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【教えて、のりそら先生 】成長の種 ”逆境”

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、自分のおかれている環境についてお話させていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生 】成長の種”逆境”

題して「【教えて、のりそら先生 】成長の種”逆境”」といった内容でお届けします。

最近人からこんな風に聞かれることがあります。

『どうしてそんなに頑張れるの?』と。

自分なりに考えてみました。

すると、一つの答えが浮かび上がりました。

きっと子どもたちの成長にとってもある種必要なことかな、と思いますので共有させていただきます。

今回このお話を聞くことで、人間の原動力について理解することができます。

自分を奮い立たせたいと考えていらっしゃる方々、ご自分の現状を憂い、自信をなくしている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

どうぞお付き合いください。

それでは、いってみましょう!!

結論:逆境があったから

結論:逆境があったから

『どうしてそんなに頑張れるのか?』

という疑問、

そして今の自分があるのはどうしてなのか?

それ他に対する答えは、私の場合”逆境”にあると思います。

コンプレックスと言っても良いかもしれません。

どういうことか?

詳しく説明させていただきます。

生い立ち:公務員1馬力

生い立ち:公務員1馬力

私の生い立ちについて少々お話をさせていただきます。

我が家は、父が当時郵便局に勤務していました。

父の最終学歴は、高卒。

郵便局員は、当時はまだ民営化がされる前だったので、父の立場は国家公務員でした。

当時は、高卒でも公務員になれた時代だったようです。

父はもう亡くなってしまったのですが、生前に話していたのが、

『当時は、公務員なんて‥とバカにされていた』

ということです。

高度経済成長もありましたし、バブル期などもありました。

今とはやや状況が異なり、民間にパワーが有った時代だったのでしょう。

母は専業主婦でしたので、我が家の家計は、公務員の1馬力でした。

食べるものに困るほど貧乏はしませんでした。

感謝です。

でも、母は堅実な節約志向の性分でしたので、贅沢というのはなかなかできなかったと記憶しています。

子ども心:2つの課題、逆境

子ども心:2つの課題、逆境

そんな我が家には、子ども心として2つの大きな課題、言わば逆境がありました。

子ども心『逆境』①車がない

子ども心『逆境』①車がない

その1つが”車がない”ということです。

そう、我が家には車が1台もありませんでした。

父が持病にてんかんを患っていたためです。

それでも、私の記憶にないくらい幼き頃には車に乗っていたそうなんです。

しかし、運転中にてんかんが起きてしまい、大事故を起こしてしまったと聞いています。

以来、父は車に乗ることをあきらめたそうです。

母は、免許さえ持っていませんでした。

そんなこんなで我が家には車がなかったわけです。

育ったのは、東京のような都会ではなく、一家あたりの自動車保有台数がNo.1の都道府県です。

生活に車がないとかなり不便な土地です。

でも、仕方なかったのです。

物心ついた頃には車がない状況でしたので、当時は不便ながらも比較的市街地よりに住んでいたため、何とか困らずには生活できました。

しかし、年令を重ねるにつれ、周りを見渡しても車がない家庭などはなく、みんなをうらやましく思っていました。

1度だけ強烈に覚えている父との思い出があります。

それは我が家が引っ越しをした際、一度だけ、本当に一度だけ父の運転する助手席に乗ることができました。

引っ越し用に親戚から借りた軽トラです。

見た目は、正直いいものではありません。

ホームセンターへ買い物に出かけただけでしたが、それでも、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

子ども心『逆境』②持ち家でない

子ども心『逆境』②持ち家でない

2つ目は”持ち家でない”ということです。

そう、我が家には自分の家つまりマイホームですね、それがありませんでした。

ホームレスではありません。

借家住まいということです。

安くて古い一軒家に住んでいました。

そして、手狭になると、少しだけ広さのある、けれど安い家賃で借りられる、そういう家を借りて転々としていました。

私の記憶だけで4回は引っ越しをしました。

学校を転校しなくて済むようにと、同じ地域で住まいを転々としていました。

自分の部屋がほしいと思った時期もありました。

大したものではないけれど、引っ越しして自分の部屋ができた時の嬉しかった記憶は、今でも忘れていません。

実は、のちに我が家もマイホームを建てることができました。

高校2年生の時です。

それは、それは嬉しかったです。

しかし、当時兄は(2つ上に兄がいます)すでに大学に通うため家を出ており、私も大学で地元を離れたので、2年ほどしかその家には住むことはできませんでした。

ローンを嫌い、コツコツ節約してきた成果で、全額キャッシュで購入したと聞きました。

子ども心の『逆境』→ 2つの夢

子ども心の『逆境』→ 2つの夢

両親には申し訳なく思いますが、本心でお話させていただきます。

子ども心の2つの課題、逆境は、私のコンプレックスでした。

だから、そのコンプレックスを教訓に2つの夢をもちました。

それは、

夢①いい車に乗る

夢①いい車に乗る

その1つが”いい車に乗る”ということです。

車に対する憧れが人並み以上にあったので、絶対に大人になったらいい車に乗るぞ!と心に決めました。

そして、その夢を叶えるべく、教員になるというまた別次元での夢を叶えるために努力をしました。

そして、どちらの夢も叶えることができました。

初めて買った車は、アメ車です。

アメ車とはアメリカ車です。

JEEPのグランドチェロキーという車を買いました。

中古でしたが、結構な値段がしました。

でも、買っちゃいました。

逆境から生まれた夢を一つ叶えることができました。

初任者がそんな車に乗っているものですから、先輩の先生に

『一番安月給が一番いい車に乗っている』

と冷やかされました。

完全に分不相応です。

でも、自分なりに”いい車”でなければダメだったんです。

チェロキーではなく、グランドチェロキーでなければダメだったんです。

夢②早めにマイホーム

夢②早めにマイホーム

2つ目が”早めにマイホーム”ということです。

どうせいつか家を立てるなら、子どもが小さいうち、子どもと一緒に過ごせる時間を大切にしたいと思いました。

自分の経験から一家が同じ屋根の下で過ごせる時間は有限であると知ったからです。

それには、母の大事にしていたローンは組まないを継承しては叶いません。

よってローンを組んでマイホームを建てました。

家にも強烈な憧れがありましたので、内装の細かいところから一つ一つ妻と相談してこだわりのある家を建てました。

今、その家で妻と娘2人と暮らしていますが、何一つ後悔はありません。

”庭にはバスケットコートを作りたい”そんな夢も小さいものながら叶いました。

結果的に、逆境が自分をつくった

結果的に、逆境が自分をつくった

この2つの逆境から夢の設定、そして実現という流れが生まれました。

そう、私のこの2つの夢の出発点は、”逆境”でした。

私の場合、これ以外にも比較的逆境が今の自分をつくっています。

『ああなりたい』『こうなりたい』の原点は、逆境にあったのです。

わかり易い例として、車と家を挙げましたが、もっとたくさんの逆境がもっとたくさんの『ああなりたい』『こうなりたい』を生み出してくれています。

逆境は、私の原動力とまで言えるような気がします。

伝えたいこと:完璧でなくていい

伝えたいこと:完璧でなくていい

今回の自分の話を通してお伝えしたいことは、”完璧でなくていい”ということです。

身の回りの環境も、親としての立ち居振る舞いも、人にあって自分にはないと考えるもの、そういったものがあってもいいのです。

というか、あった方がいいのです。

それらは、全て原動力に変えることができるからです。

自分の心の内側から湧き出た『ああなりたい』『こうなりたい』は、なかなか頑固な場合が多いです。

何とかして達成するよう努力するものです。

だから、”完璧でなくても全然OK”です。

逆境は成長の種です!!

以上、今回の内容「【教えて、のりそら先生 】成長の種”逆境”」でした。

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】成長の種”逆境”」というお話をさせていただきました。

日頃の学校運営を通して、子どもたちにどうしたら『ああなりたい』『こうなりたい』という気持ちをもって目標達成していく力を身に付けさせたら良いかと考えています。

モチベーションは大きな原動力となることを身に染みて感じているからです。

私の経験のような逆境を私の立場で用意することはなかなか難しいですが、必要以上に手を出しすぎない、ヘルプを自ずから発せるように指導することなども心がけています。

子どもたちの内心に迫り、いい刺激を与えられるように、モチベーションについては日々考え続けていきます。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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