みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、公務員と民間との違いについてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生 】今ならわかる”公務員と民間の違い”
題して「【教えて、のりそら先生 】今ならわかる”公務員と民間の違い”」といった内容でお届けします。
私は、18年間公務員生活を経験しました。
そして、現在は個人で事業を立てて民間を経験しています。
そんな経験から、公務員と民間との違いについてのお話をさせていただきたいと思います。
今回このお話を聞くことで、新たな角度でのご自分の立場を理解することができます。
向上心のある先生方、ご自分の知見を広げたいとお考えの方々、自分と違う立場に興味がある方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
公務員と民間の違い①仕事内容
就職を考える時、「公務員」になろうか?
それとも「民間企業」で働こうかで悩む人は多いかもしれません。
また、民間企業で働いている人の中でも「やはり公務員=安定しているから」と転職を考える人もいるでしょう。
まずは「公務員」・「民間企業」それぞれの仕事内容の特色を見ていきましょう。
仕事内容:公務員の特色
公務員は、国で働く「国家公務員」、都道府県・市町村(これらを総称して“地方公共団体”という)で働く「地方公務員」のことを指します。
職場は、各省庁や県庁、市役所といった公的機関以外に公共施設などで働きます。
時々民間企業や他の公的機関への出向するケースもありますが、ほとんどが公的施設で働きます。
公務員の特徴としては、社会のためにより平等・公平性を持って良い社会・暮らしを追求し、行政サービスを提供することを目的として活動する非営利的組織です。
私たちが支払う税金が活動資金(公務員の給与も含む)となっています。
仕事内容:民間の特色
民間は、民間企業のことを指しその大半が「株式会社」や「個人事業」であり、そこで働く人々のことを指します。
職場は、自分の所属する企業ですが、公務員同様まれに公的機関への出向や他の企業で働くケースもあります。
民間の特徴としては、モノ・サービスを提供することで自社・個人の利益を追求することを目的として活動する営利的組織です。
自社が得た利益や金融機関などからの借り入れ金等を活動資金の原資としています。
民間企業から公務員に転職する際の社会人経験採用試験の論文・面接試験では、現場を知る者だからこその視点や判断力、解決方法の提示などが求められます。
単に長く経験すればよいものではなく、そこから何を学び、何を得たか自分の言葉で論理的に語れるようにしなければなりません。
要するに、目的と資金
大きな違いは、”目的と資金”です。
公務員は、社会のためにより平等・公平性を持って良い社会・暮らしを追求し、行政サービスを提供することを目的としている。
民間は、モノ・サービスを提供することで自社・個人の利益を追求することを目的としている。この違いがあります。
さらに、公務員は、私たちが支払う税金が活動資金である。
民間は、自社が得た利益や金融機関などからの借り入れ金等を活動資金の原資としているという違いです。
公務員と民間の違い②採用方法
公務員と民間企業では、採用方法がかなり異なります。
ここでは2つの採用方法の違いを取り上げます。
採用方法:公務員の場合
公務員として働くには、公務員試験に合格することが前提となります。
公務員試験は、一次試験が「筆記試験」で、二次試験以降に「人物試験」として面接やグループディスカッションが課されます。
また、警察官や消防士、海上保安など公安系公務員に関しては体力試験を課す場合もあります。
公務員試験は、応募者数が多い一方で、毎年採用人数が決まっているため、いわゆる「落とすための面接」となります。
そのため一次試験である程度人数を絞り、面接では減点方式で行われることが多いと言われています。
さらに、ここで注意したいことは、必ずしも「公務員試験合格=採用」につながるわけではないということです。
公務員試験に合格すると、あくまで「採用候補者名簿」に登載されるだけで公務員になれるわけではありません。
「採用候補者名簿」順に内定決定の通知連絡が来てはじめて公務員として正式内定となります。
採用方法:民間の場合
一方、民間企業で働くには、まず書類選考に通過しなくてはなりません。
また、応募者数の多い大手企業などでは足きりがあったり、最近主流となったインターンシップへ参加した学生には選考試験を数回免除したりなど企業によって選考方法は様々です。
一般的には、書類選考通過後、筆記試験と面接を受け、内定が決定します。
最近では、公務員同様グループディスカッションやプレゼンテーションを取り入れる企業も増えてきています。
また、民間の選考は、より自社にマッチした人材・即戦力となる人材・将来活躍が見込める人材などを見つけるための選考です。
そのため面接では、会社によって質問内容が異なってきますし、評価基準も異なります。
要するに、職業に対する試験と企業に対する試験
大きな違いは、”職業に対する試験”と”企業に対する試験”という点です。
公務員は、職業に対する選考試験、民間は企業に対する選考試験といった感じです。
公務員は、合格ラインを超えることが採用の規準として大きいですが、民間はその会社に必要な人間であるかどうかが吟味されるといった点が大きい。
そのような違いがあるかと思います。
公務員と民間の違い③待遇
公務員は安定して給料が多いというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
ここでは、公務員と民間の待遇の違いを見ていきましょう。
待遇:公務員の場合
公務員の給与は「俸給表(国家公務員)・給料表(地方公務員)」であらかじめ職務・職務経験によって決定しているため、給与が上がりにくいのが特徴です。
そのため、民間企業から転職した人にとっては、年収が100万円ほど下がったというケースもあります。
しかし、何より公務員のメリットは、手当や福利厚生の充実性や倒産・リストラによる解雇の可能性が極めて低く、長期的に考えると安定して働き続けられる職場環境といえます。
残業代の支給は制限されているため、いくら長時間残業をしても一定額しかもらえません。
待遇:民間の場合
民間については、企業規模により異なります。実際に公務員より給与が高い企業もあれば、低い企業もあります。
民間企業は、業績が上がると、社員に還元され給与や賞与が上がりますが、業績が伸び悩むと、その分給与が下がる・賞与がなくなるといった場合もあります。
最悪の場合、リストラや早期退職を促される可能性もあります。
民間企業のメリットは、何より頑張ったら頑張った分だけその成果や業績を上げることで、一気に昇給することも可能なため、目に見えるカタチで自分の頑張りが感じられることが一番の魅力ではないでしょうか。
要するに、安定と歩合
大きな違いは、”安定と歩合”と言えると思います。
公務員は、給与・身分の保障という点で安定しているが、大きな変化は望めない。
民間は、安定はしていないが、実力次第で給与や身分が上がっていく。
両者の待遇にはザックリそんな特徴があるかと思います。
公務員と民間:適材適所
みなさんおわかりの通り、公務員と民間とで、一概にどちらがいいということはありません。
公務員という立場の方がモチベーションが上がり、力を発揮できる人もいれば、逆に民間でのほうがモチベーションも力も発揮できる人もいます。
私自身について考えてみます。
結論、やってみないとわからない‥です。
曖昧な答えになってしまって恐縮ですが、それが今お伝えできる事実です。
公務員時代には、民間の長所に目が行き民間をうらやましく思いました。
一方、民間において収入面で軌道に乗るまではまだ時間がかかりそうなので、公務員の安定的に給料が入ってくる所は魅力だったな、と感じています。
答えは、”隣の芝は青く見える”なのかもしれませんね。
なので、きっと答えはそれ以外のところにありそうな気がします。
以上、今回の内容「【教えて、のりそら先生 】今ならわかる”公務員と民間の違い”」でした。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】今ならわかる”公務員と民間の違い”」というお話をさせていただきました。
仕事に対する向き合い方、価値観は本当にさまざまです。
さまざまであるがゆえに、悩むことも多いというのが現実ですよね。
転職をすることは非常に勇気のいることです。
ですが、これからは1つの職業に縛られる時代ではないのかもしれません。
人生100年時代です。
さまざまな価値観を大事にしていきたいですね!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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