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『ヘリコプターペアレント』になっていませんか?

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は耳慣れない言葉についてお話をしていきたいと思います。

本日の内容:『ヘリコプターペアレント』になっていませんか?

『ヘリコプターペアレント』になっていませんか?

さて、今日は、『ヘリコプターペアレント』というテーマでお話をしていきたいと思います。

同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓

みなさん、『ヘリコプターペアレント』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

『モンスターペアレント』なら聞いたことがある人が多いと思います。

『モンスターペアレント』というのは、我が子の可愛さあまり、何か不都合なことがあると、何でもかんでも学校に文句を言ってくる親のことを言いますね。

では、今回の『ヘリコプターペアレント』とは何でしょうか?

”ヘリコプター”は、”モンスター”に比べ、優しい表現なので、あまりキツさは感じませんね。

では、『ヘリコプターペアレント』とは、こういう親を言います。ズバリ、

『ヘリコプターペアレント』= 過干渉

『ヘリコプターペアレント』= 過干渉

過干渉。

過干渉な親を『ヘリコプターペアレント』と言います。

”子どものために親が何でもしなきゃいけない”と考えることから、”子どもが遭遇しそうな障害をどんどん取り除いてしまう”のです。

現代の核家族化から、近所の人たちの助けをなかなか借りることができず、それゆえ、子どものことをみんな自分がしなければと抱え込んでしまうわけです。

”モンスターペアレント”に比べて、”ヘリコプターペアレント”は気持ちがわかるような気がします。

心配なんですよね。

あっ、でもそれを言ったら”モンスターペアレント”も同じですね。

心配なんですよ。

では、”ヘリコプターペアレント”の何が良くないか、について考えてみましょう。

まずは、

ヘリコプターペアレントの問題は、『痛みへの対処法を学べない』

ヘリコプターペアレントの問題は、『痛みへの対処法を学べない』

『痛みへの対処法を学べない』というのがあります。

人間本来は、ちょっとした痛みを経験することによって、その痛みの対処法を学んでいくはずなのに、それを経験しないように親がどんどん排除してしまう。

結果、対処する能力が育まれなくなってしまうと言うことになっているんです。

”転ばぬ先の杖”ということわざもありますが、それと同じですね。

転んでみて痛みを覚えるところを転ばないようにしたら痛みを覚えることはありません。

体の痛み以上に、人間の心の痛みがわかるようになるには、良い経験も、そうでない経験も必要です。
良くないと思われる経験を想定して、先回りして親は問題を排除していたら、心が育たなくなってしまいますね。

そうなると、どこまで手を出して良いのか等の判断基準が欲しくなりますよね。

【あなたはヘリコプターペアレント?】過干渉判定

【あなたはヘリコプターペアレント?】過干渉判定

ここからは、いくつかの例を挙げて考えてみましょう。まず、小学生を仮定しましょう。

【ヘリコプターペアレント?】例①翌日の準備

【ヘリコプターペアレント?】例①翌日の準備

翌日の準備、これはいかがでしょう?

小学生って実はかなり幅が広く、1年生の実態と6年生の実態では相当違いますよね。

でも、私個人的な意見では、翌日の準備は全学年自分でやるべきだと思います。

ただし、低学年の子、忘れ物の多い全学年の子の親は、お子さんに準備をさせた後に、チェックが必要です。

もし、準備に不足があったら、気をつけるように注意し、どうすれば忘れなかったのか考えさせ、追加させる。

これを最初から親が全部用意をしていたら、いつまで経っても自分のことが自分でできない子になってしまいます。

面倒でも、”転ばぬ先の杖”を与えないように気をつけましょう。

次の例に行きます。

【ヘリコプターペアレント?】例②宿題

【ヘリコプターペアレント?】例②宿題

宿題、これはどうでしょう?

同じく小学生で考えてみましょう。

こちらは、全学年共通で、まずは自分でやらせましょう。

おうちの人がいて、可能な場合は、最後まで自分でやった上で分からなかったところを教えてあげましょう。

もし、「教えて」と言われたら、で最初のうちは良いのではないでしょうか?

これでしばらく様子を見て、間違えたところがそのままになっているようだったら、そこで声を掛けましょう。

そして、その問題ができるようになる方法を考えましょう。

自分で明日担任の先生に質問するのか、今お母さんに教えてもらうのか、それ以外の方法も含めて自分で考えて、自分で決めさせます。

こういったことの繰り返しにより、自分で考える力が身についていくのです。

他にも例を挙げれば、次のようなパターンに大体がハマってくると思います。

まずは、”自分でやる”。

すると、”困難が登場する”。

そうしたら、”乗り越え方を考える”。

ここまでをお子さんにさせるようにしてください。

実は、こうすることより、親が代わりにやっちゃう方が何倍も簡単だったりします。

かえって手間のかかる作業です。

しかし、教育、子育てには、この『手間』っていうのがとてもとても重要なのです。

『手間』をどれだけ親が掛けられたかによって子どもの成長は大きく変わります。

”手を掛けないで、手間をかける”そんな子育てを意識してみてください。

前述の『ヘリコプターペアレント』との大きな違い、わかりますよね。

親がやるか、子どもにさせるか、の違いです。

子育てに一生懸命なのは、どちらも、誰も同じです。

ですから、親もいろいろな経験をしながら、転んだりつまづいたりもしながら共に成長していきましょう。

まとめ

ヘリコプターペアレント

さて、今日は、『ヘリコプターペアレント』というテーマでお話しさせていただきました。

親はやっぱり我が子がかわいい!!

”かわいい子には旅をさせよ”ということわざもあります。

時に、グッと心を鬼にして、小さな旅をさせることを繰り返しながら成長していきましょう。

『はじめてのおつかい』の良さはここにありますね!

そもそも、何で、『ヘリコプターペアレント』っていうんですかね?

私の考えでは、上空から見守っていて、何かあったらすぐに駆けつける様子から?って思っていますが、違いますかね?

もし、違っていたら、コメントをいただけると嬉しいです。

のりそらからは以上です!!

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