みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、学力についてお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】NEXTAGE SCHOOLが考える 『学力』
題して『【教えて、のりそら先生】NEXTAGE SCHOOLが考える 『学力』』といった内容でお届けします。
今回は、みなさんと一緒に『学力』について考えていきたいと思います。
早速質問です。
『学力とは何でしょうか?』
お答えに困った方、一緒に考えていく中で、ご自身の『学力』について考えを深めていきませんか?
今回このお話を聞くことで、学力について考える事ができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
質問:どれを本当の学力と呼びますか?
- 目の前のテストにおける成果
- 学校の勉強ができる力
- どんな試験、課題においても通ずる能力
さあ、どれでしょう?
ある答えに誘導しているような意地悪な質問かもしれません。
それぞれの質問に対する考えはこうです。
1.目の前のテストにおける成果
”目の前のテストにおける成果”
他と比較し、冷静に考えると、これこそが学力の真髄とはなかなか言い難いことがわかると思います。
ただ、目の前のテストの成果を上げる方法は実はそんなに難しいものではありません。
独自のノウハウと称して、これまでの試験の傾向を解析し、それに対応した教え込みを行うなどはそれに当たるでしょう。
では、ここでの問題点は何でしょうか?
それは、ノウハウがなければ途端に成績が落ち、教え込んでもらわなければ途端に成績が落ちてしまうことです。
加えて、このようにして得た知識は”短期記憶”なので、時間が経つとすぐに忘れてしまいます。
非常に依存度が高い学力と言えます。
2.学校の勉強ができる力
続いては、”学校の勉強ができる力”についてです。
”学校の勉強ができる”本人にとっても、保護者の方にとっても満足度が高いものではないでしょうか?
”学校の勉強ができる”ことには大事な一定の価値があると思います。
例えば、その子が先生の(人の)話をよく聞き、物事を理解する能力があるゆえ、”学校の勉強ができる”のだとしたらそれは『学力』と言えるのではないでしょうか?
または、その子がきちんと理解するために問題集等を粘り強く解き、理解しようと努力ができるゆえ、”学校の勉強ができる”としたらそれも『学力』と言えるでしょう。
”学校の勉強ができる”子には、それなりの根拠があるはずです。
3.どんな試験、課題においても通ずる能力
最後は、”どんな試験、課題においても通ずる能力”です。
どう考えてもこれが望ましいとお考えになるでしょう。
では、お子さんにそのような能力が付くような学習の機会を与えているでしょうか?
私の肌感覚では、”1.目の前のテストにおける成果”を求め、そのような学習の場に多くの方々がお子さんをお預けになっているように思います。
つまり、目の前のテストに、少し先の受験に目が向きすぎている感が否めません。
もちろん、それらにおいて結果を出し、自信を深めていくことは悪いことではありません。
問題があるとしたら、どのようにして結果を出しているかです。
結果の出し方が、先ほど述べたように誰かやノウハウに依存しているようでは、本当の『学力』とは言い難いと考えます。
では、”どんな試験、課題においても通ずる能力”とは何か?
私の考えとしては、
1.自分という人間の特性を知り
2.その特性を生かしたり、抑える工夫をしたりし
3.自分に最適と思われる学習方法で
4.努力をし
5.結果を受けて学習方法を再構築し
6.さらなる高みを目指し、より最適な方法で学ぶ力
を『学力』というと考えます。
『学力』という言葉の意味の違い
『学力』という言葉は、その言葉単体では漠然としたものです。
それゆえ、言葉を補いながら定義するのが一般的です。
例えば、
『学ぶ力』『学んだ力』『学ばされた力』『学んで身についた力』『学びに向かう力』『学び方を身に付け、何事に対しても応用できる本質的な力』・・といった具合です。
どう考えても、『学び方を身に付け、何事に対しても応用できる本質的な力』を答えとしたい感が伝わっていると思いますが、その通りです。
『学び方を身に付け、何事に対しても応用できる本質的な力』
では、『学び方を身に付け、何事に対しても応用できる本質的な力』とは何でしょうか?
- 自己理解力
- セルフコントロール力
- 時間管理力(自己管理力)
- 計画実行力
- 努力
- 情報収集力
- 情報編集力
- 想像力、創造力
- トライ アンド エラー力
などがそれにあたります。
どれも人生においてとても大切な力です。
学生時代に、これらを身に付けずに依存度の高い短期記憶力を高めることに終始していたら、社会で通用する大人にはなれません。
どこかできちんと身に付けようとしなければ、身につくものではありません。
私たちNEXTAGE SCHOOLは、これらの力を付けることを狙っていますが、スポーツをはじめとする違うアプローチにおいても、『学び方を身に付け、何事に対しても応用できる本質的な力』の要素は身に付けることができます。
『卵が先か?鶏が先か?』
正直、依存度の高い短期記憶力を高めることに終始している学習塾等は多いです。
偏差値の高い進学先こそが全てだと言わんばかりに『◯◯高校◯名合格』と高らかに掲げていますよね、多くの塾が。
その◯◯高校に進学すれば、未来が約束されているのでしょうか?
答えは、Noですよね。
高校では正直人生の何も決まりません。
大学もそうです。
就職したら・・それもまた違います。
結局のところ、進学先に輝かしい未来が待っているのではなく、待っているのは”環境”です。
進学実績の高い高校に進学すれば、進学に向けての雰囲気のある環境を得ることはできるでしょう。
それでも全ては自分次第です。
これだけ時代が変化しても、まだ学力偏重な指導が至る所でなされています。
それは、学校や塾がそう導いているからなのか?
それとも、子どもたち、いや保護者のニーズがそこにあるからなのか?
これは、もはや『卵が先か?鶏が先か?』の議論です。
『学力』というものに対する考え方を修正する時がすでに来ていると思うのは、私と当校の利用者の方々だけでしょうか?
じっくり説明させていただきます。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】NEXTAGE SCHOOLが考える 『学力』」というお話をさせていただきました。
いかがだったでしょうか?
何だか偉そうに語ってしまいましたが、常々考えているんです。
子どもたちに我々教育者が付けなければいけない力とはどのような力なのかと。
一方で、もうこの期に及んで考えを改めなくてはいけないのに、旧態依然の成功法則が世間を渦巻いています。
その辺りには、強い危機感のようなものを覚えざるを得ません。
これからの時代を生き抜く子どもたちに対し、責任ある指導ができるようにこれからも考え続け、実行していきます。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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