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【教えて、のりそら先生】斎藤工が受けた”シュタイナー教育”とは?

オルタナティブ教育

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、シュタイナー教育についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】斎藤工が受けた”シュタイナー教育”とは?

題して『【教えて、のりそら先生】斎藤工が受けた”シュタイナー教育”とは?』といった内容でお届けします。

俳優の斎藤工さんがTBS系「日曜日の初耳学」に出演し、独特の少年時代について語りました。

斎藤さんは「シュタイナースクール」に通っていたと語っていました。

「感性教育をうたっている、食事もマクロビ(オティック)だったりして、目に映るもの、耳に聞こえるものをオーガニックなものに」していたと説明していました。

そんなシュタイナー教育について解説していきます。

今回このお話を聞くことで、シュタイナー教育について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

シュタイナー教育とは?

今日の課題:シュタイナー教育とは?

オルタナティブスクールの中でも、極めて難解な教育法とも言われるのがシュタイナー教育です。

そんなシュタイナー教育ですが、せめて要点だけでもつかめるようにしていきたいと思いますのでお付き合いください。

さて、まず、1919年、ドイツにシュタイナー学校を設立し、今では世界中に広がっています。

現在だと、学校が1000校以上、幼稚園だと1800校以上が存在します。

これまで紹介してきた中でもかなり多い学校数になりますね。

同じような教育理論としてモンテッソーリ教育も同年代に始まっており、この時代からヨーロッパでは豊かな教育環境が整備され始めたと言えるでしょう。

モンテッソーリ教育とシュタイナー教育は同時期に始まったこともあり、よく比較されます。

創始者であるシュタイナーは哲学者です。

シュタイナーは哲学者ですが、哲学だけではなく芸術、薬学、医学、経済、農業などさまざまなジャンルに影響を与えており、これも1つの特徴だと言えます。

幅広い学問に精通したいわば”天才”のような人なので、その考えの全てを理解する事は、非常に難解だというわけです。

日本でも、斎藤工さんや村上虹郎さんなど、個性的な俳優さんがシュタイナー教育を受けていた事で話題になりました。

そんなシュタイナー教育についてさらに一緒に勉強していきましょう!!

前提:シュタイナー教育の考え方?

前提:シュタイナー教育の考え方?

まず、シュタイナー教育の考え方を知っておきましょう。

シュタイナー教育の根本的な考え方は、自由な生き方ができる人間を育てることです。

これは、決して自分勝手という意味ではなく、自らの意思によって行動できる人物を指します。

そのために、安心感が得られる環境づくりを重視しています。

家具に自然素材のものを使用したり、温かみのあるピンクなどの壁紙やカーテンを使うことが推奨されています。

また、生活リズムを整え、同じ時間・曜日・季節に同じイベントを繰り返すことで子どもに安心感をもたらすとしています。

シュタイナー教育は、あくまで人間形成が目的であり、学力を上げることが目的ではないという事は前提として理解しておくと良いと思います。

続いては、シュタイナー教育の特徴をまとめていきたいと思います。

シュタイナー教育の特徴① 「からだ」「こころ」「あたま」

シュタイナー教育の特徴① 「からだ」「こころ」「あたま」

まず、特徴の1つ目は、『「からだ」「こころ」「あたま」』です。

シュタイナー教育の最も大きな特徴を一言で言えば、「からだ」と「こころ」と「あたま」のバランスを大切にする、ということだと思います。

大人になったときに、身体だけ発達し過ぎるのも、感情的になり過ぎるのも、頭でっかちになり過ぎるのもよくない。

身体と心と頭が「バランスよく調和する」ことが、人間にとって大切だ――ということが、シュタイナー教育ではとても重視されています。

そして、

シュタイナー教育の特徴② 3つの発達段階

シュタイナー教育の特徴② 3つの発達段階

関連して、2つ目には、『3つの発達段階』というものが重要な特徴です。

シュタイナー教育では成長の節目を7年周期で考え、0~21歳を3分割して、その時期ごとに「からだ」「こころ」「あたま」と重視するものを変えます。

次のような感じです。

0歳~7歳:体を動かし、「意思」を育む

まず、0歳~7歳を一つの区切りとし、ここでは、「体」を育てることが重要な時期としています。

手足をたくさん動かすことを重視し、勉強やテレビを取り除いて教育します。自分の意図した動きをするという経験が、想像力の発達にもつながるとされています。

7歳以下の子どもは記憶力が育っていないため、言葉で何か教え込むのではなく、大人の真似をさせることで教育することも重視しています。

8歳~14歳:「心」や「感情」を育む

続いて、8歳~14歳の区切りです。

ここでは、「心」を育てることが重要な時期としています。

音楽や美術、詩など、多くの芸術に触れることで感情を豊かにする体験をすることが重要だとしています。

15歳~21歳:「思考」や「自我」を育む

最後に、15歳~21歳の区切りです。

ここでは、「頭」を育てることが重要な時期としています。

思考力を養うため、一般教養だけでなく高等数学や論文の書き方なども学び、パソコン・ネット・テレビなどにもこの段階で触れます。

といったように、子どもの成長の節目を3段階に分け、その段階に成長させるにふさわしい部分を徹底的に育むというのが大きな特徴と言えるのではないでしょうか。

シュタイナー教育の特徴③ 芸術活動

シュタイナー教育の特徴③ 芸術活動

さて続いての特徴、3つ目には、『芸術活動』です。

シュタイナー教育の特徴として、教育を「感情や意思に働きかける総合芸術」と捉えている点があります。

その上で、シュタイナーは、2つの科目を生み出しました。

科目① オイリュトミー

1つ目の科目が『オイリュトミー』です。

オイリュトミーとは、音楽に合わせて体を動かし、図形や感情を表現する科目のことです。

オイリュトミーは、「美しいリズム」という意味でシュタイナーが生み出した運動芸術です。

自然で美しい身振りや他者との調和を学ぶことを目的としています。

科目② フォルメン

2つ目の科目は『フォルメン』です。

フォルメンとは、直線・曲線・渦巻きなどで構成された、幾何学模様を色を使って描画し集中力を養ったり指先を訓練する科目のことです。

こちらも、オイリュトミー同様、シュタイナーが考案した芸術教育です。

これを数学や美術の基礎的学習として位置付けています。

まとめ

日本の次世代か?世界の教育シリーズ:オルタナティブスクール③  (シュタイナー教育編)

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】斎藤工が受けた”シュタイナー教育”とは?』という内容でお話させていただきました。

シュタイナー教育のもとになっているルドルフ・シュタイナー博士の思想を調べてみたら、難解で挫折してしまう人もたくさんいます。

私もこれが現時点では限界に近いです(笑)。

100年前の思想の上に、いわゆる「スピリチュアル」な面もたくさんあり、違和感のある人もいるかと思います。

シュタイナー教育を実践する人は、これを全部理解して、全部に賛同しているのか…といえば、そうでもないようです。

全部を理解しなくても、シュタイナー教育の大切な部分は理解できますし、実際の幼稚園や学校に通う親にも、色々な考え方の人がいます。

シュタイナー教育の幼稚園や学校などでは、初心者向けのやさしい公開講座を行っています。

やさしい本もたくさん出ているので、よりよく理解していくためには、まずはそちらをご覧になってみてはいかがでしょうか?

のりそらからは以上です!!

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