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『師走』本当に教師は忙しいのか? 結論:成績処理に忙しい

学習・学校

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は『師走』この言葉の由来が正しいのかどうか考えていきたいと思います。

本日の内容:『師走』本当に教師は忙しいのか? 結論:成績処理に忙しい

本日の内容:『師走』本当に教師は忙しいのか? 結論:成績処理に忙しい

さて、今日は、『師走』本当に教師は忙しいのか? ということについて考えたいと思います。

同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓

みなさん、師走はご存知ですよね。

今日から12月に入りました。あと1ヶ月で今年も終わりです。

12月を旧暦で『師走』といいますね。

旧暦の中でも耳にするランキング1位と言っても過言ではないくらい有名なものだったりしますよね。

『師走』の由来

『師走』の由来

さて、その『師走』の由来ですが、いくつかあります。

まず、一つ目として、『師が走る』というものがあります。

ここでいう師とはお坊さん(僧侶)を指すようで、日本には古くから、年末は各家庭に呼ばれてお経を唱えるという習慣があったそうです。

「師匠の僧が、お経をあげるために、東西を馳せる月」と解釈する「師馳す」が語源になっているという説が一つ目です。

2つ目には、その御師がこの時期に最も忙しい事から、師走になったという説です。

こちらの方が一般的に知られている感じがしますね。

他にも師は「教師」の事で、年末で先生も忙しくなる時期だからという説もあるようです。

はい、前置きが長くなりましたが、どうやら『師』という文字から『教師』をイメージし、その教師が忙しい時期だから『師走』という理解が一番多いのではないかと思い、由来を考えてみました。

教師の仕事【師走(12月)】

教師の仕事【師走(12月)】

いずれにせよ、教師が忙しい時期と言われる12月。本当に教師はさらに忙しくなるのか?考えていきたいと思います。

【師走の教師の仕事】授業

【師走の教師の仕事】授業

12月に入っての教師の仕事、まずは授業。毎日の授業は当たり前に特に変化なく通常通りに行われます。

【師走の教師の仕事】部活

【師走の教師の仕事】部活

12月に入っての教師の仕事、続いて部活。

冬に入ると、暗くなるのが早くなり、下校が危険になるため、遅くとも6時前には終了しているので、放課後の時間にはゆとりができますね。

この頃には、中体連主催の大きな大会もないので、部活はかえって楽になるでしょう。

【師走の教師の仕事】通常業務

【師走の教師の仕事】通常業務

3つ目には、それ以外の通常業務、前にもお話しした学級のこと、学年のこと、学校全体のことで各々仕事が割り振られているので、それらはこの時期も仕事があればやります。

そして、ここからが師走ならではとなります。

【師走の教師の仕事】成績処理

【師走の教師の仕事】成績処理

成績処理、です。

通知表に関わる仕事と考えていただけたらイメージしやすいかもしれません。

これは、12月に限ったことではなく、3学期制を採用している学校では、7月と3月にも行います。2学期制だと若干時期がズレます。

では、成績処理って何なのよ?となると、

評定をつける

まずは、【評定をつける】というのがあります。各教科の成績ですね。

これまで取り組んできた課題、ノート、ワークなどの提出状況、授業への取り組み状況などを整理する。

定期テスト(小学校では、単元テスト)の点数をまとめる。

これらを総合的に評価して、評定というものがつけられます。

所見を書く

続いて、所見を書くというのがあります。

担任は、自分のクラスの子どもたち一人ひとりの学期中の学習や生活状況を振り返り、コメントを書きます。

これが結構な負担になっているのが正直なところです。

もっというと、正直に思ったことを書ければまだいいのですが、良いところを中心に、悪いところはオブラートに包みながら書くなどの工夫が求められるので、余計に大変になっているのが事実です。

最終的には、管理職(校長、教頭)の赤ペンチェックのようなものが入り、手直しが必要になったりします。これが所見です。

これが仕上がると、担任は相当スッキリします。

行動の記録をつける

さらに、行動の記録をつけます。行動の記録とは、学校生活における観点が10個くらいあって、その観点にそって、お子さんの特に優れたところに○をつけます。

優れたところが多い子には、全項目○がついてもおかしくありませんが、内々に上限を決めていて、1学期には、多い子で○3個までなどといったのが実際です。

そのため、○がついていない項目はできていないのかといったら、そんなことはない場合が多いのでご安心ください。

そう考えると、これはあまり当てにならないというのが正直なところかもしれません。

成績処理の仕事はこんなところかな、と思いきや、まだありました。

これが近年新たに加わったなかなかボリュームのある仕事です。

道徳の評価

道徳が教科になり、教科になったということは、評価があり・・ということで、道徳の授業での様子を文章表記で評価するというのがあります。

一人ひとりについて文章で表記していくのでなかなか骨の折れる作業です。

ただでさえ大変だった成績処理に、ドカンと大きな負担が乗っかりました。

大体以上が成績処理に関する仕事です。

これだけのボリュームがある成績処理を行うという点では、まさに教師も『師走』忙しく走り回るにふさわしいかもしれません。

しかし、勘違いをしてはならないのが、決して教師は12月が一番忙しいというわけではないということです。

教師にとって本当に忙しいのは、4月だったり、7月だったり、他の月のような気がします。

まとめ

『師走』本当に教師は忙しいのか? 結論:成績処理に忙しい

さて、今回は、”『師走』本当に教師は忙しいのか? 結論:成績処理に忙しい”として、師走の話から、学校の成績処理を中心にお話をさせていただきました。

いろいろなシステムを駆使してもなかなか成績処理の負担感が変わらないどころかむしろ負担が増えているところが苦しいところです。

教員は、なかなかの気概をもって、時間をかけて通知表を作成しています。

子どもたちの目標を立てるにふさわしいものであったり、モチベーションに繋がるようなものであって欲しいと願います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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