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【教えて、のりそら先生】「こども政策の推進に係る有識者会議」

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、政府の進める子供政策の方向性についてお話させていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生】「こども政策の推進に係る有識者会議」

題して「【【教えて、のりそら先生】「こども政策の推進に係る有識者会議」」といった内容でお届けします。

2021年9月から5回にわたって会合を開き、当事者や子供・若者らのヒアリング等を踏まえて審議してきた機関があります。

その機関が今後の子供政策の基本理念や政策の柱を報告書に取りまとめ、11月29日に同会議の清家篤座長が岸田首相に手渡しました。

今回このお話を聞くことで、我が国の今後の子供政策の方向性について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

どうぞお付き合いください。

「こども政策の推進に係る有識者会議」

調べてみると、「こども政策の推進に係る有識者会議」とは以下のようなものです。

1.趣旨
「経済財政運営と改革の基本方針 2021」(令和3年6月 18 日閣議決定)に基づき、子供を産み育てやすい環境の整備を加速化するとともに、子供の命や安全を守る施策を強化し、子供の視点に立って、子供を巡るさまざまな課題に適切に対応するためのこども政策の方向性について検討を行うため、こども政策の推進に係る有識者会議(以下「会議」という。)を開催する。
2.構成
(1)会議は、内閣官房長官の下に開催する。
(2)会議の構成は、別紙のとおりとする。
(3)会議は、必要に応じ、関係者の出席を求めることができる。

引用:こども政策の推進に係る有識者会議の開催について(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_yushiki/pdf/konkyo.pdf

別紙

[構成員]
秋田喜代美 学習院大学教授
荒瀬 克己 独立行政法人教職員支援機構理事長
古賀 正義 中央大学大学院教授
佐藤 博樹 中央大学大学院教授
清家 篤 日本私立学校振興・共済事業団理事長
慶應義塾学事顧問
宮本みち子 放送大学名誉教授・千葉大学名誉教授
[臨時構成員]
青木康太朗 國學院大學准教授、独立行政法人青少年教育振興機構客員研究員
川瀬 信一 一般社団法人子どもの声からはじめよう代表理事
北川 聡子 社会福祉法人麦の子会理事長・総合施設長
櫻井 彩乃 Torch for Girls 代表、#男女共同参画ってなんですか代表
菅野 祐太 認定 NPO 法人カタリバ、大槌町教育専門官
谷口 仁史 認定 NPO 法人スチューデント・サポート・フェイス代表理事
辻 由起子 大阪府子ども家庭サポーター、社会福祉士
土肥 潤也 NPO 法人わかもののまち事務局長
中島かおり NPO 法人ピッコラーレ代表理事
中室 牧子 慶應義塾大学教授
堀江 敦子 スリール株式会社代表取締役
前田 晃平 認定 NPO 法人フローレンス 代表室長
松田 妙子 NPO 法人せたがや子育てネット代表理事
山口 有紗 子どもの虐待防止センター、小児科専門医・小児精神神経学会認定医
山口慎太郎 東京大学大学院教授
吉村 隆之 鹿児島大学准教授、鹿児島県スクールカウンセラー
李 炯植 NPO 法人 Learning for All 代表理事
渡邉 正樹 東京学芸大学教職大学院教授

引用:こども政策の推進に係る有識者会議の開催について(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_yushiki/pdf/konkyo.pdf

子供政策の基本理念

ここで示された今後の子供政策の基本理念は、次の6点です。

  • 「子供の視点、子育て当事者の視点に立った政策立案」
  • 「すべての子供の健やかな成長、Well-being(幸せな状態)の向上」
  • 「誰1人取り残さず、抜け落ちることのない支援」
  • 「子供や家庭が抱えるさまざまな複合する課題に対し、制度や組織による縦割りの壁、年度の壁、年齢の壁を克服した切れ目ない包括的な支援」
  • 「待ちの支援から、予防的な関わりを強化するとともに、必要な子供・家庭に支援が確実に届くようプッシュ型支援、アウトリーチ型支援に転換」
  • 「データ・統計を活用したエビデンスに基づく政策立案、PDCAサイクル(評価・改善)」

この6点です。

どれもとても大切なことのように思います。

今後、取り組むべき子供政策の柱

さらに、今後、取り組むべき子供政策の柱には、

  • 「結婚・妊娠・出産・子育てに夢や希望を感じられる社会を目指す」
  • 「すべての子供に、健やかで安全・安心に成長できる環境を提供する」
  • 「成育環境にかかわらず、誰1人取り残すことなく健やかな成長を保障する」

の3つを掲げ、具体的な政策について提言を整理しています。

「こども基本法(仮称)」の制定

政策を進めるにあたって共通の基盤となるものとして「こども基本法(仮称)」の制定をあげ、子供に関する政策の企画立案過程で子供の意見を聴取し、発達段階に応じ反映する仕組みを提言しています。

子供の視点に立って、子供に関する政策を監視・評価し、関係省庁に必要な勧告を行うことができる機能を検討することも求めています。

個々の子供・家庭の状況や支援内容等に関する教育・保健・福祉等の情報を分野横断的に把握できるデータベースの構築にも言及しています。

情報を分析し、支援の必要な子供や家庭のSOSを待つことなく、能動的なプッシュ型支援を届けることができる取組みの推進を提言しています。

この他にも、子育てや教育に関する経済的負担の軽減、保育・教育現場で小児性犯罪歴のある者の就労を防ぎ子供を性犯罪被害から守るための日本版DBSの早期導入に向けた検討、ヤングケアラーやいじめ・不登校・自殺対策等も盛り込んでいるということです。

内容が実に多岐に渡っています。

どれも必要なことであることは言うまでもありません。

「こども政策の推進に係る有識者会議」における今回の提言を中心に今後の子供政策が進んでいくと思われます。

どの項目の実現に際しても、関係各位の連携が不可欠で、そこが損なわれることによって”絵に描いた餅に”終わらず、実効性のあるものとなっていくことを願っています。

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】「こども政策の推進に係る有識者会議」」というお話をさせていただきました。

子どもを取り巻く環境の整備には十分な状態はないように思います。

数年前には無かったような課題が、数年後には起こっているような実態です。

よって、スピーディーさや的確さが求められます。

難しいものではありますが、子どもたちのために、ひいては日本の繁栄のために、飽くなき挑戦をしていく必要がある部分だと思います。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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