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【教えて、のりそら先生】もうすぐ始まる小学校高学年『教科担任制』

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、小学校の教科担任制についてお話をさせていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生】もうすぐ始まる小学校高学年『教科担任制』

題して『【教えて、のりそら先生】もうすぐ始まる小学校高学年『教科担任制』』といった内容でお届けします。

すべての教科を担任が教える学級担任制を基本とする小学校で、今年4月から高学年で教科担任制が始まります。

これまでも一部の学年や教科で実施する学校はありましたが、教科担任制が全国に広がることになります。

本格導入を前に、学校では教科担任制を実践するポイントを学んだり、実施方法を検討しておく必要がありますが、教員からは、

「本当にやるのだろうか」

「どうやってやるのだろうか」

という声が上がるなど準備が進んでいない学校もあるようです。

今回このお話を聞くことで、小学校高学年で始まる教科担任制について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

950人増『教科担任制』導入に向けて

昨年12月、政府は公立小学校高学年での教科担任制を拡大するため、2022年度に教員の加配定数を950人増やすことを決めました。

当初、文部科学省の概算要求では2000人を掲げていたため、十分な予算を確保できず厳しい結果となりましたが、中規模校・大規模校では学校内における授業交換、小規模校では中学校教員の活用など小中連携や小学校同士の連携で教科担任制の導入を目指すことになります。

今後も、文科省は25年度までに3800人の加配定数増を目指し、4年をかけて小学校高学年における教科担任制を段階的に推進するとしています。

しかし、厳しい財政状況の中、引き続き財務省との予算折衝、教員の定員数増には困難が予想されると考えられています。

なぜ、小学校高学年で教科担任制を導入するのか?

教科担任制導入の背景には、4つの目的があると言われています。

  1. 児童の学力向上
  2. 複数の教員が多面的に児童を見ることによるきめ細かな指導の実現、
  3. 小学校から教科担任制に慣れ中学校への移行をスムーズにする「中1ギャップ」の緩和
  4. 教員の働き方改革

です。

小学校高学年ともなると学習内容が難しくなり、指導力がより求められるようになります。

これまでも当然得意、不得意のある教員はいましたが、理科や算数に苦手意識をもつ教員も増えているといいます。

専科指導の加配教員による指導をはじめ、授業交換などで自身の得意な教科を担当することで専門性の高い指導を実現できるというわけです。

教材研究も教科を絞って取り組めるため、じっくりかつ効率的に行うことができることから、働き方改革につながる可能性もあります。

優先的に専科指導の対象とすべき教科としては外国語、理科、算数、体育の4教科が挙げられていますが、4月からは地域や学校の実情に合わせて教科担任制の趣旨、目的の実現に向けた対応が求められます。

『教科担任制』実際の声

先行事例を紹介します。

21年1月の中央教育審議会答申で、22年度をメドに小学校高学年における教科担任制本格導入の方針が示された後、東京都目黒区では22年度から施行される目黒区の学校教育に関する中期計画「めぐろ学校教育プラン」で「教員の教科指導における専門性を生かした教科担任制や交換授業などを推進」する方針を掲げました。

中教審の答申直後の昨年2月には、校長会で「22年度から小学校高学年で教科担任制を実施する」ことを各校長に伝え、昨年4月からは推進校3校を指定して教科担任制を実践してきました。

その実践を通して見えた教科担任制の効果についてご紹介させていただきます。

教科担任制で「最も効果があった」とされた5つの項目

1.  授業交換を実施する場合を含め授業準備の効率化につながる

2.  同じ授業を複数回実施することによる授業改善が図られる(教科の目標達成、見方・考え方、主体的・対話的で深い学びの実現等、学習指導要領の趣旨の実現)

3. 教師の担当教科の減・授業担当外の時間増に伴い教材研究の充実につながる

4.  複数の教師が教科指導に当たることを通じて、多面的な指導・支援ができていると考えられるほか、従来は学級担任しか知らなかった児童の問題を学年間の教員で共有できるようになり生活指導がしやすくなる

5.  複数の学級の同一教科を指導することで、指導と評価の一体化、適正で信頼される評価について学級間の差がなくなり、より公正・公平な評価と評価に基づいた授業改善ができるようになる

引用:「令和3年度 目黒区小学校教科担任制推進校アンケート」

子どもたちのためになり、教員のためにもなるメリットが挙げられています。

大きな改革には痛みが伴うのは仕方ない

全国一斉導入となれば、学校の規模などによっても、どのように実施できるかは異なるため、困難さも多くあるでしょう。

ただ、まずは、各学校の状況に即した取り組みを可能として進めようというのが今の方針となっています。

これまで交換授業などをしたことがない学校では戸惑いもあり、慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。

また、実際に教職員の人事異動が発表されないと、誰がどの学年の担任になるのか、どの教科を担当するのかなども決めることができません。

もちろん、時間割の作成なども、すぐに始めることはできないが、スムーズな導入を目指すためにも、学校ごとの特徴に合わせた実施方法について校長を中心にできるだけ早くから準備をしておくことが求められることとなるでしょう。

小学校高学年での『教科担任制』みなさんは、どのようにお考えになりますか?

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】もうすぐ始まる小学校高学年『教科担任制』」というお話をさせていただきました。

私はかねてからその必要性を感じていました。

学級担任の力量による部分や学級担任の負担が子どもたちに与える影響が大きいと感じていたからです。

複数の目で子どもたちの様子を見ていくこと、これは非常に重要なことです。

加えて、学校の、教員のチーム力が上がれば、さらに子どもたちにとってのメリットは大きいものとなると考えます。

期待して見守りたいです。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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