みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
今日は、世界の教育に目を向けてみたいと思います。
日本国内にしか目を向けていないと、その範囲で物事を考えるようになる、日本の常識に支配されるような気がしたためです。
そこで、少々世界の国の教育の様子にフォーカスしたいと思いました。
今日のテーマ:【発表!!】教育制度、幸福度充実国ランキング
今日は、『【発表!!】教育制度充実国ランキング』と称して、ある指標で教育制度の充実度を見ていき、そのランキングトップ10 を発表したいと思います。
参考にしたのは、米CEO World誌の「世界最高の教育制度ランキング」とユニセフの「Report Card 16」です。
米CEO World誌の「世界最高の教育制度ランキング」
まず、参考にしたのは、米CEO World誌の「世界最高の教育制度ランキング」です。
「世界最高の教育制度ランキング」は、Quality IndexとOpportunity Indexに基づき、93ヵ国の教育制度を総合的に評価したものです。
Quality Index
教育制度の質を評価するQuality Indexには、公共教育制度・(子どもの)大学進学の意思・研究機関の数・大学の資金と寄付金・専門知識などの9項目がその指標となっています。
Opportunity Index
また、将来性を評価するOpportunity Indexには、成人の識字率や卒業率、小~高校までの修了率、教育機関への公的支出など7項目が指標となっています。
その結果、上位10ヵ国は以下の通りです。
米CEO World誌の「世界最高の教育制度ランキング」結果
第10位 スイス
第10位は、スイスです。
第9位 ドイツ
第9位は、ドイツです。
第8位 カナダ
第8位は、カナダです。
第 7位 デンマーク
第7位は、デンマークです。
第6位 フランス
第6位は、フランスです。
第5位 スウェーデン
第5位は、スウェーデンです。
第4位 オランダ
第4位は、オランダです。
第3位 オーストラリア
第3位は、オーストラリアです。
第2位 アメリカ
2位は、アメリカです。
第1位 イギリス
そして、第1位は、イギリスです。
ユニセフの「Report Card 16」幸福度ランキング
続いて、ユニセフの「Report Card 16」は、先進国41ヵ国の子どもの幸福度をランキングにしたものです。
精神的幸福度(生活満足度が高い子どもの割合、自殺率など)・身体的健康(子どもの死亡率、過体重・肥満の子どもの割合など)、学問的および社会的スキル(読解力・数学分野の学力、社会的スキルなど)の3つの主要な評価カテゴリーが設けられています。
同様に、上位10ヵ国は以下の通りです。
第10位 スウェーデン
第10位は、スウェーデンです。
第9位 スロバキア
第9位は、スロバキアです。
第8位 ベルギー
8位は、ベルギーです。
第7位 フランス
第7位は、フランスです。
第6位 スペイン
第6位は、スペインです。
第5位 フィンランド
第5位は、フィンランドです。
第4位 スイス
第4位は、スイスです。
第3位 ノルウェー
第3位は、ノルウェーです。
第2位 デンマーク
第2位は、デンマークです。
第1位 オランダ
そして、第1位は、オランダです。
総括
今回、両方のランキングでトップ10入りしたのは、
オランダ
デンマーク
スイス
スウェーデン
フランス
の欧州5ヵ国でした。
この5ヵ国は、日本のように高校や大学に入学してから将来の進路を決めるのではなく、子どもの学力や個性、得意・不得意、興味のある分野などを考慮し、比較的早い段階から大学進学組と職業訓練組に分かれる点が共通しています。
その結果、「独立心が強く、自分の進むべき道に満足感をもった子ども」が多く見られるのではないでしょうか。
次回は、この5カ国のうちの1カ国を取り上げ、具体的な教育制度の中身を見ていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。
ところで日本は?
ところで、気になるのは、ランキングで一度もお目見えしなかった日本の順位です。
結果です。
日本の教育制度ランキングの順位は11位となかなかいい線です。
ところが、幸福度ランキングは20位と平均をわずかに上回る順位となっています。
最も気にかかるのは、身体的健康は世界1位であるにも関わらず、精神的な幸福度は37位とワースト2である点です。
15歳の時点で生活への満足度が高い子どもの割合が低く、15~19歳の若者の自殺率は平均より高いのです。
またスキルも27位と平均以下となっています。
「基礎学力は高いが、友達がなかなかできない」といったコミュニケーションスキルの低さが、評価を下げる原因となっているようです。
こういったことから考えると、日本の教育の在り方は、見直しが必要と考えざるを得ません。
先に述べたように、日本にしか目を向けなければ、このような結果になっている現実とも向き合うことがなく、日本の教育の在り方を疑いさえもしないでしょう。
しかし、賢い人はいつもより高みを目指します。
そんな時は、広い世界に目を向けると、大きなヒントが隠れている傾向にあるように思います。
広い視野を持てるように、良かったら引き続き一緒に勉強していきましょう!!
のりそらからは以上です!!
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