みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、以前にも取り上げた教員の出世についてお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】公立学校の女性管理職初の2割超え
題して「【教えて、のりそら先生】公立学校の女性管理職初の2割超え」といった内容でお届けします。
自分の肌感としては、もっといるように感じていました。
学校における管理職とは、いわゆる校長、教頭がそれにあたります。
皆さんの目指す将来像であるかどうかはともかく、少し学校の管理職の実態について考えてみます。
今回このお話を聞くことで、学校の管理職について考えることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
女性管理職初の2割超
文部科学省の調査によると、全国の公立学校で校長や副校長、教頭を務める女性は昨年4月時点で1万4357人と昨年度から865人増え、管理職に占める女性の割合は21.1%と初めて2割を超たといいます。
都道府県別では、高いところで、
- 石川県が37.7%
- 広島県が35.6% となっていますが
低いところでは、 - 北海道と福島県が9.5%
- 長崎県が10.6% などと
地域により差が開いているようです。
学校別の内訳
学校別の内訳をみると、校長に占める女性の割合は、
- 小学校は23.4%
- 中学校は8.6%
- 高校は8.4%で
中学校や高校では1割を切っています。
確かに本県においても、小学校における女性の校長先生は多いように感じます。
多くなっていないのは、中学校や高校なんですね。
管理職になりたい?
国立女性教育会館というところのの調査では、管理職になりたいと答えた教員は、
- 男性は29%
- 女性は7%
にとどまっていて、なりたくない理由として責任や労働時間が増し、家庭との両立が難しくなると答えた人が男性より女性の方が多かったということです。
担当の研究員さんは、
「女性管理職が徐々に増えてはいるものの子どもたちへの影響が大きい学校現場で性別による役割分担を植え付けかねず、管理職の働き方改革を進める必要がある」
と話しています。
そもそも管理省に魅力がない?
今、管理職志望者が若手に少ないのが現状のようです。
管理職は責任ばかりが多い仕事であるという印象のようです。
何かあれば地域からクレームが来るし、保護者からもいろいろな意見が届きます。
眠れない日々が多くメンタルヘルスを損ねてしまう人も少なくないと言います。
多くの自治体で管理職候補を探すのに苦労しているようです。
なかなか管理職になってくれる人がいないので候補者探しから力を入れないといけないわけなんだそうです。
これは学校だけでなく、企業や大学にも当てはまることでもあるようです。
上り詰めれば相当な権限がある、という場合は別ですけれども、多くは中間管理職であり、責任だけが重くなって、退職金もそれほどの違いはない場合が多いという。
よほどの見返りが伴わない限り「管理職にはなりたくない」という人が多いのかもしれません。
本来なら、「出世できるのだったら出世したい」というのが健全な職場です。
職業人としては、そういった欲望がある方が自然です。
みんなが出世したがらない職場や社会というのは、やはりどこか健全さを欠いているのかもしれません。
学校の先生は自分のクラスを自由にできるという意味で権限は大きいです。
でも、管理職になるとそれを手放し現場と教育委員会に挟まれた中間管理職になるのだ、と感じている先生のほうが多いようです。
校長になっても「出世した」という感じが現代ではあまりしないのだそうです。
それで担い手が本当に少なくなっているのだと言います。
その権限でもって、バンバン教育改革を進めるような校長先生がもっと多くなったら話は違うように思います。
しかし、実際は・・??
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】公立学校の女性管理職初の2割超え」というお話をさせていただきました。
先ほど途中でも述べましたが、ある意味職業人として出世したいと言う気持ちは、活力となる部分です。
それが損なわれている職場は、魅力的とは言い難いと考えます。
校長先生の魅力、校長先生教えてください!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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