みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、中学受験について考えたいと思います。
本日の内容:【完結編】娘の中学受験、終わる
今回は、『【完結編】娘の中学受験、終わる』というテーマでお話をしていこうと思います。
今回のお話では、中学受験に興味のある方、現在中学受験を頑張っている方、中学受験を頑張る子をもつ保護者の方、そういった方向けにお話をしています。
この話を聞くことで、中学受験をする子をもつある親の気持ちがわかるようになります。
では、早速本題に入っていきたいと思いますが、その前に、私の日々の活動では、 教員歴18年、小中特別支援学校と義務教育の全校種での教員経験を生かして、教育に関わるテーマを毎日1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
また、その延長線上に、『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。
今回の話を聞いて、少しでも勉強になったとか、また一緒に考えたいと思っていただけた方は、これまでの内容もご覧いただけると嬉しいです。
という感じで本題に入っていきますが、中学受験、どうですか?
中学受験をがんばっている子、がんばる子をもつ保護者の方、現在はどんな状況でしょうか?
我が家の状況としては、娘の中学受験の全てが終わりました。
結果からまずご報告させていただきます。結果は、
結果:第一志望合格
第一志望合格。
という結果をいただく事ができました。
受験日から合格発表まで1週間の時間があったのですが、この間本当に気が気じゃない時間を過ごしました。
自分のことならまだ落ち着いていられたのかもしれませんが、娘のこととなると、入試当日の様子を全て見ることができないこともあり、心配でした。
結果は、インターネットで確認をしたのですが、本当にドキドキが止まりませんでした。
心臓が飛び出そうな時間を過ごしましたが、今は、とても安心した状態でいます。
今回は、娘と共に経験した中学受験を振り返りたいと思います。
それがどなたかのお役に立ったら幸いですが、個人の記録のような気持ちで残してみたいと思います。
【中学受験】EPISODE① 受験したい
全ては、娘のこんな一言から始まりました。
『パパ、私、受験したい』。
娘には、大切な思い出があります。
娘は小1~小3まで、海外の日本人学校で学びました。
それは、私の仕事の都合でです。
その日本人学校での学びが娘にとっては忘れられないものであったというのです。
具体的には、通っている子どもたちが意欲に満ち溢れていたと言います。
授業中には、周りに遠慮することなく、たくさんの手が挙がり、何か代表を決めるような時にもたくさんの手が挙がる。
意欲的に物事に取り組むことこそが是、という環境にありました。
彼女にとって小学校生活はそういうものだと思っていたのですが、日本に戻ってみると、様子が違ったそうです。
これまでと同じように取り組もうとすると、浮いてしまう。
しばらくは自分らしく振る舞ったそうですが、転校生ということもあって、周囲の気に触ったようなこともあったみたいで。
しまいには仲間外れにされるようなこともあったようです。
同じ”学校”なのに、何で…?そんな気持ちでいっぱいだったそうです。
以来、娘には、『もう一度あの日本人学校の時のような学校生活を…』そんな気持ちを強く抱くようになったそうです。
【中学受験】EPISODE② パパは反対だ
娘の決意を聞いて、父親である私は、反対しました。
私たちが住んでいる地域は、田舎です。
公立の中学校以外では、県内に私立は5、6校、公立の中高一貫校が3校といったような状況で、決してまだまだ中学受験は一般的ではありません。
多くの子が地元の中学校に通います。
だから、というわけではありませんが、我が娘も地元の公立中学に進学するものだと考えていました。
だから、受験は”寝耳に水”に近い状態でした。
何より、万が一なのかどれくらいの確率なのかはわかりませんが、”落ちてしまった”時の事を考えると、気の毒で気の毒で。
わざわざまだ本当に必要な時期ではないのに”落ちる”可能性のある中学受験に自ら挑み、仮に落ちてしまって自分を否定したり、自分に自信をなくしたりするような事になって欲しくない、そういった気持ちの方が親として強くありました。
”落ちる”という可能性がある以上、心配だから反対だ!というのが私の考えでした。
しばらくは、娘の本気度を測る時間が流れました。
最終的には、受験をする事を認めることになったわけですが、それには条件をつけました。
”落ちても絶対に自信を失わないこと!”これだけは約束しました。
【中学受験】EPISODE③ 娘の取り組み
先ほどまでの話が娘が5年生の2月頃の話です。
そして、3月から塾に通うことになりました。
県内では比較的大手の個別指導塾で生徒2に対して先生1の指導形態です。毎週1回、90分というものでした。
塾では、参考書をもとに受験対策の勉強をしていました。
毎回宿題が出るので、週1回の塾の日以外は、その塾の宿題をやるというのが娘の受験勉強スタイルでした。
しばらくは、それで放置していましたが、間にコロナの緊急事態宣言が入り、学校が休校に。
そして、塾もリモート授業となりました。
自分の時間がかなり増えたにもかかわらず、その時間の使い道は受験勉強には向かうことはありませんでした。
この辺りで、一度家族会議です。議題『本気で受験すると言っているのか?』です。
娘は、塾に行き、塾の宿題をやることで周りの友達よりは努力しているから、本気だというニュアンスの発言をします。
親は、それでは本気とは言えない、と。
あらためて、受験に際しての約束”落ちても絶対に自信を失わないこと!”この意味を考えさせる機会としました。
一生懸命にやらなければ、自信にはつながらないという事を娘には理解して欲しかったのです。
こういったやりとりを折りに触れて、といっても2、3度繰り返して、徐々に意識が高まってきたように思います。
そして、さらに意識を高めたのが、
【中学受験】EPISODE④ 勉強場所を変える
勉強場所を変える、という取り組みです。
ある時から、土日は私と一緒に午前中地元の図書館に行って勉強をするようにしました。
すると、静かな環境に加え、他にも勉強をする子の姿があるため、緊張感もあり、集中力も保て、長時間の勉強が難なくできるようになりました。
これは、一つ大きな殻を破った瞬間だったように思います。
受験生としての自覚、勉強を頑張る自分に対する自己肯定感の高まり、そのようなものを感じました。
しばらくすると、再びコロナの流行の兆しにより図書館が利用できなくなってしまったので、そんな時には一緒にファミレスで勉強することもありました。
私は、私のやるべき事を黙々とやり、娘もまた自分のやるべき事を黙々とやる。
この時間は今振り返ってみると、非常に貴重な時間でした。
娘と共に頑張っている感じがとても心地よかったです。
【中学受験】EPISODE⑤ 私立受験
話すのがだいぶ遅くなってしまいましたが、娘の第一志望は、公立の中高一貫校です。
その前に、私立を受験するかどうか考える機会がありました。
第一志望の学校は、住んでいる市外なのに対し、私立校は市内に2校あります。
そのうちの1校を受験するか、どうか。
当然私立なので、お金は公立に比べかかります。
そういったことも含め、全て娘にも伝えますし、わかるようにうした上で一緒に考えるようにしました。
ある時点までは、話し合いの末に私立の受験はしないことに決めていました。
しかし、娘が模擬テストの結果で思わぬ成果を上げて帰ってきた時があり、その流れで絶対に失敗したくないから、(言葉は悪いですが)模擬試験のつもりで私立の受験をさせてほしいと言ってきました。
自分なりに努力し、結果が出てきている事を喜ぶ娘の姿を前に反対する理由が浮かびませんでした。
実際に私立の中学校に行くかどうかは別として、受験はすることに決まりました。
受験の様子は、以前の内容をご覧ください。
親がバタバタしていた初受験でした。
【中学受験】EPISODE⑥ いざ本命
幸いなことに、私立の学校に合格することができ、ますます娘は自信を深めていった様子でした。
このあたりになると、結果がついてくるようになってきているものだから、どんどんどんどん自信を深めていっていた様に感じられました。
第一志望校の受験に際しては、『志願理由書』『PP(パーソナルプレゼンテーション)事前課題』など事前準備として大切なことがありました。
そのどれもに抜け目なく、全力を尽くし、いざ本番!!
この日は娘の大一番の日。
と同時に、娘が受験から解放される日。
とても大切な1日でした。
受験を終えて帰ってきた娘の姿がとても満足そうだったので安心したのを鮮明に覚えています。
娘の受験が終わりました。
そして、おかげさまで、無事に第一志望の学校に合格することができました。
まとめ
さて、今回は、『娘の中学受験、終わる』というテーマでお話させていただきました。
こうして中学受験を振り返ってみると、受験していなかったら経験できなかった様な日常があったことは間違いありません。
受験そのものが良いものなのか、そうでないのかは正直わかりません。
しかし、当然のことですが、娘の希望が叶ったことはとても嬉しく思います。
今回、しなくてもいい挫折を味わせたくなくて、反対したこともありました。
自分で選んで掴み取った新たな環境においては、いっぱい失敗も、挫折もあることだろうと思います。
そんな時には、まさに今の『初心を忘るるべからず』で乗り越えていってほしいと思います。
中学受験では、人生は決まりません。
まだまだこれからだよ。
頑張れ、頑張れ!!
のりそらからは以上です!!
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