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【教えて、のりそら先生】開成が力説する「家でこれだけはやらせてほしい」こととは?

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、家庭教育についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】開成が力説する「家でこれだけはやらせてほしい」こととは?

題して『【教えて、のりそら先生】開成が力説する「家でこれだけはやらせてほしい」こととは?』といった内容でお届けします。

偏差値が高い学校として言わずと知れた開成。

その学力最上位を誇る開成の校長先生が意外とも思われるお話をされていました。

今後を見越したとても良い内容でしたので、ご紹介させていただきたいと思います。

今回このお話を聞くことで、家庭教育について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

学校行事(運動会、文化祭、修学旅行等)に全身全霊をかける  

校長先生は以下のように話しています。

開成高校は41年間、東大合格者数で全国トップですが、私は本校の本当のよさは、生徒の個性と自主性を重んじる校風にあると思っています。  

たとえば運動会、文化祭から修学旅行に至るまで、学校行事は基本的に生徒たちが自主的に、自由に運営しています。  

運動会は中1から高3までが縦割りで8色の組に分かれ、各学年の団体競技中心で行いますが、競技指導や応援(応援歌の作曲、応援席の壁絵制作も)は高3、運動会準備委員会の実務(会場設営、競技用具の作成、衛生・救護など)は高2中心と、役割分担をして大会を運営していきます。

運動会を終えた直後から次の高3学年が各クラスで1年かけて侃々諤々(かんかんがくがく)と議論している姿は、私が在学していた頃と少しも変わりません。

こういう校風を継承してくれていることを嬉しく思うと同時に、こうした議論や活動が協調性、リーダーシップなどのソーシャルスキルを学ぶ、とてもいい機会になっていると感じています。  

ちなみに私は、高1の秋から高2の春まで修学旅行委員を務め、九州という行き先は決まっていましたが、1週間の宿泊先、旅程などをすべて決めました。

また同じ時期に、運動会準備委員会議長を担い、上級生からの厳しい批判を浴びる経験もしました。  

こうした活動に責任を持って向き合い試行錯誤する中で、仲間のことも深く知り、互いの個性や才能が磨かれていくのです。

引用:PRESIDENT ONLINE(https://president.jp/articles/-/56350

「家庭で家事を」開成の校長が生徒と親に言う理由

一方で、開成の生徒は、どうしても似た家庭環境の出身で、同じような大学に進んでいく。

多様性が少ないという側面があります。  

そこで私は、海外大学への直接進学や大学進学後の海外留学を生徒たちに強く勧めています。

一歩、海外に出ると、いきなり自分がマイノリティーになります。

言語も文化もまったく異なる環境に身を置くことで、多様性とは何かということが、一番よく理解できます。  

そのときのために、家庭でぜひやらせてほしいのが、「家事」です。

海外で1人暮らしをするなら、家事はすべて自分で行わなければならない。

家事は大人として必須のスキルです。  

まずは料理。

海外で誰も自分のことを知らない、守ってくれる親もいない環境では、心身ともに健康でなければあっという間にくじけてしまう。

掃除もしかり。

清潔な空間を保つことで、気持ちの健全性が維持できます。

家事を自分でするようになれば、親の立場になってものを考えることもできるようになります。  

大人のスキルとしての家事全般は、一朝一夕で身に付くものではありません。

小学生のうちから、どんどんお手伝いをさせてほしいと思います。  

よく言われることですが、料理や掃除は、科学実験やプログラミング的思考を育む大事な体験です。

結果を見通しながらプロセスを考え、次の手順のために優先すべきことは何かを常に思考する必要がありますからね。  

家事に限らず、小学生時代には、いろいろな体験をしてほしいと思います。

まずは大好きなことを見つけてほしい。

興味のあることを一つでいいから見つけてほしい。  

開成の生徒には、様々な個性や才能のある子が多いですが、受験勉強だけしてきた子は、のびのびと飛躍できないケースが少なくありません。

「勉強はできるけど、ほかには何もない」という子は、仲間づくりにも苦労します。  

ですから、小学生時代はいろいろな物事に興味を持ってほしい。

好奇心を持って何かを調べることは楽しいことですし、本を読んだり勉強をしたりすることも苦ではなくなります。

趣味でもいいし、歴史でも自然現象でもいい。

いろいろなことに興味を持って、自分なりの考えを持って、その考えを友人や親、教師にぶつけてきてほしい。  

親御さんには、そんなお子さんを応援してやってほしいですね。

たとえ受験期であっても「今は勉強優先」ではなく、興味関心を最優先させてやってください。

引用:PRESIDENT ONLINE(https://president.jp/articles/-/56350

心で聞いてほしい

小学校を大きく改革した大空小学校校長先生も、今回の開成の校長先生も、お話しされていることに大きな共通点があります。

それは、

”きちんと未来を描いていること”

です。

子どもたちの未来はきっとこうなるであろう。

それゆえ求められる力はこうで、そのためにはこうして、ああして。

と言った具合に、きちんと近い将来も先の将来も見据えて教育を行おうとしているところです。

教育の行く先、目指す先はそこにしか答えがないんですね。

それに対する両者のお答えは、『もっと、もっと勉強させなければ危うい』といったものではありません。

今回で言えば、”家事をさせる”

”いろいろな体験をしてほしい”

”小学生時代はいろいろな物事に興味を持ってほしい”

”学校行事に主体的に参加してほしい”

そういった類いのものです。

教育の本質を考えている人たちは、一様にこのようなお話をされています。

”いい高校、いい大学に入るべくとにかく勉強させて偏差値を上げる”

こんな風に言っているのは、一部の学習塾や予備校、そしてこれまた一部の学校の先生くらいなもんです。

ところが現状として大衆が信じているのは、後者です。

これが厄介なところです。

保護者がお子さんをどう導くかによってお子さんの考えはつくられていきます。

保護者の方が、”いろいろな体験をしてほしい” と思って導いていかねば、なかなか自ら体験の場に足を運んでいくことはできません。

開成の生徒には、様々な個性や才能のある子が多いですが、受験勉強だけしてきた子は、のびのびと飛躍できないケースが少なくありません。

印象深い話でした。

そう、”のびのびと飛躍する子”を私たちは育てるべきです。

いい大学を出たけれど、家事も人とのコミュニケーションも、思いやりの心も持っていないようでは、いい職業人にはなれず、ひいては幸せな人生を歩めません。

”とにかく勉強して偏差値を上げて、いい高校に出て、いい大学に入り、いい企業に就職すれば一生安泰”

この幻想を幻想だと理解するまでいつまでかかりますか?

識者の話を一度きちんと心で聞き、実際の世の中と照らし合わせて、子育てについてきちんと考える必要があると思います。

過去の成功法則は、過去のものです。

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】開成が力説する「家でこれだけはやらせてほしい」こととは?』というお話をさせていただきました。

お子さんの将来を漠然と思い描くのではなく、可能な限りの情報からなるべく鮮明に描く努力が必要ではないかと思います。

それには、現状社会がどのようになっているかをきちんと捉える必要があります。

富士通の「3000人早期退職」から何を思いますか?

子どもたちに本当につけるべき力とは何なのか?

それは、”予測不能な社会でたくましく生きていく力”です。

具体的には、”自己決定力”と”課題解決力”です。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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