みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、いわゆる不登校支援についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】持続可能ないわゆる”不登校支援”
題して『【教えて、のりそら先生】持続可能ないわゆる”不登校支援”』といった内容でお届けします。
2021年10月、文部科学省が、
「2020年度に不登校と認定された小・中学生は19万人を超え、過去最多を記録した」
と発表しました。
”どの子にも起こりうること”
そう言われているいわゆる不登校。
今回は、その現場からの声をお届けしたいと思います。
今回このお話を聞くことで、いわゆる不登校支援についての考えを深めることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方にお話ししていきます。
直接リーチできない
いわゆる”不登校”のお子さんの数が年々増え続けている現実。
その現実に対して、新たな選択肢をということで、フリースクールやオルタナティブスクールを立ち上げる人も多くなっています。
一方で、前述のような数のいわゆる”不登校”のお子さんに、我々からは直接アプローチをすることが難しい、いやほぼできない状態にあります。
市教委に本市においていわゆる”不登校”のお子さんがいるのか尋ねたところ、教えてもらえなかったという事実もあります。
すると、いわゆる”不登校”の状態にあるお子さんに選択肢を与えたいと考えてスクールを立ち上げた私たち運営者が自力でお子さんたちにアプローチしていく以外に方法はありません。
地域の方々にさまざまな形で発信して、広報していくしかないのです。
学校教育と深く関わるこの分野なのに・・
学校教育の補完をしたい、そんな思いもあるのに残念な現状です。
自助努力の末
そうした自助努力の末に、やっと子どもたちに利用してもらえるようになり、次にはお預かりしている生徒の”出席扱い”についても、こちらから”お願い”という形で実現していきます。
そもそも、教育機会確保法や文科省通知があるにも関わらず、”お願いして認めていただく”というスタンスです。
残念な対応もありますが、私たちの活動に感謝の気持ちを抱いていただき、一定の敬意を抱いてくださる教育関係者の方々もいます。
それでも、やはり自助努力による部分が大きいのが実態だと感じています。
言い知れぬプレッシャー
せっかく居場所をつくってあげたからにはこの場を守らなければ・・実は言い知れぬプレッシャーと日々闘っています。
いわゆる”不登校”の子どもたちのために教育の場を提供したい、そう志して立ち上げるも、課題は山積です。
先にも触れましたが、ターゲット層(あえてビジネス的な言い方をします)になかなかリーチできない現実。
リーチできたところで、利用者の負担が大きくなってしまうため、または送迎等の事情により利用してもらうことができないケースもある。
ではどうしたら?と頭を捻るのも当然自分たち。
その末に、結構身を削った運営になりがちです。
すると、どうなるか?
”持続可能ないわゆる不登校支援”の限界
持続可能ないわゆる不登校支援に限界が来てしまうという危惧があります。
しかし、いわゆる”不登校支援”は、持続可能なものでなければならないと考えます。
1日だけ居場所があれば良いのではない。
今、いわゆる不登校の状態にある子たちにだけ寄り添えればいい訳ではない。
持続可能であることが、とても大切な分野です。
だから、簡単にやめるわけにはいきません。
しかし、今のように運営者の自助努力によるものだとすると、想いはあっても続けることが難しくなってしまう。
だから・・
必要性や重要性をわかってほしい
いわゆる不登校は、
”どの子にも起こりうる問題である”
と言われています。
これは事実ですよね?
親であれば、一度はお子さんが
『明日学校行きたくない』
そんな風に話すという体験をしているのではないでしょうか?
誰にでも起こりうる問題であるのに、学校以外の選択肢がなくて、勉強ができなくなり、生活が乱れてしまう。
これも自己責任では、困る人が多くなります。
子どもにとってはもちろん、親にとっても必要かつ重要な場所ではないでしょうか?
だからこそ、持続可能なものであることが大切で、それには官民の連携及び支援も必要だと考えます。
おこがましいけど代弁
最近、フリースクールやオルタナティブスクールの立ち上げが多くみられます。
それだけ、いわゆる不登校の子どもたちを何とかしたいと思われる方や学校以外の選択肢が増えたことになります。
一方で、その運営は多くの場合身を削ってのものであることが考えられます。
いわゆる不登校のお子さんのご家庭から月謝をいただいて運営していくのは、正直難しいはずです。
それゆえ、曜日を絞った運営にし、開講日以外は別の仕事をする。
フリースクール単体ではなく、その他の事業と抱き合わせて運営をする。
そうせざるを得ません。
志があるから、みなさんきっとそうして身を削って頑張っています。
しかし、これは果たして”持続可能”と言えるのでしょうか?
私は、言えないと思います。
そのため、多くの選択肢を残していくためには、フリースクールやオルタナティブスクールの新しい運営方法が不可欠だと思います。
それは、官民の連携及びこう公的資金の注入、何らかの補助、教育バウチャー制度の導入。
これらの何かが必要です。
どうかお願いいたします!!
よろしくお願いいたします!!
まとめ
さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】持続可能ないわゆる”不登校支援”』というお話をさせていただきました。
かく言う私は、時代が変わるまで努力します。
その覚悟でやっています。
持続可能ないわゆる”不登校支援”
多くの方に関心を持っていただきたく思います。
私のりそら、学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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