏は次のように語ります。
「やたら荒稼ぎする人材を輩出するっていうのは、あまりおもしろくないと思っているんですよね(笑)。それよりは、地方創生や社会貢献の方面に関わってもらいたい。」
先述した通り、今の若い世代は、物やお金よりも「自分が何に貢献していけるか」に価値を見出したがる人が多くなってきているのだと言います。
「生徒には必ず『旗を立てろ』と言っています。『私はこれをやります』と宣言すると、必ず人は集まってくる。だから、まずは旗を立てろと。そうやって、いろいろな方面でおもしろいものを立ち上げてくれる生徒が増えればいいなと思っています」
とも内藤さんは話されています。
行きたくもない会社に行く。
納得感のない仕事をする。
そんな風に”何かをやらされながら生きる”ことが人生のゴールであってはならないと、内藤さんは指摘します。
「ゼロ高在学中に “やりたいこと” を見つけて、踏み出していってほしいですね。くすぶっている人が自分で何かしらの道を見つけて、挑戦していく。ゼロ高が目指しているのはそこです。そして、輝いているプロスポーツ選手を見て、子どもが『将来ああいうふうになりたい!』と憧れるように、ぜひゼロ高からも、お金儲けではなく地方創生や社会貢献の方面で名を上げるようなスターが出てきてほしい。そして『ゼロ高に行けばすごい人になれるんだ』というインパクトを、社会に与えていってほしいと思います。」
と内藤さんは締めくくっています。
開校から3年が経過し、ゼロ高がさらにどう学校教育を壊していくのか、今後も目が離せません。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】”学校教育をぶっ壊す(ディスラプトし再構築する)”」というお話をさせていただきました。
今回は、ホリエモンの言葉を借りてゼロ高の取り組みについてゼロ高責任者である内藤さんのお話を中心に紹介させていただきました。
3年前のお話になりますが、今も必要なことが詰まっているように感じています。
ホリエモンは、ものすごく勉強されていることは、ご存知の方はご存知だと思います。
それだけに、教育についても確信をついている部分が多く感じています。
恐れ多いですが、私もかなり共感する部分が多いです。
”こうあるべきだ”
を実践するゼロ高の取り組みのように、我々NEXTAGE SCHOOLも誇りをもってこれからも運営して参りたいと思います。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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