みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回はプログラミング学習についてお話をしていきたいと思います。
本日の内容:プログラミングって必修ですよね? ですよ!!必修ですから!!
さて、今日は、『プログラミングって必修ですよね? ですよ!!必修ですから!!』をテーマにお話ししていきたいと思います。
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皆さんは、ご存知ですか?プログラミング学習を?の前に、プログラミングを。
ここで整理しておきましょう。
プログラミングとは、簡単にいうと「コンピュータにさせる処理を、順番に書き出したもの」です。
コンピュータは自分で考えることができません。
そのため、コンピュータ自身が自分で考えて行動することはできません。
しかし、人間が指令を出してあげることによって、次のページを表示したり、画像を表示したり、音楽を流したり‥さまざまなことができるようになります。
こういったことをコンピュータ相手に行うのが「プログラミング」です。
人間であれば、なんとなく予想して「次はこうすればいいのかな」と動くことができますが、コンピュータには想像する力がありません。
一連の動きを厳密に、コンピュータにも読み取れる形で命令する(=プログラムする)必要があるのです。
そんなプログラミングですが、
なぜここでプログラミングが必修?
なぜここで話題にするのかというと、このプログラミング、2020年つまり今年から小学校で必修になっているんです。
ご存知でしたか?
さらに来年2021年には中学校でも、さらに2022年には高校で必修科目『情報Ⅰ』が新設されることになっています。
さらにさらに、2024年には、大学入試共通テストの『情報Ⅰ』において出題されるのです。
これは結構な見通しをもった大きな変化ですよね。
これだけ大きな変化があるにもかかわらず、実感として”よくわかっていない”という現実。
これではまずい、と思って扱っています。
事実、小6の娘に『今年になってプログラミングの授業やった?』と聞くと、『一回だけ』という答えが返ってきました。
小4の娘に至っては、『一回もやってない』とのことでした。
では実際、学校ではどのように取り組んでいくのか?事例を紹介します。
【必修化】プログラミング事例
文部科学省が公表している「小学校プログラミング教育の手引き」や文部科学省・総務省・経済産業省が中心となって運営している「未来の学びコンソーシアム」では、小学校でのプログラミング学習の学習事例が紹介されています。
たとえば、「小学校プログラミング教育の手引き」では、次の学習内容が紹介されています。
4年生(音楽)・・・様々なリズムやパターンを組み合わせた音楽づくりを、プログラミングを通し て学習
4年生(社会)・・・都道府県の特徴を組み合わせて、名称と位置を学習
5年生(算数)・・・プログラミングを通して正多角形の意味を把握し、その理解に基づき正多角形を描く学習
6年生(理科)・・・身の回りに電気の性質を利用した道具があること等を、プログラミングを通して学習
また、これらの学習の他に、総合的な学習におけるプログラミング学習指導例が掲載されています。
さらに「未来の学びコンソーシアム」には低学年での学習も紹介されています。
2年生(国語)・・・主語と述語を組み合わせる学習
3年生(音楽)・・・まとまりのあるリズムやリズムループを作る学習
ある市では、4年生以降にプログラミング教育を実施し、低学年ではコンピューターに慣れるための時間やローマ字入力の練習時間が設けられているようです。
こうして見ていくと、実態はまちまちな様子が伺えます。
【必修化への道】教育課程の変化
近年、小学校から始まっていく大きな変化がいくつもありました。
道徳の教科化
道徳の教科化。
どのように評価を行うのか?
そもそも評価を行うべきなのか?
大きな議論とともに混乱がありました。今でもしっくりきている感じはしませんが、そんなことをいっている矢先、
英語の必修化
英語の必修化。
これまでの外国語活動とは何が違うのか?
毎週行わなければならなくなった教師の負担感は大きくなりました。
決して現在にあっても軌道に乗っているとは言い難い実態にあります。
プログラミング必修化
加えて、プログラミング。
もう現場はあたふたですよね。どころではない。
さらにはコロナの影響もあって思うように授業時数が確保できない状況。
『いったん、ストーップ』。いろいろ状況が変わったから、一回リセットして、これをじっくりやろう!という英断が必要と感じつつも、そんなことにはならない。
中途半端に進みます。現場も、子どもたちも振り回されますよね。
必修化されたプログラミングの重要性
ただ、このプログラミングについては、しっかりと考えた方がいいと思います。
これからの社会を見ていく上で、多くの人が身につけておくと良いスキルであることは間違いなさそうです。あるビジネス系インフルエンサーが、これからの時代にあってもおそらく30年くらいは安泰なスキルだと話していました。
AIに仕事が奪われると言われているこれからにあっても、です。
お子さんはきっと楽しく学べる好きな領域だと思います。
なおかつ将来役立ちそうとなれば、これからますますプログラミングの需要は高まりそうですね。
まとめ
今回は、『プログラミングって必修ですよね? ですよ!!必修ですから!!』という内容でお届けしました。
わがNEXTAGE SCHOOLでは、将来に役立つ学びを提供したいと考えています。
その中に、もちろんプログラミングも視野に入れています。
これからも変わりゆく時代とともに必要な知識、スキルは変化していくことでしょう。
柔軟に対応していけたらな、って思っています。
以上です!!
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