みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今日は、”勉強する理由”と向き合いたいと思います。
本日の内容:なぜ勉強するのか?
ということで、本日の内容は、『なぜ勉強するのか?』というお話をしていきたいと思います。
親であったり、教師であったりする限りは、子どもたちから一度は投げかけられたことのある、または投げかけられる可能性のある人類の永久の疑問です。
この疑問に対し、あなたはどんな答えをもっていますか?
私の結論を申し上げます。
『なぜ勉強するのか?』その答えは、
結論:何とかする力
”何とかする力”を身につけるためです。
”何とかする力”?
なんじゃそりゃ?と思いますよね。
説明させていただきます。
なぜ勉強するのか?〜寅さんの一幕より〜
この私の言う”なんとかする力”を説明する上で、こう言うこと!!というわかりやすく説明を手助けしてくれる人がいます。
それは、”寅さん”です。
とてもわかりやすくよい例が、”男はつらいよ”の”寅さん”のセリフの中にありますので、まずこちらを紹介させていただきます。
”男はつらいよ”でこんなシーンがあります。
「満男くん」という男の子が寅さんにこう質問するんです。
『大学へ行くのは何のためかな?』って。
こういったことを一度は考えるものです。
よくある質問ではないでしょうか?
みなさんだったら、何と答えますか?
この満男くんの質問に、寅さんは、とてもキレのある返答をしているのです。
何といったのでしょう?
待ちきれませんね。
やりとりに忠実にいきましょう。
満男 「伯父さん、質問してもいいか?」
寅 「あまり難しいことは聞くなよ。」
満男 「大学へ行くのは何のためかな。」
寅 「決まっているでしょう。これは勉強するためです。」
満男 「じゃあ、何のために勉強すんのかな?」
寅 「つまり、あれだよ。ほら、人間長い間生きてりゃいろんなことにぶつかるだろう、なあ?」
寅 「そんな時に俺みたいに勉強してない奴は、振ったさいころの出た目で決めるとか、その時の気分で決めるしかしょうがない。」
寅 「ところが勉強した奴は、自分の頭できちんと筋道をたてて、こういく時はどうしたらいいかなと考えることができるんだ。だから、みんな大学へ行くんじゃねえか。だろ?」
『寅さーーん!!』と叫びたくなりませんか?
すごく的を射ていると思いますが、いかがですか?
寅さんは言っています。
「生きてりゃいろんなことにぶつかる」。
そうですよね。
いろんなことにぶつかる、その通りですよね。
みなさんは、今、何かにぶつかっていますか?
私は毎日のようにぶつかっています。
そして寅さんはこうも言っています。
「そんな時に俺みたいに勉強してない奴は、振ったさいころの出た目で決めるとか、その時の気分で決めるしかしょうがない。」と。
つまり勉強していないと、そのぶつかった事象に対する正しい選択が何なのかわからない。
わからないので、”何となく良さそう”とか”何となくこっちかな?”という風な選択しかできない。
そしてトドメです。
寅 「ところが勉強した奴は、自分の頭できちんと筋道をたてて、こういく時はどうしたらいいかなと考えることができるんだ。だから、みんな大学へ行くんじゃねえか。だろ?」
勉強していると、ぶつかった壁に対して、”論理的に考え、選択をすることができる”と言っています。
こんな力を、
勉強する理由=何とかする力をつける
”何とかする力”と私は呼んでいます。
人生でぶつかる壁。
それに対して、自分の頭でよくよく考えて前に進んでいくことの連続です。
勉強したことによって全ての答えを知っているというわけではありません。
答えを知っている壁に出会うこともあれば、未知なる壁にぶつかるかもしれません。
未知なる壁に出会った時には答えを知らないんだから限界があるではないか?
そう思いますよね。
でも、道なる壁とぶつかったとしても、その時点から学ぶということが勉強している人はできます。
必要な情報を取りに行く行動をとることができます。
だから、何とかすることができるんです。
勉強をしていれば、100%の正解を選べる訳ではないと思いますが、勉強をしていると、正解を導き出す確率を上げていくことができるのです。
補足すると、”何とかする力”とは、”正しい選択確率を上げる力”ということができます。
情報がこれだけ簡単に手に入ることができる時代になって、なおさら思います。
無知=損であると。
裏を返せば、知っている=得です。
知っているとかなり得をできます。
勉強すると‥
そう言った意味で、勉強をすると、さまざまな可能性を広げてくれます。
勉強をすると、困難に強くなります。
勉強をすると、ビビらなくなれます。
怖いものと怖くないものがハッキリ区別できるという意味です。
最後に質問をさせてください。
あなたには、”何とかする力”はありますか?
まとめ
さて、本日は、『なぜ勉強するのか?』というお話をさせていただきました。どのようにお感じになられたでしょうか?
『何で勉強しなければならないの?』
子どもたちからそう投げかけられた時に、そのことについて考えていない訳ではないけれど、言葉に詰まることがよくありました。
なんかすごくキレイ事だったり、抽象的だったりすることを言っているな、って自分で思ってしまっていたんです。
そして、自分なりに考えに考えました。
その上で、現時点で自分の中で、あくまで自分の中で府に落ちているのが”何とかする力”です。
これを結論として考えることをやめるのではなく、教育に携わるものとして、これからも考え続けていきたいと思います。
最後に質問をさせてください。
『何で勉強しなきゃいけないの?』
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