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【教えて、のりそら先生】保護者不満 市立中の隣に私立中誘致

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、市立と私立についてお話をさせていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生】保護者不満 市立中の隣に私立中誘致

題して『【教えて、のりそら先生】保護者不満 市立中の隣に私立中誘致 』といった内容でお届けします。

子育て世代の流入で小中学生が急増する千葉県流山市で、市が買収する大学の跡地に市立南流山中学校を移設する計画が進んでいるといいます。

これにあたり、保護者や市民らは、

「隣同士では親の経済力や教育の格差が浮き彫りになる」

「私立中誘致の経過に疑問」

と問題視し、私立中の誘致見直しを求めて署名活動を始めたそうです。

少し深掘りしていきます。

今回このお話を聞くことで、市立と私立に対する世間の認識について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

市立中の隣に私立中誘致

流山市は、つくばエクスプレス(TX)の南流山駅周辺で人口が急増し、市立南流山小学校の教室不足が見込まれる立地だそうです。

このため、市は、同小に隣接する南流山中学校を東洋学園大流山キャンパス跡地に移設し、中学校跡に南流山第二小学校を開校することにしたといいます。

同大流山キャンパスは2016年4月に東京都文京区のキャンパスに統合されました。

これを受け、市は約5ヘクタールの敷地と校舎や体育館を一括して約40億円で買収することを決定したという。

保護者らを対象にした昨年12月の説明会で、市はこの敷地の南側約3ヘクタールに南流山中を移設し、26学級で24年4月に開校すると説明しました。

プールや駐輪場を新設し、トイレや照明は更新するといいます。

一方、残りの2ヘクタールの敷地にも校舎、体育館など3棟とグラウンドがあり、流山市内で小学校と幼稚園を運営する暁星国際学園の中学校用地として貸す計画が浮上しているそうです。

市長は、20年9月議会で、

「有償で借用したいとの申し入れがあり、有効利用策として検討する」

と明らかにしました。

この2ヘクタールの敷地と建物の買収費は13億4000万円で、市は年5800万円で貸せば24年で回収できると試算しているそう。

南流山中の保護者らは、同じ敷地に公立と私立中が隣り合うことについて、「制服や給食、学費、教育方針が違う公立と私立が隣り合うのは問題」としているといいます。

さらに、27年には33学級に増えると見込まれることから、

「移設してもまた狭くなる。全体を使えば広々する。」

と主張しているそう。

市が買収する敷地と建物を私立中に貸すことについて、市民から、

「貸すのではなく購入してもらうべきだ」

との意見も出ている。

保護者と地元住民らは「流山市の公立学校をよくする会」を結成し、署名活動を始めました。

約400人分の署名が集まったといい、近く、市に「公私隣接の見直しと私立中誘致の経緯説明」を要望するといいます。

市立 < 私立 なの?

この問題で一番気になったのは、

「隣同士では親の経済力や教育の格差が浮き彫りになる」

「制服や給食、学費、教育方針が違う公立と私立が隣り合うのは問題」

こういった意見です。

残念ながら、私立中学校の方が市立中学校よりもさまざまな面で優れているという価値観が見え隠れしているところです。

私立は、高いお金を払っているので、総合的な教育力が高くて当然。

そんな風潮が存在しているのでしょう。

実際は、どうなのかは正直世間には見えません。

それでも、一般的な価値観は先のようなものでしょう。

他方、私立に比べ総合的な教育力が低いと見られがちな公立中学校。

これでいいのでしょうか?

私は、元公立学校の教員であるので、この論調に悔しさを覚えます。

公立学校の先生方は、実際にどう思っているのでしょうか?

”自分は正しい”子どもたちを指導する手前、自己肯定感がやや歪んだ形で現れてしまう教員がいることもあるので、一概に”自分たちの方が上だ”なんて言ってほしくはありませんが、根拠ありの負けてないという気持ちは気持ちはもっていて欲しいものです。

選ばれる公立に

一人ひとりの先生方が、一つひとつの学校が”選ばれる学校”になることは、教育の質を高める上で極めて大事なことであると考えます。

校長先生のリーダーシップの下、各学校にはそうなるための裁量はある程度あると考えるからです。

ところが、”事なかれ主義” ”変化を嫌う体質” ”前例通りに” そんな実態がある学校は、淘汰されて当然です。

少なくとも、その学校に通う子どもたち、通わせている保護者が学校を誇りに思えるような学校となる努力は、公私に関わらず常に続けていかねばならないのではないかと思います。

公立の逆襲を期待します!!

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】保護者不満 市立中の隣に私立中誘致」というお話をさせていただきました。

”悔しい”

そう思う公立の教員が多いことを願います。

そして、悔しかったら負けない努力をする教員が多いことを願います。

全ては、子どもたちが見ています。

子どもたちのために、共にがんばりましょう!!

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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