みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今日は、”教師という職業の危機”と向き合いたいと思います。
本日の内容:こう変われ!!でないと教師がいなくなる
ということで、本日の内容は、『こう変われ!!でないと教師がいなくなる』というお話をしていきたいと思います。
『もう仕事を辞めたい』そんな思いにかられたことのある、または現在そのように思っている教師は、想像以上に多いはずです。
他方、教師という職業に憧れて教師になった先生も少なくないはずです。
この割合は、きっと他の職業よりも多いはずです。
なぜなら、確実に全員が生徒として学校で生活しており、教師という職業のイメージを個々にもっていて、それを踏まえて”なりたい”と思ったはずだからです。
なりたくてなった人が多いのに、辞めたいと思う人が多い。
その理由は、
教師って‥思っていたのと違う
”思っていたのと違う”これに尽きると思います。
では、一体何が思っていたのと違うのか?
今回はそんな切り口から教師という職業について考えてみたいと思います。
【教師】違う①思っていたよりもハード
思っていたのと違う1つ目は、”思っていたよりハード”というのがあります。
教師という職業が楽な仕事ではないということは、多くの人の周知の事実です。
本質的な大変さに加え、最近では、その労働環境の悪さから”ブラックだ”などと言われる職業の代表格にもなっています。
それでも、高い志をもって教師になっている人がほとんどでしょう。
それでも、”辞めたい”という気持ちにかられるのは、余程思っていたのと違う部分があるということになります。
では、一体何がそんなにハードなのでしょうか?
ハード①仕事の絶対量が多すぎる
ハードさの1つ目は、”仕事の絶対量が多すぎる”というのがあります。
”勤務時間が長い”そのように言われることが多いと思いますが、それよりも”仕事の絶対量が多すぎる”という方が本質的だと思います。
なぜなら、必ずしも勤務時間前に出勤する必要もなければ、定時で退勤してはいけない訳ではありません。
そのため、最近では”早く帰りましょう”という『働き方改革』という名のキレイ事が展開されているのです。
でも、現場の実際は、『帰れる訳ねーだろ!!』なんです。
その理由は、やはり”仕事の絶対量が多すぎる”に尽きます。
いや帰ればいいじゃん、とお思いになるかもしれませんが、もし、皆が皆今の状況で定時出退勤をしたら、確実に学校は今のようには回らなくなります。
そんな簡単な話ではないのです。
定時出退勤をして、満足に業務をこなすことができるのは、そもそもスーパーマンしかいないのです。
でも、この世にスーパーマンはいないのです。
文科省とは、スーパーマン存在論を議論するつもりはありません。
よって
提言①仕事の絶対量を減らしてください
提言します。
お願いです、どうか”仕事の絶対量を減らしてください”。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
教師の仕事には何があるのか?
恐らくここについてのご理解がないのでわからない部分があるのかもしれませんが、もしわからないとおっしゃるのであれば、またあらためてお話しさせていただきます。
お分かりだと思いますが、”仕事の絶対量を減らしてください”という願いを叶える方法は、業務をカットするがその唯一の方法ではありません。
必要な、大切な仕事を単純にカットしてしまったら、子どもたちが損してしまいます。
”人員を増やす”
これも
”仕事の絶対量を減らしてください”
に答える方法です。
いずれかをぜひ、早急にお願いいたします。
【こう変われ!!】業務の精選と人員の確保を!!
整理します。”業務の精選”と”人員の確保”これをぜひ、お願いします。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
ハード②精神的ダメージが大きすぎる
ハードさの2つ目は、”精神的ダメージが大きすぎる”というのがあります。
人を相手にする職業だから、ある程度は覚悟をして教師になっているはずです。
でも、これもやはり想像していた以上にしんどいということがあります。
子ども同士の問題は、教師が正論をぶつければ何でもかんでも解消するものではありません。
最近では、教師がそうすることで全てが都合よく解決すると思っていらっしゃる保護者もいるように思いますが、そんな簡単な話ではありません。
簡単ではない問題と向き合う使命が教師にはあります。
ここで一番ネックになるのが、子どもたちの物わかりの悪さではなく、保護者の物わかりの悪さです。
教師の頭に少なからず常に保護者の影がチラついているのが実際です。
なぜそうなるか?
それは、理不尽なことを言ってくる保護者がいることを知っているからです。
それゆえ、精神的な負担が増大しているのは間違いありません。
教師が何も考えず思い切った指導ができるとしたら、精神的ダメージは今ほど大きくないはずです。
提言②理不尽な人を再教育してください
提言します。
お願いです、どうか
”理不尽な人を再教育してください”。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
自分の子どもがお世話になっているという大前提が理解できていない人が結構います。
最低限の敬意を払えない人が結構います。
非常識な人が結構います。
こういった方々指導も教師が行わなければならないでしょうか?
良識のあるご年配の方々が教え導いていただく方が心に響くのではないでしょうか?
またはこのような人々は、何かペナルティーがあれば大人しくなるという面もあるので、ペナルティーを設けていただくでもよいです。
いずれにせよ、理不尽な人びとに教師が苦しめられていることはどうかご認識ください。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
【こう変われ!!】年配者による再教育とペナルティーの創設を!!
整理します。
”年配者による再教育”と”ペナルティーの創設”これをぜひ、お願いします。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
【教師】違う②思っていたより社会的地位が低い
思っていたのと違う2つ目は、”思っていたより社会的地位が低い”というのがあります。
教師という職業は、子どもたちを教え導くとても尊い職業なはずです。
『先生』と呼ばれ、さぞ尊敬の対象となるであろうと教師になった人も少なくないと思います。
ところがなってみると、『私たちは社会の底辺か?』と思うような理不尽な目にあうこともまた少なくないのです。
提言③『ありがとう』と言ってください
提言します。
お願いです、どうか先生がいい事をしたら”『ありがとう』と言ってください”。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
欲張りな事を言っているでしょうか?
そんな事ないですよね?
子どもたちは結構言ってくれるんですよ、『先生、ありがとう』って。
でも、保護者や社会はあまり言ってくれないんです。
たとえ、教師の仕事の範疇を越える仕事をしたとしても。
昔はもっとあったって言いますよね、先生に対する社会の援護射撃が。
『先生、うちの子が悪い事をしたら、とことんやっちゃってください』
とか
『先生の言う事は、きちんと聞いておけ』
とか
『先生に言っちゃうよ』なんてものまで。
【こう変われ!!】感謝の気持ちの表出と社会の援護射撃を!!
整理します。
”感謝の気持ちの表出”と”社会の援護射撃”
これをぜひ、お願いします。
そうでないと、教師がいなくなってしまいます。
【教師】違う③思っていたより熱くない
思っていたのと違う3つ目は、”思っていたより熱くない”というのがあります。
教師=熱いものである、という概念は決して間違っていなかったはずです。
しかし、今はどうでしょう?
熱くないんです。
いや熱くない人が多いと言った方がいいですかね。
熱くあろうとすると、水をかけて冷まそうとする同僚が少なくありません。
熱くない教師にとって、誰かが熱いことは迷惑なのです。
よって足を引っ張ってきます。
そのうち、知らず知らずのうちにそちら側に染まっていき、熱くない教師が多くなっています。
熱くない教師がいる理由は、前述の思っていたのと違うが重なってそうなってしまったようにも感じます。
理想を追い求める気持ちにあきらめの気持ちが勝ってしまったということです。
気持ちがとってもとってもよくわかりますが、正直邪魔です!!
提言④やる気のない教員を奮い立たせてください
提言します。
お願いです、どうか”やる気のない教員を奮い立たせてください”。
そうしないと、やる気のある先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
やる気のない教員は、思っている以上に各学校でなかなか幅をきかせています。
だから、見かけ上その教員たちに迎合しているやる気のある教師は多いです。
熱さを否定されるってとっても傷つくんです。
だって間違っていないから。
でも、その熱さを前面に出すと否定されるんです。
傷つきたくないから、一見熱くないような素振りをしなければ自分を守れないんです。
熱い=是、という風土づくりが必要です。
それには、管理職が熱いことが必須です。
教師を指導する立場にある人がしっかり機能することが必要だと思います。
【こう変われ!!】熱血管理職の増加を!!
整理します。
”熱血管理職の増加”
と、やる気のない人を
”『こらっ!』って叱って”
これをぜひ、お願いします。
そうしないと、先生がいなくなってしまって子どもたちが困ってしまいます。
まとめ
さて、本日は、『こう変われ!!でないと教師がいなくなる』というお話をさせていただきました。
どのようにお感じになられたでしょうか?
終始『○○してください、そうしないと教師がいなくなってしまい、子どもたちが困ってしまいます。』という言葉を投げかけてきました。
そう、教師が頑張れる状況にないと、困ってしまうのは子どもたちなのです。
子どもたちは、日本の未来です。
子どもたちが日本の未来を担います。
つまり、日本が困ったことになってしまうことにつながる訳です。
この認識が日本全体として乏しすぎると思えてなりません。
教育は、ないがしろにしてはいけないんです!!
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