みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今日は、”子どものやる気”と向き合いたいと思います。
本日の内容:子どものやる気を引き出すたった一つの方法
ということで、本日の内容は、『子どものやる気を引き出すたった一つの方法』というお話をしていきたいと思います。
以前にウィリアム・アーサー・ウォードというアメリカの教育者の残したこんな話を紹介しました。
普通の教師は言わなければならないことを喋る。
良い教師はわかりやすいように解説する。
優れた教師は自らやってみせる。
そして、本当に偉大な教師というのは生徒の心に火をつける。
この言葉における最上位の偉大な教師とはの部分。
生徒の心に火をつけることのできる教師こそが偉大な教師。
生徒の心に火をつける=やる気を引き出す、と言い換えることができますね。
どうすれば子どものやる気を引き出せるのか?
これから考えていきたいと思います。
教師だけではなく、保護者の方も含め全ての方を対象としたお話です。
結論:その気にさせる
結論から言います。
子どもをやる気にさせる方法は、子どもを”その気にさせる”です。
もう少し補足すると、子どものプライドを刺激してやる気を引き出しその気にさせるということです。
”その気にさせる”にはステップがあります。
解説していきます
子どものやる気を引き出すステップ①子ども理解
”その気にさせる”ためのステップ①は、”子ども理解”です。
対象の子どもがどんな特性をもっているかをよく見極めるのです。
見極めの精度をあげる方法は、深く関わることです。
よく会話し、よく遊び、常に観察をする。
興味をもって子どもと接することです。
子どもに限らず、相手の心を読むためには、その人に対する興味、そして確かな理解が必要です。
恋人のことが好きだから、その人のことをよく知ろうとし、よく知るから何をしたら喜んでもらえるかがわかる、それと同じです。
つまり、
子どもに恋をしてください。すると、こんな変化が起こります。
子どもがあなたに恋をします。
”恋”なんて言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、要するに好きになるということです。
好きになると、どうなるか?
好きになると、その人の話を聞こうとします。
その人の話に耳を傾けようとします。
その人の話を心で聞こうとします。
こうなったらもうしめたものです。
子どものやる気を引き出すステップ②まずは褒める
”その気にさせる”ためのステップ②は、”まずは褒める”です。
また恋愛を思い出してください。
恋をして間もない頃は、相手が自分のことを好きでいてくれているかどうかをしきりに確かめたくないですか?
相手から肯定的な言葉をかけて欲しくないですか?
やはりそれと同じです。
先ほどの子ども理解を通して知ったその子の良さ、素敵さをたくさん見つけてあげて、たくさん褒めてあげてください。
そうすると、子どもはさらに満たされて、また気持ちに変化が起きます。
その変化とは、”安心”です。
あなたが自分のことを好きでいてくれていることを感じることができ、安心につながります。
子どもたちは、安心すると、”挑戦”するようになります。
もっと、もっと褒めてもらいたくて、認めてもらいたくて、自分の可能性を広げようとするのです。
きっとこの人は、失敗したとしてもフォローしてくれると、そう信じていることでしょう。
子どものやる気を引き出すステップ③時に叱咤
”その気にさせる”ためのステップ③は、”時に叱咤”です。
先のステップでしっかり信頼関係が築けている子どもが相手の場合、
「もっとできるだろう、そんなものか」
と、発破をかけるような言葉かけが非常に効果的になる場合があります。
「あなたの力はそんなもんじゃない!!」
「先生は悔しいぞ!!君は悔しくないのか?」
子どものプライドを刺激してやる気を引き出すというわけです。
するとまた変化します。
次の変化は、”私のことをそんなに想ってくれるなんて”というものです。
自分に対して厳しい姿を見せてくれるのも、私のことを思ってのことだということを理解してくれるようになります。
良い姿も悪い姿も受け入れてくれるんだという信頼が生まれます。
信頼が生まれると、さらに努力して、もっともっと自分を磨く努力をするようになります。もうこうなったら完璧です。
ウィリアム・アーサー・ウォードさんの言う”生徒の心に火をつける”ことができた状態と言えるでしょう。
そして、”その気になっている”と言えるでしょう。
まとめ
さて、本日は、『子どものやる気を引き出すたった一つの方法』というお話をさせていただきました。
”その気にさせる”=やる気にさせる、と同時に”その気にさせる”=恋をし、させる、というものでした。
どのようにお感じになられたでしょうか?
大人と子どもの差こそあれ、お互いに人間同士です。
恋や愛といった言葉を使うと語弊がある面もあるかもしれませんが、好きな者の言葉はよく聞こうとするし、そうでない者の言葉は届かない、それは同じだと思います。
子どもを真に成長させたい人は、子どもに惜しみない愛情を注ぐべきだし、それは地道な営みによってしか真の成長の後押しはなしえないと思います。
愛があれば、地道な営みにも耐えうるものですよね。
そう考えると、子どものやる気を引き出し、教え導く者に必要なのは、”子どもが好きだ”という根源的なものだと思います。
あなたは、子どもが好きですか?
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