みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、学校におけるこれからのコロナとの向き合いの方についてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】文科省「学校の新しい生活様式」改訂
題して「【教えて、のりそら先生】文科省「学校の新しい生活様式」改訂」といった内容でお届けします。
コロナウイルスとの戦いの日々はだいぶ長くなっており、その始まりは2019年12月初旬に、中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、瞬く間にパンデミックと言われる世界的な流行となりました。
こうして振り返ると、人類とコロナとの戦いは、もうすぐ2年となる訳です。
現在、日本ではだいぶ落ち着きを見せてきています。
そんな状況下にあってということもあってか、この度文部科学省から新たな方針が出されましたので、大枠をご紹介したいと思います。
今回このお話を聞くことで、学校におけるこれからのコロナ対応のあり方について理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
改訂版「学校の新しい生活様式」
文部科学省は2021年11月22日、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」を改訂しました。
学校関係者の感染状況データや分析結果を更新するとともに、子どもの感染に関する最新知見、抗原簡易キットや透明マスクの活用、ワクチン接種に係る留意点等を追記しています。
詳細は、文部科学省HP(https://www.mext.go.jp/content/20211122-mxt_kouhou01-000004520_4.pdf)にてご確認ください。
そもそも「学校の新しい生活様式」って?
「学校の新しい生活様式」は、「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」の考え方に基づき、学校の衛生管理に関する具体的な事項について、学校の参考となるよう作成したマニュアルのことです。
今回の改訂では・・データ分析を公表
改訂版のマニュアルでは、学校の感染状況について文部科学省や厚生労働省等から公表の最新データや分析を更新しています。
2020年6月1日から2021年10月31日までの間の感染報告は、児童生徒等8万4,211人、教職員7,843人となっています。
2021年7月からの感染拡大期においては、児童生徒等の感染者数も増加したということです。
感染経路は、「家庭内感染」が小学校70%、幼稚園66%、中学校57%、特別支援学校42%でもっとも多い一方、学校段階が上がるほど「感染経路不明」の割合が増加しています。
高校は「感染経路不明」が40%、「学校内感染」が19%と、他の学校種と比較して高い割合を示しています。
教職員の感染経路は、「感染経路不明」が58%、「学校内感染」は10%でした。
「学校内感染」および「感染経路不明」を含め、同一の学校で複数の感染者が確認された事例は9,813件となっています。
このうち、5人以上確認された事例は3,300件(小学校1,047件、中学校801件、高校1,382件、特別支援学校70件)です。
「最近では小中学校においても件数が増えていることに留意が必要」と記しています。
また、10人以上の感染事例を分析すると、高校の部活動や寮の他、放課後児童クラブ・デイサービス等関係の事例が多くなっているということです。
基本的な感染症対策の実施
今回文科省が示している基本的な感染症対策の内容の一部は以下の通りです。
感染症対策の 3つのポイントを踏まえ、取組を行います。
・ 感染源を絶つこと
・ 感染経路を絶つこと
・ 抵抗力を高めること
(1)感染源を絶つこと
学校内で感染源を絶つためには、外からウイルスを持ち込まないことが
重要です。特に、感染経路不明の感染者が発生しているような地域においては、児童生徒等、教職員及びその家族の健康観察を徹底するようにします。(中略)
(2)感染経路を絶つこと
新型コロナウイルス感染症は、感染者の口や鼻から、咳、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。一般的には1メートル以内の近接した環境において感染しますが、エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、長時間滞在しがちな、換気が不十分であったり、混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあることが知られています。
また、ウイルスが付いたものに触った後、手を洗わずに、目や鼻、口を触ることにより感染することもあります。WHO は、新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大 72 時間、ボール紙では最大 24 時間生存するなどとしています。感染経路を絶つためには、基本的な感染対策(3密の回避、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生、換気等)が大切です。(中略)
(3)身体全体の抵抗力を高めること
引用:学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2021.11.22 Ver.7)(https://www.mext.go.jp/content/20211122-mxt_kouhou01-000004520_4.pdf)
身体全体の抵抗力を高めるため、「十分な睡眠」、「適度な運動」及び「バランスの取れた食事」を心がけるよう指導します。また、予防接種も新型コロナウイルス感染症の発症や重症化の予防等の効果が期待されています(第2章5.参照)。
基本的には、これまで既に行なっているものを継続していくと言った感じの印象ではないでしょうか。
具体的なものとしては、
抗原簡易キットを教職員や児童生徒等の有症状者が直ちに医療機関を受診できない場合に活用することを追記しています。
表情や口の動きが見えつつ鼻や口元が覆われる「透明マスク」の活用についても場面によってはということで触れられています。
マスクの素材等によって効果に違いがあり不織布マスクがもっとも高い効果をもつこと等も追記しています。
その他にも
正しい手洗いの仕方、タイミングなどについても示されています。
咳エチケット、消毒の方法についてもあります。
集団感染のリスクへの対応として、新型コロナウイルス感染症では、
・換気の悪い密閉空間
・多数が集まる密集場所
・間近で会話や発声をする密接場面
という3つの条件(3つの密(密閉、密集、密接))が重なる場で、集団感
染のリスクが高まるとされていること。
この3つの条件が同時に重なる場を避けることはもちろんですが、3つの密が重ならない場合でも、リスクを低減するため、できる限りそれぞれの密を避けること(ゼロ密)が望ましいとされることなどが記されています。
さらに細かい内容についても触れられておりますので、ご興味のある方は、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2021.11.22 Ver.7)(https://www.mext.go.jp/content/20211122-mxt_kouhou01-000004520_4.pdf)をご参照ください。
ございますので、ご興味をもたれた方はぜひ、ご覧にいなってください!!
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】文科省「学校の新しい生活様式」改訂」というお話をさせていただきました。
世間にもだいぶ「新しい生活様式」という言葉が浸透しました。
もうマスクを着けるのは当たり前、密を避けることも当たり前、消毒も当たり前・・だいぶ生活様式が変わりましたよね。
これから先、それらをしなくても良い日が来るのか?
マスクをつけていなかった日々が恋しくもありますね。
しかし、油断は大敵、これからも気をつけていきましょう!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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