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【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、学校夏の風物詩学校のプールの是非について考えたいと思います。

本日の内容:【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析

本日の内容:【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析

今回は、『【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析』というテーマでお話をしていきたいと思います。

同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓

新しい年になりました。

新年の目標に、体づくりやダイエットなどをお考えの方も少なくないと思います。

私は、もっぱら走る専門で、毎日欠かさず8キロほどマラソンを続けています。

その甲斐あって、それほど体型にコンプレックス的なものはありませんが、数年前の自分は、ぽっちゃり体型でした。

そんな私がどうして痩せることができたのか?

それは、スポーツジムに通って、筋トレ、ランニング、さまざまなワークアウトに勤しんだためです。

この時期に、筋肉もある程度つけて、代謝を上げたことがジムを辞めた後の太りづらさにつながっていると思います。

私の知識は、代謝をあげる=ダイエットに有効、こんな具合です。

みなさんは、どの程度ご存知ですか?

これから、かの有名な『ライザップ』について研究していきます。

なぜやり切れるのか?ということはもちろん、どのような考えで経営をされているかなどについても探っていきたいと思います。

どうぞお付き合いください。

では、いってみましょう!!

『ライザップ式接客術』

『ライザップ式接客術』

『ライザップ式接客術』なる言葉を聞いたことがあるでしょうか?

実は、ライザップの接客術は、書籍化されており、そこに詳しくオリジナルの接客術が書かれています。

Before/Afterの鮮烈な動画、その後に映し出される「結果にコミットする。」というキャッチフレーズ。

誰もが「ああ、あれね」と思い浮かべるライザップのCM。

有名人まで変わった姿が説得力に拍車をかけます。

なぜ、ボディメイク(ダイエット)市場でライザップは成長を続けられるのか。

その秘訣は何なのか? 

この本はそれに迫った素晴らしい本です。

誰もが『成功させたい』と考えていながら、多くの方々が挫折、失敗してしまうダイエット。

結果にコミットするとはいっても、ダイエットにゴールはありません。

ではなにがゲスト(顧客)を惹きつけ、時には苛酷とも思えるトレーニングをし続けられるようにできるのでしょうか……。

ゲストがトレーニングをし続ける意欲(自発性)を持ち続けられるように導いているもの、それこそが「ライザップ式接客術」なのです。

では、これから、その『ライザップ式接客術』の核心的な部分に迫っていこうと思います。

ライザップ接客術その① 『信頼関係』

ライザップ接客術その① 『信頼関係』

接客術その①は、『信頼関係』です。

ゲストを「100%肯定する」ことからライザップ式の接客術が始まります。

ゲストがトレーナーと二人三脚で目標を目指すようにならなければ「結果にコミット」できません。

ゲストと二人三脚になるという「信頼関係」を作るうえでトレーナーが心がけなければならないことが3つあるといいます。

それは、

  1. ゲストのニーズに向き合う力:ゲストの「動因」を把握する。
  2. ゲストに徹底的に寄り添う力:「親密な空間」を作る。
  3. ゲストとつながり続ける力:ゲストの「自己実現」を助ける。

「動因」とはゲストがジムに来た真の理由です。

ライザップのトレーナーは、ダイエットの目的を知るだけでなく、ゲストの「人生観」「価値観」を知ろうとしています。

このような一歩踏み込んだ会話はゲストにトレーナーが本気で向き合っていなければできません。

この「本気さ」が「親密さ」を育てることになります。

「向き合う」とはいってもトレーナーはいつも一緒というわけではありません。

168対2という壁があります。

これは1週間(168時間)のうちトレーナーがゲストに接する時間が2時間程度でしかないということを示しています。

ですからジムで接していない時間(シャドウタイムというそうです)でも「常にライザップのこと、ボディメイクのことを考えてもらう」ようにしなければなりません。

それにはジム外でのゲストの質問に「できるだけ早いレスポンス」をする、ということが肝心になります。

そうすればゲストの生活の中で「ボディメイクの優先順位」を上げていくことができます。

ここにもトレーナーの「本気度」が問われます。

トレーナーは終始、ゲスト最優先の生活を心がけています。

そうして堅固な信頼関係を築いていきます。

ライザップ接客術その② 『トレーナーとの関係の成長』

ライザップ接客術その② 『トレーナーとの関係の成長』

接客術その②は、『トレーナーとの関係の成長』です。

ゲストに深くコミットメントするトレーナーには「3つのM」が求められています。

  1. MANAGEMENT:正しい方法で実行できるように導く。
  2. MENTAL SUPPORT:ゲストの弱いメンタルを支える。
  3. MIND:ゲストの人生に何を提供できるか考える。

これらを通して「ゲストの人生を変える」。

「ボディメイク(ダイエット)」の目的ははっきりしています。

美しく均整のとれた肉体を創ることです。

でも、これはゴールではありません。

ボディメイクは目標に達したとしても維持し続けなければ意味がありません。

ですからゴールはずっと先、ゴールなどないといっても過言ではありません。

「ボディメイクが日常の一部に」ならなければならないのです。

ですからゲストがジムに来ていない時間のマネジメントも必要になります。

また「人間は誰しも、弱い生き物」ということを忘れずに「ゲストの弱い部分をトレーナーの強さで支えて」ゲストに安心感を抱いてもらわなければメニューを持続して行ってもらうことはできないでしょう。

さらに「ゲストの人生のために何を提供できるか」を考え続け、後押しするリーダー的な人という自覚をトレーナーは持たなければならないのです。

つまり「相手に一生懸命興味を持ち」、相手をむやみに否定しないこと。

ミスを責め過ぎず、ゲストの「未来」へ向けて「横に並んで肩を組み、ときには前に立って」ゲストを導いていく。

これがトレーナーに求められる姿なのです。

これらのトレーナーの働きかけを受けて、トレーナーとゲストの関係も変化していきます。

その変化は3段階に及びます。

  1. トレーナーがいないとできない:依存
  2. トレーナーがいなくてもできる:自立
  3. トレーナーと一緒にいればもっとできる:相互依存、

このようにトレーナーとゲストの関係は変化していきます。

ライザップ接客術その③ 『強い意志の醸成』

ライザップ接客術その③ 『強い意志の醸成』

接客術その③は、『強い意志の醸成』です。

ゲストとの関係の変化に従って、ライザップのトレーナーは、「どうすればいいと思いますか?」とゲストに問いかけるようになるそうです。

これは一方的に教える「ティーチング」でとどまることなく、相手から答えを引き出す「コーチング」へ進むということです。

トレーナーはゲストに「承認メッセージ」を発し続けることを忘れてはなりません。

なぜならここから生まれる「自己実現の欲求」はそのまま「成長欲求」へと繋がるからです。

ゲストのこの欲求を認め、応え、ゲストが「よりよい人生」を求め続けていけるようにすること、これがライザップの「接客術」の鍵です。

ゲストがさらに上の目標を目指せるように新たな「提案」をし続けること、これがライザップのトレーナーの姿です。

これはメンターといってもいいでしょう。

ゲストに強い意志を持ってもらうこと、その意志の元でともに目標に向かって歩もうとすること、これが「ライザップの本質」にあるものです。

その意思の育みかたから私たちが学べることはたくさんあります。

参考にしていきたいですね。

まとめ

【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析

さて、今回は、『【教師の社会科見学】ライザップはなぜ成功しているのか?徹底分析』というテーマでお話させていただきました。

結論、決意が半端じゃないということになりそうですよね。

どの業界においても、顧客に対してここまで本気で向き合っている会社がどれくらいあるでしょうか?

トレーナーは常にゲストの目的達成のことを考えています。

”弱い生き物であるゲスト”の場合、きっとゲスト以上にゲストのことを考えているのでしょう。

これは、学校も似たようなところがないでしょうか?

当たり前に未完成で不完全な児童生徒。

その児童生徒の成長や目標達成を願い、本気で向き合う教師の姿がありますよね。

ライザップの本当の強みは、この情熱的なトレーナーの存在にあると思いました。

相手の心に火をつけることは容易ではありません。

容易ではないのだけれど、それができる人こそが一流だと思います。

何につけても最後はハートです。

ゲスト、児童生徒など、自分が関わる対象のハートを掴み、ハートに火をつけることこそが『結果にコミット』する上では大切であることを教えてもらいました。

ライザップはさらに進化を遂げているようです。

新しい試みに興味のある方は、門を叩いてみてはいかがでしょうか?

のりそらからは以上です!!

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