みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教師の転職についてお話をしていきたいと思います。
本日の内容:教師の強みで転職できる 教師が手にする6つのスキル
題して『教師の強みで転職できる 教師が手にする6つのスキル』といった内容でお届けします。
「もうしんどくて、しんどくて‥教師を辞めたいけど、転職なんてできないし‥」
そんな風に決めつけて、苦しい自分をさらに苦しめてはいませんか?
そうやって勝手な思いで自分を苦しめることにどんな意味がありますか?
いや、そのような思いで教師を続けていくことに何の意味がありますか?
今回の内容は、そのように自分を低く見積もっているあなたに向けて、お話ししていきます。
ぜひ、一緒に考えていきましょう!
結論:転職は可能
最初に結論を申し上げます。
教師の転職は、可能です。
十分に可能です。
今からその根拠をお話していきますのでお付き合いください。
根拠:教師の職能
”転職は可能”と結論づけているにはしっかりとした根拠があります。
教師という職業は、誰にでもできるものではありません。
教師という世界にどっぷり浸かっていると、『この仕事、ある程度なら誰にでもできるのでは?』ふとそんな風に考えることはありませんか?
私は何度もありました。
でも、今はそのような考えは一切ありません。
『教師という職業は、誰にでもできる仕事ではありません。』
声を大にして言えます。
みなさんには、教師という職業を通して身につけた特殊なスキルがたくさんあります。
そのスキルの数は、人それぞれ違うものですが、ここでは、多くの先生に共通する6つのスキルについてお話をさせていただき、”転職が可能”とする根拠とさせていただきます。
教師のもつ6つのスキル
その教師がもつ6つのスキルとは、
- 環境適応力
- コミュニケーション能力
- 忍耐力
- 創意工夫力
- 事務処理力
- コーディネート力
です。
これから一つひとつ解説していきますね。
教師のもつ転職スキル① 環境適応力
まずは、”環境適応力”です。
教師の働く環境は、毎年毎年変化しています。
当たり前過ぎて無自覚な方が多いと思いますが、教師は一度として同じ環境に身を置き続けたことはないはずです。
どういうことか?
毎年、担当する子どもたちが変わりますよね?
担当する学年も変わりますよね?
一緒にチームを組む同僚の先生方も変わりますよね?
子どもが変わることによって、関わる保護者も変わりますよね?
年によっては、学校も変わりますよね?
すると、さらに違う同僚と力を合わせることになりますよね?
物の置き場などは一変しますよね?
毎年毎年教師の環境は変化しています。
繰り返しになりますが、ここに対しては無自覚です。
ということは、当たり前のようにやってのけているわけです。
決して簡単なことではないはずです。
しかし、新しい環境に適応できずに毎年戸惑って毎年音をあげてしまう教師などいません。
それどころか、自分のことはさておき、子どもたちが早く新しい環境に慣れるようにとさまざまな配慮をしています。
そんな先生方は、もし、転職して職場環境が大きく変わっても、その環境に早期に適応できると考えます。
よって、転職に強い1つ目のスキルは、”環境適応力”としました。
これは、正規職員以上に非常勤職員の方がさらに強いスキルだと思います。
非常勤職員は本当に毎年毎年ガラッと環境を変えていますからね。
教師のもつ転職スキル② コミュニケーション能力
続いて2つ目は、”コミュニケーション能力”です。
ああ、これね、よく聞くよ、といった感じでしょうか?
でも、この能力はおそらくみなさんが自覚している以上でしょう。
どれくらいのスキルか?
まず、相手にしている年齢層を確認しましょう。
すると、言葉は悪いですが、日々コミュニケーションをとっている相手は、まだまだ成長途上で、コミュニケーション能力は低い相手です。
コミュニケーション能力が低い相手とのコミュニケーションを円滑に行っているのです。
それには、かなり相手の気持ちを想像するということをしているはずです。
ここで鍛えられたコミュニケーション力が他のビジネスに転用できないはずがありません。
大概のビジネスの相手は大人です。
よりコミュニケーションを取りやすい相手です。
さらに続けるならば、コミュニケーションの相手は子どもだけではありません。
保護者とのコミュニケーションも行っています。
保護者は、基本的には子どもを宝としています。
宝を預かり、宝を成長させ、宝の悩みに寄り添い、奮闘する日々を送っています。
そんな日々を送っていても、一緒の時を過ごす子どもはともかく保護者には、伝えようと思わなければ伝わりません。
よってさまざまな形で伝える努力をしていますよね。
そのようにして、毎日が成り立っているのです。
教師のコミュニケーション能力は、一般社会人以上のものだと考えます。
教師のもつ転職スキル③ 忍耐力
続いては、良くも悪くも”忍耐力”というスキルです。
教師の日常は、ほぼ忍耐によって成り立っていると言っても過言ではないのでしょうか?
それだけ理不尽な要求が多々あり、不平不満を言いながらも耐えてやってのけてしまう。
また違う切り口では、子どもの成長を見守るには、忍耐はつきものです。
すぐに結果が出るものには、あまり大きな意味がなく、子どもの成長に大きな意味をなすものは、たいてい時間がかかるものです。
この点においても忍耐力は必要です。
実際の現場では、あまりに教師の忍耐力に頼り過ぎてしまっているが故に、教師が病気になってしまうという事態に陥ってしまっています。
病気になってしまった先生ほど、その忍耐力を頼りによほどの忍耐をしたのではないでしょうか?
いずれにせよ、教師には、その職業の特質上、強い忍耐力が備わっているはずです。
忍耐力は、どんな職業にも通じるスキルです。
教師のもつ転職スキル④ 創意工夫力
続いて4つ目は、”創意工夫力”です。
教師は日々想像力をめぐらせています。
これを子どもたちに理解させるには、そのような筋道を立てるべきか?
身近にある材料を学習材にすることで有効活用できないだろうか?
こんな指導をしたけれど、今あの子はどんな気持ちでいるだろうか?
もっと子どもたちが安心して、楽しく生活するには、どうしたらいいだろうか?
頭の中はそんなことでいっぱいです。
十分とは言えない環境の中も創意工夫をして教育をしています。
そのような力は、やはりどんなビジネスにも役立つクリエイティブなものです。
教師は日々、クリエイトしています。
教師のもつ転職スキル⑤ 事務処理力
5つ目のスキルは、”事務処理力”です。
教師は、そのイメージとは違ってかなりの事務作業をこなしています。
よって、パソコンが使えない教師はもはやほぼいないはずです。
Wordなどのの文章作成ソフト、あっ、これは教員の世界独特ともいえる”一太郎”の方が多いかもしれませんね。
いずれにしてもワープロソフトは使いこなせていますし、Excelなどの表計算ができる人も結構多いです。
授業では、PowerPointなどのプレゼンテーションソフトを使っている教師も少なくありません。
この3つのコンピュータスキルをはじめ、今となっては膨大となってしまった事務作業をある程度の早いペースでこなしているのが実際です。
この能力も、もちろん他業種でも転用が可能なスキルです。
教師のもつ転職スキル⑥ コーディネート力
最後のスキル6つ目は、”コーディネート力”です。
コーディネート力とは、ある人やある物をある場所に届ける道筋を考え、実行する力です。
学校では、校務分掌と言って、学校全体に関わる仕事を各教員に担当として振り分け、その働きによって学校が回っています。
そのため、どの先生も、目に見える役割以上の役割を抱えています。
わかりやすいもので言えば、運動会。
この運動会の中心になっているのは、体育主任という校務分掌を任されている先生が中心となって計画の立案、実行をしています。
運動会と言えば、もはやその規模はそこそこのイベントですよね。
そのイベントを切り盛りするだけの力が体育主任には求められ、その働きがあってこそ、どの学校でも運動会が成り立っています。
このようにある目的を成すために計画の立案→会議→修正・発展→実行→反省→次に生かす、ということを日常的に行っています。
これも、他の仕事でも転用がきく強みとなるスキルです。
はい、ここまで”教師の転職は可能”と結論づけている6つのスキル=6つの根拠についてお話をさせていただきました。
「学校の常識は、世間の非常識」
「社会人を経験せずに教師になった教師は世間知らずだ」
「教師はつぶしがきかない」
なんて声も、耳にします。
そんなことを言う人たちに言ってあげたい。
『それは間違いだよ!』と。
あなたが自分の人生は自分で切り開くんだという信念をもてば、あなたにあった職種がきっと見つかり、自然と道は拓けていくものだと思います。
行動していないから、先のような世間の声を鵜呑みにし、自分にはこれしかないと塞ぎ込み、ひいては病に伏してしまう。
でも、一度しかない人生、もし迷いがあるのであれば、自分だけのキャリアを求めてぜひともチャレンジをしてみてください!
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まとめ
さて、今回は、『教師の強みで転職できる 教師が手にする6つのスキル』というお話をさせていただきました。
私は、先生方に教師という仕事を辞めるように促しているわけではありません。
むしろ逆で、生き生きと教職に勤しみ、子どもたちを輝かせてもらいたいと考えています。
そのために、さまざまな媒体を使って情報発信をしています。
一方で、精神的にキツくなり、病に伏してしまっている先生の多さもとても気がかりです。
その要因の一つとして、自分の市場価値を低く見積り過ぎていると言うのがあると思うのです。
『もうこれしかないから、どんなに辛くてもこれをやるしかない』そう思いながら仕事を続けるのはあまりにしんど過ぎます。
そうじゃなくて、自らが選択して今の生き方をしているんだ、そう思えれば心の負担は相当楽になるはずだと思うのです。
今回はその事を伝えたくてこのような内容をお送りしました。
以上です!!
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