みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、受験の必須アイテム”志願理由書”についてお話しします。
本日の内容:【受験】徹底解説!!志願理由書の良い書き方、全て教えます
今回は、『【受験】徹底解説!!志願理由書の良い書き方、全て教えます』というテーマでお話をしていきたいと思います。
同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓
新しい年になりました。
学校や職場では、冬休みが明け、新たなスタートを切っている今日この頃。
受験をされるみなさんは、どのように過ごしていますか?
もしかしたら、今年に限っては、年末年始も関係ないという日々を過ごした人も多いかもしれませんね。
でも、全体的なムードとして、コロナの影響により、例年にないくらい静かなお正月といった感じだったので、そういった点では、今年の受験生は勉強に集中しやすく、ラッキーだったと言えるかもしれませんね。
さて、年が明け、もう本当に試験が目の前ですね。
頑張っている皆さんの検討を心より祈っています。
さて、本題に入ります。
みなさんは、受験に際して受験校から『志願理由書』なるものの提出を求められていますでしょうか?
我が子の受験する学校からは、出願の際に『志願理由書』の提出が求められています。
同様の学校もあるのではないでしょうか?
今日は、そんな人向けに、志願理由書の良い書き方を、全て教えたいと思います。
では、いってみましょう!!まずは、
『志願理由書』とは一体何なのか?
『志願理由書』とは一体何なのか?
その定義を確認しておきましょう。
志望理由書とは、「なぜその学校(学部・学科・コース)に入りたいのか」という志望動機を記した書類のことをいいます。
「自分は将来どんなことをやりたいのか」「志望する学校(学部・学科・コース)で自分はどんなことを学びたいのか」「数ある学校のなかからその学校を選んだ理由は何か」といった項目について書くのが一般的です。
定義が確認できたところで、書き方についていってみます。
結論、
『志願理由書』その名が全てです
『志願理由書』その名が全てです。
そして、先ほど確認した定義こそが全てです。
ここを履き違えると、よくない志願理由書になってしまいますし、よく理解していると、良い志願理由書となります。詳しく説明していきます。
あらためて、『志願理由書』
あらためてこの字を見てみましょう。
『志願理由書』、この言葉は3つに分けることができます。
『志願』『理由』『書』
そう、『志願』『理由』『書』です。この3つに分けられます。
さらに1つ1つ詳しくみていきます。
志願理由書の本質:『志願』
まず、『志願』です。
あなたは、受験校を『志願』しているのです。
『志願』の辞書的な意味は、”自分から進んで願い出ること”とあります。
整理すると、”あなたは、自分から進んで、その学校に入学する事を願い出る”訳です。
繰り返しますが、願い出る訳です。
ここをポイントとして覚えておきましょう!!
志願理由書の本質:『理由』
続いて、『理由』です。あなたは、受験校を『志願』しました。その『理由』を問われているのです。なぜ、その学校に入りたいのか?ですね。ポイントは、”その学校”です。
志願理由書の本質:『書』
最後は、『書』です。
先ほどまでの内容を書いたものという訳ですね。
もっと言うと、”まとめたもの”くらいの意味があると思います。
これが『志願理由書』の本質です。これらが抜け落ちてしまっては絶対にいけません。
『志願理由書』とは
しつこいようですが大事なので何度も確認します。
『志願理由書』とは、あなたが”その学校に入りたいと願い出た訳をまとめたもの”と言うことです。
ここまで大丈夫ですか?
それでは、これを大きな軸として、具体的な書き方に行ってみたいと思います。まず、
準備:紙と学校案内パンフレット
準備として、”紙と学校案内パンフレット”を準備してください。
みなさん、志願書を書くときに、学校案内パンフレットは用意していないのではないでしょうか?
実は、これが大きな大きなポイントとなります。
また後で出てきますから、ここでは説明を控えます。
はい、準備ができたら、実際の内容へいきます。
志願理由書の書き方①あなたの将来の夢や希望は何ですか?
まず、あなたの将来の夢や今後の希望、目標、そういったものがありますよね。
それについて教えてください。
ここであえて、将来の夢に限定しなかったのは、必ずしもこの時点で将来の夢が決まっているとは限らないと思ったからです。
もっと言うと、必ずしも決まっている必要もないと思ったからです。
将来の夢が決まっているから○とか、決まっていないから×といったことはないはずです。
ですが、将来の夢が決まっていない人でも、中学校や高校に入ってからやりたいことや将来の夢とは違う現在の目標のようなものがありますよね。
それをまずは、書いてください。
それもない人は、受験するにふさわしくないと言わざるを得ません。
やはり、目的があってこその受験です。
自分の中から湧き出る想いがここにないと、厳しい受験というものには勝てません。
さて、書けましたか?
ここでは、例として、将来の夢が『学校の先生』であるとしましょう。
はい、ここまでできたので、次に行きます。
志願理由書の書き方②その夢を叶えるのに、なぜ受験する学校を選んだのですか?
続いては、『その夢を叶えるのに、なぜ受験する学校を選んだのか?』ということについて考えます。
あなたの夢や目標を叶える上で必要なことは何ですか?
先ほどより深く、職業やら目標について考えてみてください。
例である学校の先生の場合、優れた識見、豊富な知識、思いやりの心、コミュニケーション能力、体力‥さまざまな必要なことが出てきます。
そして、それらは、(またはそれらのうちのいくつかは、)受験する学校に入学して勉強をすることで身につけることができると断言するのです。
断言です。
語尾は『~が身につけられると確信しています』くらいの強さがいいですね。
そう断言するために必要なのが、学校案内パンフレットです!!
ここで出てきました学校案内パンフレット。
学校案内パンフレットには、その学校のさまざまな想いが詰まっています。
多くの人は、学校案内パンフレットを通してその学校の詳しい運営内容(経営内容)を知ります。
ですから、学校は、必ずこれを大事にしています。
大事に作っています。
大切なことは、もれなく書かれているといっても過言ではありません。
そんなパンフレットを端から端まで読みます。
そして、あなたの付けたい力、あなたの夢や目標を叶える上で必要なことと関連することはないか探してみてください。
これが必ず、あります。
例として、ある学校の教育理念に「人間性を開拓、啓発し、人としての務めを成す」というものがありました。
この内容と先ほど学校の先生として必要なことに関連性はありませんか?
人間性を開拓=思いやりの心、コミュニケーション能力ですよね。
そしたら、早い話がこんな文章が成り立ちます。
「私の将来の夢は、学校の先生になることです。学校の先生になるためには、思いやりの心やコミュニケーション能力が必要です。”人間性を開拓、啓発し、人としての務めを成す”という貴校の教育理念にしたがって勉学に励むことで、学校の先生になる素養が身につくと確信しています。そのため、貴校を志願しました。」ザックリとこんな感じで前半部分が出来上がります。
志願理由書の書き方③あなたのこれまでの実績、アピールポイントはありますか?
続いて、後半パートです。
後半パートは、自分自身の長所の売り込みを考えると良いのではないかと思います。
小学校や中学校で頑張ってきたことを自慢っぽくなく、さりげなく、だけどインパクトのある表現を心がけながら自らをアピールできたらいいですよね。
あわせて、中学校や高校に入ってから頑張りたいことが伝えられると良いですね。
例えば、バスケットボールをやっていて、優秀な成績を納めているとしたら、やはりここでもパンフレットから学校の目指す姿を考えて、文武両道などの言葉があれば、それを引用してバスケット部に入って、文武両道を目指したいといった旨の内容が入ると良いかと思います。
また、英検などを取得している場合は、英検を取得した旨を伝えると共に、貴校の実施している海外派遣制度などを利用してさらに英語の力を伸ばしたい、などの言葉が書けるといいですね。
もし、アピールが難しいようだったら、前半部分の夢や目標の内容を2つにしても良いかと思います。
確認:『あなた』と『学校』
最後に、とても大事な確認です。
これまで話してきたことの要点は、『あなた』と『学校』です。
このどちらが欠けてもよくありません。
『あなたの希望』と『学校の目標』、『あなたの長所』と『学校の目指す生徒像』といった具合に、私の希望を叶えるためには、この学校に入学して学ぶ必要があるんだ、ということを強く訴えられる志願理由書となると読んでいる方の心に刺さるのではないかと思います。
『あなた』と『学校』を常に意識しながら書き進めてみてください。
大切なのは、あなたの中から湧きわがってくる強い想いが現れているかどうかです。
志願理由書に書いたことは、面接において聞かれるものと思ってください。
自分の言葉で書けていれば、どんな質問に対しても、自分の言葉で返答できます。
また、仕上がった『志願理由書』をよく眺めてみると、面接での質問の内容もおおよそ読めます。
将来の夢について、先ほどのでは、なぜ学校の先生になりたいと思ったかを記述していないので、そこは面接で質問されるかもな、と実はこちらが誘導することさえできます。
『志願理由書』がしっかりと書けたら、必ずコピーをして、暗記をするくらい見ておくようにしてくださいね。
まとめ
さて、今回は、『【受験】徹底解説!!志願理由書の良い書き方、全て教えます』というテーマでお話させていただきました。
繰り返しになりますが、『志願理由書』は、なぜその学校を志願したのか?を書くものです。
やりがちなのが、その学校部分をおろそかにしてしまうことです。
これならうちの学校でなくてもいいんじゃない?と面接官に思われてしまうような内容を書くのはマイナスです。
必ず、『あなた』と『学校』の整合性をつけたものとして仕上げて行ってください。
いよいよ本格的な受験シーズン到来です。体調管理をしっかりしながら、自分の納得のいく準備をしていってください。
陰ながらですが、応援しています。
のりそらからは以上です!!
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