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【教えて、のりそら先生】県と市とが教育の指標異なる?

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、岡山県で起きている教育問題についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】県と市とが教育の指標異なる?

題して『【教えて、のりそら先生】県と市とが教育の指標異なる?』といった内容でお届けします。

岡山市 県の教育目標から市立学校の除外求める「指標異なり現場が混乱」

このような見出しを見つけました。

内容を見ていくといくつかの疑問点が浮かびます。

どうなっているのでしょうか?

今回このお話を聞くことで、教育のあり方について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

岡山県で起こる教育の珍事

総合教育会議というものがあります。

自治体が教育の重点施策や方向性を議論する場です。

5月9日、学力など小中学生の教育目標について岡山県で議論されました。

そこで起こっていること、それは、現在岡山県と岡山市が決めた義務教育の目標や指標に異なる点があるのです。

そして、市は県の教育目標から岡山市立学校を除外するよう求めたというのです。

何が違うの?県と市、両者の言い分

以下、会見でのやりとりです。

【岡山市市長】 「岡山市の指標と県の指標が混在しているときには混乱を招きます。先生もそうですし、保護者もそう、生徒にも混乱を招く」

【岡山県知事】 「現時点では混乱が生じるとは考えておりません」  

何だか険悪なムードですね。

詳しくはこうです。

小中学生の学力の目標について岡山県は正答率を指標にしているのに対し、岡山市は偏差値を指標としています。

ここに県と市で目標に異なる部分があります。  

さらに家庭での学習やスマートフォンの利用についても、県は目標を定めていますが、市は定めていません。  

政令指定都市である岡山市は、県と市で子どもの置かれている状況や課題が異なること、また目標が違うことで学校現場が混乱しているなどとして、県の目標から岡山市立学校を除外するよう求めたというのです。  

これに対して、

【岡山県教育委員会教育長】 「大きく目指す所は、これは同じでありまして、協力しながら一体性を持って同じ方向に向かって努力をしていると」

【岡山市市長】 「方向性は同じだと、目指す所は同じだと、教育長はそう思っているかもしれないが、私はそうは思っていない」  

やはり険悪ムードです。

意見が異なる岡山県と岡山市。

次回は岡山市の総合教育会議で議論される予定だといいます。

【岡山市市長】 「一方的に押し付けられるのも問題があると思って、できるだけ議論し、一致できるところは一致していく」

【岡山県知事】 「何かまだ改善する可能性があるんじゃないかということで、これからも取り組んでいきたい」

ということなのです。

ご覧になっていただき、岡山市の頑なさを感じたのではないでしょうか?

一番の問題

私が感じるに、一番の問題は、県と市がきちんと連携していないという点です。

岡山市は政令指定都市とあって、それなりの想いがあるように見受けられますが、だとしても県との連携は何かにつけて不可欠ではないかと。

”学力を向上させたい”

”不登校を減らしたい”

”困っている人を進んで助ける人を育てたい”

県の教育長が言うように目指すところは一緒なはず。

正直、どこにこだわりをもっているのかよく分かりません。

そもそも、現在の学校教育においてさまざまに議論を呼んだ”偏差値”をこんなに前に打ち出して指導を行うことは可能なのでしょうか?

ひとりひとりと向き合い、何をやりたいのかをともに考え、子どもたち自身が主体的に進路を決めることが理想とはわかっていながら、進学実績にこだわってしまう空気や、やりたいことが明確でない生徒にどう向き合えば良いかわからず、偏差値によって進学先のアドバイスをしている一部の現状は問題ではないでしょうか?

岡山県に限らず、「学習指導では何を達成すべきなのか?」という問いに、国全体で取り組めていないこと自体が課題であると思います。

生徒に寄り添いたい、本気で生徒の幸せを願っている素晴らしい先生がたくさんいるにも関わらず、組織とのズレが生じていることで、理想とする学習指導、進路指導が実現できない。

これこそが課題ではないでしょうか?

目標は、掲げるだけでは意味がありません。

どのように目標に導いていくかの議論をしっかりとしていただきたいと個人的には考えます。

みなさんは、どのようにお考えになりますか?

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】県と市とが教育の指標異なる?』というお話をさせていただきました。

正直、何を小さいことでごちゃごちゃやっているんだと思います。

教育に待ったはなしです。

果たして現場はどれほど指標に頼って日々の指導を行なっているでしょうか?

全くと言っていいほど意識されておらず、いざという時に取り繕うことに膨大な時間を割いているのが現状ではないでしょうか?

そういう無駄を無くさなければ、教員の多忙感の解消はなくなりません。

ひいては、子どもたちにとってのプラスの効果も見込めません。

建設的な議論と改革を望みます。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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コメント

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