みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、キンコン西野さんから学べることについてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生 】教えて西野さん!今、大人が子どもに教えておくべきことってナニ?より
題して「【教えて、のりそら先生 】教えて西野さん!今、大人が子どもに教えておくべきことってナニ?より」といった内容でお届けします。
芸人、絵本作家として活躍するお笑いコンビキングコングの西野亮廣さん。
同い年でありながら、私は西野さんを尊敬しています。
西野さんがおこなった近大の卒業式のスピーチ(https://youtu.be/dJT_L6d_fU8)は、自分を奮い立たせたい時のバイブルです。
そんな西野さんが先日”ベネッセ教育情報サイト”にてインタビュー(https://benesse.jp/kosodate/202110/20211004-1.html?fbclid=IwAR2AmxYZsqhQ-N4dD6WXmzeu5LHrgiPsYuzq8jqCXZ7kpLXpYphmE0OAYqg)に応えておられました。
その内容は、これまでお話させていただいた内容とも重なる部分もあり、ぜひ共有したいと考えました。
私なりに要点をお伝えできたらと思います。
今回このお話を聞くことで、”今、大人が子どもに教えておくべきこと”について理解することができます。
お子さんの教育について課題をおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
西野さんから学べること①褒めて育てることの大切さ
西野さんは、このインタビューの冒頭で、ご自身のご両親の育て方について話されています。
ずいぶん褒めて育てられました。特に父に怒られたことは一度もないです。子どもの時、家の前の道路にいたずら描きをしまくって近所の人が怒鳴り込んできたことがありました。親がひたすら近所の人に謝っているのを聞きながら、このあと親に怒られるんだろうなと思ったのですが、結局何も言われなかった。代わりに父ちゃんは、『そんなに書きたいんだったらこっちに書け』と翌日たくさん白い紙を持ってきました。
引用:ベネッセ教育情報サイト
おそらく、ご両親は、西野さんの好奇心を大切にされていたのでしょうね。
子どもが余計なことや面倒になりそうなことをしようとすると、つい親はストップをかけてしまいがちです。
ところが、その好奇心にこそ、子どもの成長が詰まっています。
子どもたちには、この好奇心をずっとずっと持ち続けてもらいたいですよね。
であるとすれば、ここでその好奇心の芽を摘んではいけないのでしょうね。
西野さんから学べること②自分で決める
また、こうもおっしゃっています。
小学校2年生の時から芸人になりたいと親にも言っていて、高校も行くつもりはなかったのですが、高校だけはと母ちゃんが希望していたので、そこは親孝行で受験勉強したという感じです。
(中略)
中学3年生になった時、いよいよ先生から『お前このままだと、高校行けないよ』と宣告されて。4人兄弟で私立は厳しかったのでやばいと思い、母ちゃんに『大変なことになっている。私立に行くかもしれない。もしかしたらそれも行けないかもしれないくらいだから、塾に行きたい』と初めて自分で言ったんです。
引用:ベネッセ教育情報サイト
ご両親が『塾に行け』『勉強しろ』というのではなく、西野さんご自身が『このままではマズイ』と考えて、『塾に行きたい』と言っています。
そう、ついつい親は”転ばぬ先の杖”を与えようとしてしまいます。
中学の時の実力テストでは、約250人いて下から5番目ぐらいだったんです。テストを休んでいる人も入ったランキングなので、実力で言うと最下位。不良で学校に来ていなかったわけでもなく、毎日ちゃんと授業を聞いていて、ちゃんと分かんなかったんですよ。まっすぐバカだった(笑)。
引用:ベネッセ教育情報サイト
しかし、西野さんは、このように思いっきり転んでしまっています。
転んでしまった末に、自らの意志でご両親に塾へ通わせてほしいと願い出ています。
自分で気付けた西野さんもすごいですが、転ばせているご両親も見事です。
簡単なようで、なかなかできることではありませんよね!!
西野さんから学べること③アウトプットの重要性
さらに続きます。
それで実際個別授業を受けたら、『こんな頭いい奴は見たことない』とむちゃくちゃ褒めてくれて。よくある手だと今は思うのですが、勉強で褒められたことなんて一回もなかったから嬉しかった。先生も若いしノールールだったから、僕が落ちた一般クラスの授業が終わった後、15分先生になって授業をやれと言われたんです。1番頭悪いのに、いきなり先生をやりました。
引用:ベネッセ教育情報サイト
勉強ができるわけではないのに、先生をやるように言われたわけです。
アウトプットの重要性は、今でこそ多くの場で聞かれるようになりましたが、当時はどうだったでしょう?
少なくとも学校教育では、今以上に一斉指導が学びの中心でした。
この塾の先生は、西野さんの適性を見抜いてか、そうでないのかはお話だけではわかりませんが、学びを深いものとするために必要なアウトプットの重要性を分かっていたようですよね。
アウトプットができるというのは、学力上位の子どもたちにはできるけれど、学力下位の子たちには難しい、と手前の効率性を求めて消極的な傾向があります。
しかし、アウトプットは、多くのお子さんにとって有効な手立てだと思います。
西野さんから学べること④成功体験を積ませる
さらに、こうきます。
教わることを失敗してもなんてことはないけど、みんなの時間を奪って勉強にならないと嫌われるし、自分にダメージが来る。だからどんな質問が来ても大丈夫なように、むっちゃ予習して行きました。それで喜んでもらい、来週もその次の週もずっと授業をしていました。そこから、めちゃくちゃ成績が伸びました。アウトプットが決まっているというのはすごくでかいと、経験として覚えたんですよね。それが中学生の頃の成功体験です。
引用:ベネッセ教育情報サイト
子どもが”できる””わかる”という経験をすることは、極めて重要なことです。
成功体験を子どもたちが積めるように、我々大人は時に仕掛けを用意することも重要です。
そうすれば、必ず子どもたちは、”できる””わかる”経験ができます。
こういった経験をした子は、自ずと学習に対する意欲を向上させていきます。
西野さんから学べること⑤地雷をリストアップ
まだまだあります。
『こうやったらうまくいくよ』というのは、僕は無理だと思っています。必ずメジャーリーガーになる方法も、必ず歌手になる方法も、親は教えられない。ただ、これをやったらメジャーリーガーになれない、これをやったら歌手になれない、は教えられますよね? お笑い芸人をやることにしても、生活費が回らなくなった時点でお笑い芸人も諦めなきゃいけないから、生活費を確保できる体制を取っておかなきゃいけないということなら教えられる。これ地雷だよね、というのを一緒にリストアップして教育していく、それならできます。
引用:ベネッセ教育情報サイト
ついつい『こうしなさい』と誰かの成功哲学のようなものを押し付けたくなってしまいますよね。
誰かにとっての成功哲学は、誰にでもマッチするものではありません。
それが可能であれば、成功できない人なんていないはずです。
現実は、違いますよね。
だから、きちんと現実を教える必要があるのでしょうね。
西野さんの言う地雷って確かにありますよね。
これをしたら失敗する、これをおろそかにしたら失敗する。
”人の話に耳を傾けようとしない”
”知らないものを否定する”
”優しさをもたない”
などがそうではないでしょうか?
西野さんから学べること⑥一緒に勉強する
まだまだ。
これを言うと、世の中のお父さんお母さんに耳が痛いことを言わないでと嫌がられるんですが、やっぱり親が勉強していないというのは致命的だと思うんです。お父さん、お母さんがクラウドファンディングやNFTって何?という状況だったら、子どもに勉強しなさいというより、まずは親が勉強しないといけない。親が世の中について行けてないのに、子どもに勉強しろというのは説得力がないと思います。だから、『一緒に勉強する』が一番いいですよね。
引用:ベネッセ教育情報サイト
本当に耳が痛いですよね。
子どもに言うほど自分は勉強ができているか?
耳が痛いけれど、一度自問自答する必要がありそうです。
ここについては、直近で確かな経験を私も味わっています。
良かったらコチラもあわせてご覧ください(https://nextageschool.com/deviation-value/)。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】教えて西野さん!今、大人が子どもに教えておくべきことってナニ?より」というお話をさせていただきました。
いちインタビューでこれほど学びが詰まっていることがスゴすぎます。
このような素敵な学びが他にも”ベネッセ教育情報サイト”にはたくさんあります。
ぜひ、いろいろご覧になってみてください!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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