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【教えて、のりそら先生】進路指導(高等学校進学編)

学習・学校

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

本日のテーマ:進路(高等学校進学編)

さて、今回も、進路、中でも高等学校進学についてお話させていただきます。

前回までは、進路とは何か?進路を考えていく要素などについてお話しさせていただきました。

今回は、高等学校とはどのようなもので、どのような学校があるかについて考えていきたいと思います。

高等学校とは?

高等学校は、「高校」と省略して呼ばれ、一般的に、中学卒業後に進学する教育機関のことを指します。

義務教育ではないため進学は自由で、高校には高校独自の特性があります。

ここでは、さらに高校の定義について紹介します。

学校教育法 第50条によると、「中学校における教育の基礎の上に、心身の発達及び進路に応じて高度な普通教育、専門教育を施すことが目的」とされています。簡単にいうと、中学校で学んだ教育を基本とすると、高校ではその応用編を学ぶ機関ということになります。

高校に入学できる最低年齢は15歳となっていて、上限は法令で定められていないので、最低年齢を超えていれば何歳でも入学できることになります。

いずれにしても高校受験が必要となり、自分の学力や目的に合った高校へ進むのが一般的です。

高校の種類①公立 or 私立

高校とひと言でいっても、そのタイプは多種多様です。

いわゆる偏差値から見る学力レベル別や、専門制に特化した高校、定時制や、通信制といった通学スタイル、通学時間が異なる学校など、細分化されています。

そこで、ここからは特徴ごとに高校を見ていきます。

まず、高校には、公立と私立という分類があります。

公立とは?

公立とは、都道府県など市が設置した高等学校のことです。

小中学校は市区町村が主な設置者であったのに対して、高校は同じ県内において格差が生じることが無いように都道府県が主に設置しています。

これが公立です。

私立とは?

一方、私立は、民間による学校法人が設立した高校です。

学校それぞれ理念にのっとった教育を行なうなど、学校独自の個性が強いのが特徴です。

民間というのは国や都道府県、地方公共団体以外、一般的には会社をイメージすると良いかもしれません。

私立とは、おおよそ、会社が作った学校というイメージで良いかもしれません。

高校の種類②全日制 or 定時制 or 通信制

続いて、高校には、全日制と定時制、通信制という分類があります。

全日制とは?

高校の最も一般的なスタイルになっています。

小学校や中学校と同様、朝に登校し、夕方に下校するスタイルです。

1日5~8時間の授業があり、就学年度は3年です。

私服姿の全日制高校生の姿も見られますが、基本的には決められた制服が校則で定められています。

定時制とは?

一方、定時制は、仕事と学業の両立を趣旨とし、夜間に授業を行なうのが主流です。

しかし、中には昼間の特定の時間や、季節ごとに開講している学校もあります。

最近では、午前中、午後、夜間それぞれに授業を行なう三部制といったスタイルも誕生し、全日制には通えない生徒を多様な形でカバーしています。

就学年度は3年以上となっています。

通信制とは?

さらに、通信によって教育を受ける課程を通信制と言います。

自宅で自学自習を行なうため、個々に合ったペースで学習し、卒業資格を取得できるのが一番の特徴です。

単位ごとに出された課題を提出するほか、スクーリングと呼ばれる面接指導と試験を繰り返し、資格を取得します。

勤労者やいわゆる不登校者、高校に進学できなかったケースでも教育を受けられるといった利点がありますが、ペースを守って学習を続けるなど自己管理が必要となります。

高校の種類③普通科 or 専門科or 総合学科

続いて、高校には、学科というものがあって、主には普通科、専門科、総合学科などがあります。

普通科とは?

まずは、普通科です。

中学校で学んだ教科を基本に、さらに幅広く、高度な内容の教育を行ないます。

主な教科は「国語」「外国語」「地理歴史」「公民」「数学」「理科」「保健体育」「芸術」「家庭」「情報」など、専門性に特化することなく、基礎的な科目を学びます。

専門科とは?

続いて、専門科です。

将来の進路に応じて職業教育を主とする学科です。

専門学科には「農業」「工業」「商業」「水産」「家庭」「看護」「情報」「福祉」などに関する学科のほか、理数科や音楽、外国語をさらに専門科させた学科もあります。

総合学科とは?

総合学科は、普通科と専門科の両方の科目があり、幅広い選択科目の中から生徒が自分で科目を選択し学ぶことが可能です。

生徒の個性や得意分野を生かした主体的な学習を重視した教育スタイルで、大学のカリキュラムのような単位制が原則です。

以上、高校の種類をいろいろと見てきましたが、最後に出てきた”単位”って言葉、よく耳にしますよね。

最後に単位について説明して終わりにしたいと思います。

単位とは?

高校に入ると急に単位の話題がでてきます。

理科の単位が取れた、国語の単位を落としそうとか・・そもそも単位って何なの?という方も少なくないと思います。

単位は学校での授業の量を表しています。

実は中学校でも単位はあります。

義務教育は基本的に卒業できる前提があるのであまり意識することがなかっただけです。

ところが、高校は義務教育ではないので、誰でも卒業できるわけではありません。

卒業するには、決められた単位を取る必要があります。

この単位というものを、高校を卒業するためには74単位修得しなければなりません。

単位とは、1年間通して学習した教科のポイントだと考えるとわかりやすいかもしれません。

その数字は週当たりの時間数とだいたい同じです。

週に3時間授業がある教科だったら単位は3、4時間だったら単位は4となります。

では、単位を落とすとはどういうことか、単位が取れず落としてしまったらどうなるか解説します。

単位を落とすとは?

全日制高校で単位を落とすということは、一番簡単な言い方は通知票にある科目で1が付くということです。

よく聞く赤点とは、そのテストで放置すれば 評定に1がつく点数を言います。

赤点の基準は学校によってバラバラです。

30点未満だったり40点未満だったり、平均点の50%以下という相対的なところもあります。

では、テストで赤点を取ったら即留年や卒業できないとなるのかというとそうでもありません。

テストで赤点をとっても、基本的に追試があって追試で合格できれば単位は取らせてもらえます。

補習授業になることもあるでしょう。

それでも点数が取れなかったり、補習授業にちゃんと参加しなかったりすると、先生の判断で成績に1が付いて留年(もう1年やり直し)となってしまいます。

出席日数が足りない場合も単位を落としてしまいます。

基本的に全日制高校では、全授業数の三分の一休むと単位が足りなくなります。

高校は、勉強するために行く場所ですから、しっかりと勉強しないと卒業できないわけですね。

これは心しておきましょう!!

まとめ

今回のまとめも前回のまとめと同じにします。

何度も繰り返しますが、進路を選択するということは、将来進むべき道、方向を決めることです。

決めたからといってその通りになるとは限りません。

ですが、より良く人生を生きるには、与えられた道ではなくて、自らが行きたい道を選んだ方が人生の幸福度が高まることは言うまでもありませんね。

何もせずには幸福はつかめません。

本当につかみたくて、それに向けて努力するかしないかはあなた次第です。

以上、第2回進路についてのお話でした。

第3回目は・・また考えてみたいと思います。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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