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【教えて、のりそら先生】伸びる子を育てる方法

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、伸びる子の育て方についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】伸びる子を育てるには?

題して『【教えて、のりそら先生】伸びる子を育てるには?』といった内容でお届けします。

受験生と日々接し、その様子を見ていると、

「伸びる生徒とそうでない生徒とでは、生徒の行動のどの部分に、どのような違いが表れるのか?」

「生徒の習慣的な行動(時間の使い方)に端的に表れる違いは何なのか?」

等々、常日頃から考えています。

一体どういった生徒が「伸びる受験生」となり、逆にどのような生徒が「成績停滞者」となってしまうのか?

自分なりに考えてみます。

今回このお話を聞くことで、伸びる子の特徴や伸ばし方について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

キーワード「伸びる子、伸びない子」で検索

集中力(持続力)がある、好奇心旺盛、自発的に調べる、負けず嫌い(競争心がある)、切り替えが早い、何事も全力で(一所懸命)やる、完璧を期す、振り返りをする(やりっ放しにしない)、改めることに前向き…それこそ、「伸びる子、伸びない子」といったキーワードで検索すれば、何十万件もの関連サイトが出てきます。

しかし、その多くは子どもの性格に起因する行動特性であり、外からの働きかけで性格から変えようとしても上手くいかないことは、自身を振り返れば自ずと明らかでしょう。

詰まるところ、子どもの性格を変えることはできないということです。

しかし、「性格は変えられないが、行動は変えられる」という有名な言葉に沿って考えれば、学力向上に資する行動を「まずは1つ習慣化する」ことが堅実かつ急がば回れ的な早道と考えます。

醸し出す雰囲気の違い

成績上位者の多いクラスとそうでないクラスとでは何が決定的に違っているのか、1つ大きな傾向があります。

それは、授業開始時間の直前、教室に入っていった瞬間の雰囲気がまるで違うということです。

成績上位者が多いクラスでは、ほとんどの生徒が何かを読んでいます。

それも教材ではなく、ほぼ押し並べて小説の類いでなのです。

休憩時間を惜しんで読書をしているのです。

どちらが因でどちらが果なのかは分かりませんが、こういうクラスはほぼ間違いなく、授業中の集中度も高いものです。

一方、成績低迷者が多いクラスでは、多くの生徒がおしゃべりをしているかスマホをいじっているか、中・高生の男子であれば、それらに加えて寝ているかでといった具合です。

「一つの道を極めた者は全ての道に通じる」

読書に限らず、小学生のなるべく早い時期に、子ども本人が“熱中できて”かつ学力アップにもつながる何かを習慣化することを考えたいものです。

私自身、小・中学生の時期は読書(特に小説)嫌いで伝記と童話・神話くらいしか読まず、4教科の中では国語だけはダメででしたが、大学生の半ばから30代まで相当な冊数を読み、今日に至っています。

最近の入試問題の長文化傾向を鑑みても、読解力の前に語彙力が重要であることは間違いありません。

と同時に、語彙力の乏しい子は総じてあまり本を読まないし、諺や故事・成語にも疎いものです。

逆に、勉強するときは集中が途切れがちだったり飽きっぽかったりする子どもでも、好きなジャンルの本となると、集中していつまでも読んでいるという子もいます。

経験上そういう子は、使う言葉も含めて話すこと(言葉で説明すること)は達者です。

読書、工作、魚や虫などの飼育、料理(食)、天体観測、世界遺産…学力に直結とまではいかなくても、その基礎となる知恵・知識、想像力、空間把握力等々に資する「趣味」はたくさんあるはずです。

「一通百通」―『五輪書』(宮本武蔵)に曰く、「一つの道を極めた者は全ての道に通じる」―ということは確かではないでしょうか?

知的好奇心を育みたい

知的好奇心、つまり物事をより深く知りたいと思う気持ちは「知る」ということに喜びを見出すことであり、これがはぐくまれれば学習意欲にも繋がります

しかし、知的好奇心は何かをしたからといってすぐに育つわけではなく、日々の生活の中で少しずつ育っていくものです。

そこでここからは、子どもの知的好奇心をはぐくむためにご家庭でできる簡単な方法をご紹介します。

「子どもの知的好奇心を育み、子どもを伸ばしていきたい」と考える親御さんはぜひ参考にしてください。

①「親が学ぶ姿勢を見せる」

「親の背を見て子は育つ」ということわざがあるように、親がしていることを「当たり前のこと」と捉え、真似をするようになります。

ただ単に「◯◯して」と口で言うよりも、親が家庭で学ぶ姿勢を見せていくようにしなければなりません。

そうしないと、子どもも「何もしなくてもいいんだ」と自然に考えるようになってしまいます。

子どもの知的好奇心を育てたいと思うのであれば、まずは親が何かに興味を持ち、子どもの前でそれを楽しんでいる姿を見せるように意識してみましょう。

とはいえ、子育てや家事、仕事にも追われる日々の中で親御さんが新たに趣味を見つけ、自分の時間を持つことは容易ではありません。

また、自分が学んでいる姿を「ほら見て!」と子どもに見せつけることも不自然ですよね。

そこでおすすめしたいのが「料理」を利用する方法です。

たとえば、

  • 美味しくするためのスパイスを調べて集め、実際に料理に使ってみる
  • さまざまな調理器具を揃えてみる
  • 珍しい野菜を一緒に食べてみる

といったことができます。

また、家族で旅行に行く際には

  • これから行く旅行先の風土にはどんな特徴があるのか
  • どのような交通手段があるのか

を調べてみるなど、身近で小さなことから始めてみるといいでしょう。

子どもと一緒に遊ぶときも、「遊びに付き合っている」という一歩引いた姿勢ではなく、自分も子どものひとりになったつもりでやってみましょう。

子どもが絵を描くなら自分も絵を描くといったように、同じことをしてみる方法がおすすめです。

子どもと全く同じことを実際にやってみることで自然と興味も湧いてきますし、子どももまた、「お父さんやお母さんはどうするんだろう?」と関心を持ちます。

ご家庭でも、お子さんが「何してるの?」と聞いてくる場面があると思いますが、その何気ないやりとりこそがとても大切なのです。

②好きなことはとことんやらせる

「子どもには色々なことに興味を持って欲しい」そう思われる親御さんは多いでしょう。

しかし、興味を持つことはたったひとつだけでも構いません。

ひとつでもお子様に「これ」といった好きなことがあるのであれば、その好きなことをとことんやらせてあげましょう。

たとえば電車が好きなお子様は多いですが、「家には電車の似たようなおもちゃばかり…」と心配する必要はありません。

電車であれば名前を覚えることはもちろん、見分けるために色や形の特徴を捉えようとしますし、電車という限られたおもちゃだけでいかに楽しむかを考えたりもするでしょう。

また、いつどこに行けばどの電車を見ることができるかなど、ひとつの目的に対しての戦略や計画を立てる力を身につけることができます。

さらに、「知りたい」という欲求が満たされると脳内ではA10神経という場所が刺激され、脳内麻薬物質と呼ばれるドーパミンが放出されます。

ドーパミンは人を「気持ちいい」「幸せ」という感覚にさせるため、脳は「もっと知りたい」と思うようになり、結果的に好循環を生むのです。

③心身ともにしっかり休息をとらせる

「子どもの知的好奇心をはぐくみたい」と考える親御さんは、言うまでもなく教育に関心の高い方でしょう。

もちろん知的好奇心をはぐくむために、お子様にさまざまな体験をさせてあげることは非常に有効なことです。

しかし、大人が疲れているときに「これ以上何もしたくない」と思ってしまうのと同じで、子どもの心や体に疲れがあると好奇心どころではありません。

人はストレスを感じると脳からコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、それが長期間続くと、記憶力に大きく関係する海馬を萎縮させるなどの悪影響を及ぼします。

脳の発達に睡眠が重要であることは言わずと知れた事実ですが、単に睡眠時間を確保するだけではなく、日々の生活で子どもがストレスを感じていないか、体調や行動の変化にも気を配るようにしましょう。

④楽しくリラックスできる環境で子どもの知的好奇心を育もう

子どもからの質問に向き合うなど、子どもの知的好奇心をはぐくむためには今回ご紹介したもの以外にもさまざまな方法があります。

しかし、全てに共通して言えることは、まずは楽しくリラックスした環境作りが必要ということです。

焦らず気負わず、ゆったりと姿勢で取り組んでいきましょう。

なってほしい姿に自分がなる

これまでをまとめます。

簡潔にまとめるとすると、”子どもになってほしい姿に自分がなる”ということが大事なことに気付きます。

読書家になって欲しかったら、自分が読書をする。

興味をもって欲しいものがあったら、自らが興味をもち、その楽しさを伝える。

教育的な用語で言うと”率先垂範”。

これです。

導きたい人間が先に動いて範を示す。

教育における基本、これをおろそかにしてはなりませんよね。

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】伸びる子を育てるには?』というお話をさせていただきました。

子どもにとって、『環境』というのは極めて大事であると考えます。

学校が、家庭が、関わっている人間がどのようであるかによって、その子の姿は如実に変化します。

であるからこそ、学校が、家庭が、周囲の人間が好ましいものとなるよう努力することは、とても大事なことであると考えます。

その子自身を変えようとするのではなく、その子の周辺の環境を調整することによって、その子の行動を変えることができます。

このような視点で、お子さんの『環境』に一度目を向けてみてはいかがでしょうか?

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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コメント

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