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【教えて、のりそら先生】もう脱すべき 「教師が教える授業」

学習・学校

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、学校の授業についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】もう脱すべき 「教師が教える授業」

題して『【教えて、のりそら先生】もう脱すべき 「教師が教える授業」』といった内容でお届けします。

2021年春、GIGAスクール構想により、日本中の公立の小・中学校の子どもたちにデジタル端末が配布されました。

多くの学校現場では、初年度は「まずは使ってみる」など、文字どおり“走りながら”ICTの活用を進めてきました。

1年経った今、あらためて立ち止まり、「デジタルの学び」について考える機会が必要な時期にきていると思います。

一緒に考えてみませんか?

今回このお話を聞くことで、学校の授業について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

専門家のご意見

①“教師が教える授業”から“子どもたちが学び取る授業”へ

ICTと学力の関連性について、興味深いデータがあります。

OECD(経済協力開発機構)が12年に調査した結果によると、「ICT機器をOECD平均よりも使っていない学校のほうが、よい成績を上げている」ということが明らかになったのです。

また、OECDの教育・スキル局長アンドレアス・シュライヒャー氏は、「私たちが断片化した方法で学校にテクノロジーを導入し続ける限り、テクノロジーの可能性を実感できない」と提言しています(出所:『教育のワールドクラス 21世紀の学校システムをつくる』アンドレアス・シュライヒャー著 明石書店)。

GIGAスクール構想のアンチテーゼとも受け取られかねないこれらの事実を、どう解釈すればよいのでしょうか?

「日本でこれまでよく行われてきた授業のスタイルは、『教える教員→教わる子ども』と、いわば一方通行の“教師が教える授業”でした。教員が黒板に書いて説明し、質問を伝え、手を挙げた子だけが答えて授業が進んでいく。このような従来どおりの授業スタイルの中にICTを取り入れたとしても、端末は『単に検索する』『単に清書する』ためだけの=“断片的”にしか使われず、教育効果は上がらないでしょう」

デジタル社会を生きる子どもたちが大人になったとき、「ICTを適切に、誰かの役に立つように使えるよう育てていく必要があります」と専門家の方は言います。

「 “教師が教える授業”もある程度は必要ですが、“子どもたちが自ら気づき、学び取る授業”に拡張していくことが大切です。教師が『今日のめあては○○です』と指し示す授業から脱却し、一人ひとりが『なぜだろう』『調べてみたいな』『どうしたら解決できるんだろう』など、“子ども主体”でめあてが設定できるよう導入を工夫し、友達や先生と対話を繰り返しながら課題を解決していく。そして、『自分は何を学んだのか』『学び方はどうだったのか』を振り返る。『めあて』と『対話』と『振り返り』を重視した授業において初めて、ICT端末は、課題を発見したり、情報を収集したり、効果的に表現したりなど“学習に必要な道具”として存在し、子どもたちが主体的に学ぶ力が育まれていくのです」と。

③学校から保護者へ情報発信を、保護者も学ぶ姿勢が大切

情報の集積と共有、協働学習のしやすさなど、たくさんのよい点がある反面、間違った情報を信じたり、データを加工できるため真実と異なるものを作ってしまったりなどの“危うさ”も併せ持つICT。

GIGAスクール構想がスタートしICT端末を使い始めたものの、子どもたちが親に隠れて動画を見たり、友達にいたずらメールを送ったりするなどのトラブルが発生し、その対応に悩む学校も少なくありません。

「端末の使い方に関しては、ここ数年間はこのような混乱は続くでしょう。ただ、『トラブルを起こしたから端末を使わせない』という発想のままでは、問題は何も解決しません」と、専門家の方は言います。

「これまで日本の子どもたちにとって、タブレットやスマホなどのICT端末は、“学習の道具”という位置づけがされず、主にゲームやチャットを楽しむための“おもちゃ”でした。だからこそ、小学生のうちから可能な範囲で端末に触れ、『こういうふうに使うと役に立ったり喜ばれたりする』『こういうふうに使うと人に迷惑をかける』など、さまざまな経験を重ねながら “学習の道具”としての使い方を少しずつ身に付けていくことが必要です」

そのためには、学校から保護者へICT教育の授業実践など情報発信を行い、保護者も一緒にICT端末の使い方を学ぶ姿勢が大切だと言います。

「『ICT端末はオンライン授業(遠隔授業)のために導入された』と思っている保護者がいまだに多く、その本来の目的が正しく伝わっていないのが現状です。学校と保護者が歩み寄り、ICT教育で目指す未来の子どもの姿について共有し、望ましい端末の使い方を一緒に考えていくことが必要です。保護者はICTと向き合う子どもの姿を見守りながら、自身も社会人として学び直しをする感覚で、ICTを使ったこれからの生き方を考える機会にしてほしいと思います。

②教師自身も「学び手」として成長していく

専門家の方はさらに続けます。

「教師は、ICTの達人である必要はありません。教師はいろいろな知識を蓄えていますが、ことICTに関しては、子どものほうが優れていることがたくさんあります。教師自身もICTを生かしながら、子どもたちと一緒に“学び手”として成長していくことが大切です。子どもたちがICTを活用して表現したことや考えたことに対して、教師自身が『すごいね』『面白いね』などと素直に思える感性を持ち、子どもたち一人ひとりのよさを引き出していく。そうすると、自分自身も楽しいし、幸せな気持ちになれるものです。子どもはそんな先生の姿を見て、真の意味で“自律した学習者”として成長していくのではないでしょうか」

と。

GIGAスクール構想の達成度

子どもたちの様子からうかがうに、各学校におけるGIGAスクール構想の真の実現にはまだ遠い状態にあるように考えます。

“自律した学習者”を育てるためのものとして、”個別最適化”した学習を実現するためのものとしての活用にはまだまだ至っていないようです。

GIGAスクール構想の実現によって、学校における教師の役割は大きく変わることと予想します。

子どもたちに一斉指導をするのではなく、個々のパソコンやタブレットを通した学びをサポートする、コーディネートするような役割にです。

時代の変化に合わせて、教師もこれまでの価値観や概念を変える時だと考えます。

一緒に考えていきましょう!!

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】もう脱すべき 「教師が教える授業」』というお話をさせていただきました。

手前味噌であり、自負ですが、我らがNEXTAGE SCHOOLは、GIGAスクール構想を完全に実施していると自負しています。

子どもたちも、保護者の方々も、これまでの概念を変えてもらって受け入れさせていただいています。

未知なるものだけに懐疑的な面もあるかもしれません。

しかし、これからはこうなるという姿がここにあります。

子どもたちが徐々に変わっていっています。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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