みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、大学の必要性についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】それでも大学行きますか?大学の必要性について考える
題して『【教えて、のりそら先生】それでも大学行きますか?大学の必要性について考える』といった内容でお届けします。
最近考えることがあります。
”大学は今後もこれまでのように必要なのだろうか?”と。
さまざまな考えがあります。
少し整理をしながら、大学の必要性について考えていきたいと思います。
今回このお話を聞くことで、大学の必要性について考えを深めることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
なぜ大学へ行くのか?
みなさんは、なぜ大学に行くのか?と考えたことはありますか?
私自身大学を出ています。
その目的は何だったかというと、教師になりたいという希望があったからです。
教師になるには、規定の単位を取得し、教員免許を取得し、大学を卒業しなければならなかったからです。
このように大学を出なければ、希望の職業につけない場合があります。
そのような場合は、大学に行く必要があるでしょう。
では、それ以外についてはどうか?
当時の多くの友達の様子から考えると、大卒者を対象とした企業に就職するために大学に通っている人たちが多かったように思います。
他にもさまざまな目的があるでしょうし、いささか雑な分類のようにも思いますが、大方ザックリとこの2つのパターンに集約させていただきたいと思います。
現在の、これからの日本はどうか?
おそらくまだまだサラリーマンとして企業に就職することを目的に大学進学を考えている現状だと思います。
ところが時代はどうなっているか?
大企業と呼ばれる会社がこれまでの業績とは違った様相を呈しています。
また、大企業と呼ばれる会社が副業を認め始めています。
さらに、大企業と呼ばれる会社が早期退職を募り始めています。
何が言いたいのかと言うと、今後50年人生を捧げることができるような(賃金上昇、終身雇用が保障される)会社がどれほどあるのか?またはそれを見極めることができるのか?そんな疑問が頭をかすめます。
すると、大学を出て企業に就職するというルートに対する需要は明らかに少なくなるような気がするのです。
今後における大学進学の必要性
では、今後も大学を出なければならないパターンとは、どのようなパターンか?これについて考えてみたいと思います。
①大卒でないと取れない資格を取得する
資格の中には、大学を卒業あるいは一定の課程を修了していないと受験できないものや、大学等在学中に学ぶ知識がなければ非常に苦労するものが数多くあります。
例えば、税理士は大学を卒業していなくとも受験資格を得ることは出来ます。
しかし、税理士の資格試験を受験するためには、まず日商簿記検定1級取得という非常に高いハードルを超えなければなりません。
一方で、大学の特定の講座を履修し、大学を卒業していれば、それだけで税理士の資格試験の受験資格を得る事ができます。
このように大学に進学して特定の講義を履修したり、卒業をすることにより、受験資格を得られる資格も数多くあります。
では、どのような資格があるか調べてみました。
文系学部の大学課程を修了しないと取得できない資格
文系学部の大学課程を修了しないと取得できない資格は以下の通りです。
- 司法試験
- 国家公務員総合職試験(大卒程度試験)
- 国会議員政策担当秘書
- 自衛隊幹部候補生(陸・海・空)
- 学芸員
- 米国公認会計士
- 裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、大卒程度区分)
- アクチュアリー
- 警視庁警官(大卒程度試験)
- 教員
理系学部の大学課程を修了しないと取得できない資格
理系学部の大学課程を修了しないと取得できない資格は以下の通りです。
以下の資格について興味がある方、文系学部への進学を考えている方は、是非参考にしてみてください。
- 医師
- 歯科医師
- 獣医師
- 薬剤師
- 認定人間工学専門家
- 臨床心理士
- 公認心理師
- 医学物理士
- 自衛隊幹部候補生(陸・海・空)
- 教員
となります。
もちろんこれが全てではないこと、そして、必ずしも大学を卒業していなくても受験することができますが、大学課程を修了、または関連する分野の学部や専門学校で学ぶ知識がないと受験、取得が難しい資格というのも存在します。
ここで整理したかったのは、大卒が要件となる資格が存在し、その取得を目的としては大学に行く意義があるということです。
では、資格取得以外に大学に行く意義を考えてみます。
②興味のあることを専門的に学べる
2つ目は学問を修める「学びの場」としての意味です。
大学では自分の興味のある学問を選び、それを4年間かけて専門的に勉強・研究できます。
選択できる分野は経済学、法学、理学、工学、医学など幅広く、座学だけでなく実証実験やフィールドワークなども交えて深く学べることが意味の一つと言えます。
一つの学問を4年間かけて追究できる機会は大学や大学院にしかありません。
③「大学生だから」経験できることがある
3つ目は「経験を積む場」としての意味です。
大学では、学問の他にも大学生という身分でなければ実行できない・実行が難しいことが意外に多くあります。
例として、交換留学やゼミ、サークル活動などが挙げられるでしょう。
こうした経験から得られるチャレンジ精神や行動力、協調性や人間関係の構築力などは、本やネットだけでは絶対に得られません。
また、大学生は社会人に比べて自由な時間が多く、その時間を好きなことに充てられます。
例えば、多くの大学では7月~9月頃にかけて約2か月の夏季休暇があり、長期の海外旅行やインターン、ボランティア活動、合宿など「学生だからできること」に挑戦できます。
それを通して新たな学びを得られるというのも大学に進学する大きな意味です。
一方、社会人にとって夏休みと言えるのはお盆の時期の数日程度。
大学生のようにさまざまなことに挑戦するのは難しいかもしれません。
④新たなものや人に出会い、視野が広がる可能性がある
4つ目は「新たなものや人に出会う場」としての意味です。
将来の夢があまり明確でない人にとっては、大学はこれまで自分が持っていなかった新たな視点が得られ、将来やりたいことが見つかる場となる可能性があります。
大学では自分の選んだ専攻分野に加え、一般教養として心理学、統計学、歴史学、天文学などさまざまな分野の科目を選択することも可能です。
こうした一般教養科目を通して新たなフィールドに興味が湧き、将来進みたい方向性が見えてくるかもしれません。
また、ゼミやサークル、講演会、インターンなどで多くの人と出会い、新たな価値観や考え方に触れることで新たに見えてくることもあるでしょう。
⑤大学院に進学する
より深く学問を究めたい人には、大学院に進学するという道もあります。
大学院は、大学の上級学校であるため、大卒でないと進学は難しいです。
「大卒の学歴」は進路の幅が広がる?
そして、これまでは6つ目として、「学歴を得る場」としての意味が大きかったように思うのです。
就職活動の際、大卒者は高卒・専門卒者などと比べて採用試験の募集対象となる企業の数が確実に増えます。
総合職の採用試験は多くの場合、大卒以上でなければ受けられません。
ところが、ここが危うくなってはいませんか?
というのが、ここでの主訴であり、最近の自論です。
企業でなく起業
本当に優秀な人は、これからの時代(すでに)自ら仕事を生み出す人になっているのではないでしょうか?
大学でハイレベルな学問を学び、そこで得た知見と同時進行で行う実践的な経験(アルバイトやインターン等)によって、仕事を創造するすなわち起業して社会に出ていくということです。
大学を出てすぐにではなくても、会社に就職し、現場経験を積み起業。
そんなケースも増えているし、今後もこの動きは加速すると予想します。
”これまでは企業に就職、そのまま定年まで”
だったものが
”起業”
に変わっていく時代になるように思います。
そうすることで、企業に依存しない生き方を求める人たちが増えてくるし、そうせざるを得ない場合も多くなるような気がします。
みなさんは、どのようにお考えになりますか?
まとめ
さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】それでも大学行きますか?大学の必要性について考える』というお話をさせていただきました。
ここで私が述べさせていただいた自論は、あくまで自論です。
マスなデータによるものでもなければ、全ての人に当てはまるものでもありません。
一番お伝えしたかったことは、
”これまでがそうだったから、これからもきっとそうであろう”
という安易な考えは危険だということです。
時代は変化しています。
その変化に対応できる人に自らがなり、変化に対応できる人を育てていかねばならないと考えている今日この頃です、ということです。
目的なくして学ぶ意義なしです。
大学進学は魅力がたくさんあります。
その魅力を存分に力に変えるために、目的をしっかりと意識すると良いのではないかと考えています。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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