みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、進路について考えたいと思います。
本日の内容:【進路に悩む全ての人へ】これまでの残念な進路指導をあらため、今すぐ有益な進路指導をします
今回は、『【進路に悩む全ての人へ】これまでの残念な進路指導をあらため、今すぐ有益な進路指導をします』というテーマでお話をしていきたいと思います。
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いろいろなサイトで中高生、または大学生も含めて悩み事のランキングのようなものを見ていると、常に上位にあるのが”進路について”。
中学生から高校生、そして大学生と成長していく中で、普通は進路がどんどんくっきりしていくものと思われます。
しかし、それがそうはなっていない現実。
学校における進路指導が十分でなかったと反省せざるを得ません。
恐らく、中学生だったら、『どこの高校へ行くか?』高校生だったら、『どこの大学へ行くか?』そして、大学生だったら、『どの企業に就職するか?』に終始してしまっているのでしょう。
しかし、この学校選びと並行して行わなければいけないのが、その学校に行く目的を考えることです。
これをおざなりにして進路を選択し、漠然とスクールライフを送っていたら、いつの間にかその後どうすれば分からなくなっていた、という落ちに繋がってしまいます。
かくいう私も学生時代に素晴らしい進路指導を受けてきたから今があるとはお世辞にも言えません。
ただ、私には、将来なりたい職業があって、それが全てだと思い込んで進路の選択を自らしてきたに過ぎません。他にもっと向いている仕事があったかもな?なんて考える時もあります。
その程度だから、心配しないでください。今から一緒に、これからについて考えてみましょう。
必須:先の見通し
まず、進路を考える上で欠かせないのが、先の見通しです。
もっというと、これから時代がどうなっていくのか?ということを考えることです。
勉強することです。
そして、読むことです。
これを疎かにしてしまうと、思ったような進路に到達することが難しくなり、結果こんなはずじゃなかった、となってしまいます。
では、これからの時代はどうなっていくのか?いくつかの事実が前庭条件として浮かび上がります。
【進路指導】前提1 『終身雇用制度』『年功序列制度』の崩壊
まずは、『終身雇用制度』と『年功序列制度』が崩壊するということです。
もうこの崩壊は早いところでは始まっています。
少し説明します。
『終身雇用制度』とは、一度入社した会社には、特別な問題がなければ定年まで勤め上げられるという制度を言います。
また、『年功序列制度』とは、会社に長くいればいるほど、賃金(給料)が上がっていく制度を言います。
この2つが日本の会社の美徳と言えるほど浸透した制度でした。
しかし、変化の激しい時代にあって、会社が長期的に存続している保証がなくなってしまった。
大企業と言われる会社でも、簡単に潰れる時代になってしまった。
この変化の激しさゆえに、『終身雇用制度』と『年功序列制度』は立ち行かなくなってきました。
ですから、就職にあたり、この会社に入れば一生安泰なんてことが言えなくなってしまったということです。
平たく言えば、『いつ会社が潰れてもおかしくない時代』である、ということです。
ですから、今の就活生は困りますよね。
昔は、事業規模が大きい会社(有名な会社)を狙っていくことが一つの目印だったものが、今はその目印も当てにならないという訳ですから困ったものです。
【進路指導】前提2 技術革新
続いて2つ目は、『技術革新』が起こっているということです。
AIの台頭はよく聞かれることです。
テクノロジーが進化し、人間以上の働きを見せるようになるということがあります。
これまで人間がしていた仕事がAIに奪われるという事態が発生します。
よって、自分がやりたかったことがAIの存在によってできないなんていうこともある訳です。
例えば、タクシー運転手さんになりたいと思っても、自動運転技術を搭載したタクシーが一般的になり、その方が安全で、正確で、安くて、なんて言ったらタクシー業界は今とは全く違う形になる訳です。
これは一例に過ぎず、多くの職業でこのようなことが起こってきます。
これも現在進行形の前提と言えると思います。
【進路指導】前提3 少子高齢社会
続いて3つ目は、『少子高齢社会』であるということです。
文字通り、子どもが少なく、お年寄りが多い社会です。
働き盛りの人口が減り、高齢者が増えるため、産業構造がいびつになります。
そのいびつさを補うために、高齢者の定年の年齢が上がったり、機械化が進んだりしています。
【進路指導】前提4 寿命が伸びる
さらに4つ目は、『寿命が伸びる』ということもあります。
一説には100歳まで生きられるなんていうくらいです。
そうなると、これまでは平均寿命が80歳くらい、定年が60歳と考えると、 退職後20年間のことを考えれば良かったのが、その倍40年もの年月が退職後に存在することになります。
こうなると、産業構造をはじめ、生活のスタイルも変わっていくでしょうね。
【進路指導】前提5 ボーダレス
最後に5つ目は、『ボーダレス』も盛んになっていくでしょう。
国境がなくなり、多くの人ものが国境を越えて飛び交うようになるでしょう。
特に少子高齢化が深刻な日本は、多くの移民を受け入れることになるのではないでしょうか?
さて、前提条件だけで、5つもお話ししてしまいました。
しかし、これを見ずして進路を考えるのは、ちょっと浅はかかな?と思ったので、先にお話しさせていただきました。
さあ、大変お待たせしました。
では、その上で、どのように進路を考えていけば良いか?まずは、ありきたりですが、
進路指導1 やりたいことをやる
『やりたいことをやる』です。
え?ここへ来て、こんなありきたりなこと言う?って思いましたか?
でもやはりどう考えても一番大切なことのように思います。
前提条件を踏まえて考えると、もっと真意が見えてくると思いますのでお話しします。
これからの時代は、予想を遥かに超えたことが起こるような時代になるでしょう。
スマートフォンが普及して、物凄い変化が起きました。
そういった、いやそれ以上の変化が起こることでしょう。
だから、先のことはわかりません。
わからないからこそ、その時一番やりたいことをやるべきです。
なぜなら、それをやる機会は、もうなくなってしまうかもしれないからです。
そして、変化が激しいだけに、100歳までを1つの職業でということはかなり難しいと思います。
そう考えると、多かれ少なかれ、転職や副業など1つの職業に頼ることは難しくなるはずです。
ですから、今を生きるのです。
そして、そこで確実にスキルをつけるのです。
おそらく進路に悩んでいる人は、その職業の将来性や待遇、世間的イメージなどに縛られていると思います。
そういったものは関係ありません。
と言うか、先のことは誰にもわかりません。
あなたがやりたいことをやるのが一番ハッピーです。
そして、選択した進路が誤ったものだったら、そこでつけられるスキルをつけるだけつけて、次の形を模索すればいいのです。
やりたいことなら、多少辛くてもがんばれますしね。
『やりたいことをやる』を第一に考えてください。
進路指導2 専門性を磨く
続いて、『専門性を磨く』です。
いわゆる手に職をつけるというやつです。
これをお勧めします。
人生が長くなった分だけこの必要性を感じています。
自分自身にお金を稼ぐ力があれば、それはとても心強いと思うのです。関連して、
進路指導3 ITは必須
『ITは必須』です。
どんな職業につくにあたっても、もはやITの技術は必須です。
ですから、先ほどの専門性という点で言えば、IT系の専門性は身につけておいて損はないかなと思います。
例えば、お店をやるにしても、HPやインスタグラム、ツイッター、Facebookなどでの宣伝は集客の鍵となっています。
どの職業においても何らかの役割を担っているITの技術は重宝されるでしょうね。
進路指導4 起業も選択肢
続いて、『起業も選択肢』という話です。
パソコン1台で家にいながらにして稼ぐということが現実的に可能な時代となっています。
大きな資本(お金)がなくても、小さく起業することができる時代になっています。
起業という事は、自分が代表な訳です。
意志の決定権は自分にある訳です。
これは大きなやりがいにつながりますよね。
勉強すれば、こういったことも可能になります。
進路指導5 ワクワクする方へ
最後に、『ワクワクする方へ』という話です。
人生には波があって、いい時も悪い時もあると言います。
だから、この進路を選択すれば、幸せになれるとか、この進路を選択したら不幸になると言った事はありません。
どんな選択をしてもいいのです。
その判断基準は、自分が”ワクワクする方”でいいんじゃないでしょうか?
だってこれまでの話を聞いて、『好きなことをやるのが一番』とか、『起業だって可能』とか、夢のある話ばかりじゃないですか。
進路を難しくしているのは、周りの目や根も葉もないイメージだったりはしませんか?
自分の気持ちに素直に動けるんだよ。
失敗したって、それが糧になって、自分の魅力が増して、大きくなれるんだよ。
何にも恐れる事はないです。
迷ったら、『ワクワクする方へ』いきましょう!!
まとめ
さて、今回は、『【進路に悩む全ての人へ】これまでの残念な進路指導をあらため、今すぐ有益な進路指導をします』というテーマでお話させていただきました。
進路に悩む人が多い事は、一概に当人の責任とは言えません。
その人の周りに魅力的な大人がいなかったとか、学校で適切な進路指導をされてこなかったとかそういった要因もあるのだと思います。
やはり、大人が輝かなければ、子どもたちは明るい未来を描けなくなってしまいますね。
そういった意味では、大人の責任です。
大人のみなさん、めちゃくちゃ人生を謳歌して、子どもたちに明るい道を照らしてあげましょう!
それは、大人の責任です!!
のりそらからは以上です!!
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