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【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校” の子どもたちの3学期

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、いわゆる”不登校”の子どもたちにとっての3学期についてお話をさせていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校” の子どもたちの3学期

題して「【【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校” の子どもたちの3学期」といった内容でお届けします。

教員時代の経験から、いわゆる”不登校”のお子さんたちの3学期の様子について考えた時に、2つのことが思い浮かびます。

その2つについてお話をさせていただきます。

今回このお話を聞くことで、いわゆる”不登校”の子どもたちの3学期に関連する様子について考える事ができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

どうぞお付き合いください。

3学期が始まる

3学期が始まります。

実は、いわゆる”不登校”の子どもたちにとって、とてもしんどい時期とも言えます。

その理由は、さまざまな決断を迫られる場面が増えるからです。

そこで、これまでの教員経験を通して、見たり、感じたりしてきたしんどそうかなと感じた場面を2つご紹介する中で、一緒にそんな場面での対応のあり方について考えていけたらと思います。

場面① 卒業アルバム、卒業式

担任として葛藤を感じながらもどこか義務感に迫られて、いわゆる”不登校”のお子さんの気持ちはさておき、ご家庭に連絡しなければならなかったことがあります。

「卒業アルバムに載せる文章や写真はどうしましょうか?」

「卒業式は出席しますか?」

ご家庭によってはこうした連絡がすでに学校から来ているかと思います。

「最後の節目ですから」

などという担任の言葉は、子どもや保護者の気持ちを揺さぶることにつながります。

”終わりよければ全て良し”、有終の美、人生の節目などの区切りはたしかに大事です。

しかし、ここで大切なのは”それをすることによって心が軽くなるのは誰か?”ということです。

最近では、卒業式の会場とは別で、卒業証書授与を校長室にて行なうケースも増えています。

校長から卒業証書をもらう姿を見て、”一区切りついた”と、担任当時はホッとした気持ちになったものです。

でも、恐らく、今思えば、子どもの気持ちは別です。

本当は行きたくないのに、周囲の期待に応えるべくがんばっているとしたら、満足しているのは大人だけということにもなりかねません。

やはり、何かしらの学びや前向きな気持ちになるようなあり方を模索する必要があったように思います。

理由② 新年度から行く親子の約束を?

もう一つの場面は、

”新年度から学校へ行くから”

と、子どもから親に約束をしてくる場面です。

周囲の期待をすべて拒否するのも心苦しいがゆえの苦肉の策だったり、取り急ぎ学校の話題を避けたいがための発言だったりなど、背景にはいろいろな理由が考えられます。

もちろん、子どもが心からそう思っていることもありますが、焦りの気持ちから出ている場合、この約束をすることで、かえって後に子ども自身が追い詰められてしまう場合があります。

約束した後しばらくは安寧の日々が続きますが、新学期が近づくにつれ、本人のなかでカウントダウンが始まります。

約束したことを守ろうとしますから、カウントダウンする中でのつらさは、子どもが本人の中だけで抱え込んでしまいかねず、かえって状況を悪化させてしまう事も考えられます。

ついつい新学期は期待をしてしまうものです。

タイミングとしては良い面もあるので、過度なプレッシャーとならないような方法で導いていけると良いですね。

2つの場面の共通点

前述の2場面を考えると、それらがなぜつらいのかと言えば、

”今はそのタイミングじゃないのに、決断を迫られるから”

です。

ただ待つだけでは大人も不安ゆえ、子どもが動き出すような働きかけをしたくなりますが、本人にとって時期尚早であれば、意味がありません。

そもそも、卒業式に出なくても、卒アルがなくても、人は生きていけます。

でも、本人のタイミングを無視して決断を迫るようなことを続けてしまうと、”自分の意志がなくなってしまう、置き去りになってしまう”のではないでしょうか。

周囲の雰囲気に合わせることなく、本人のタイミングを最優先する。

それが”子どもを信頼する”ということではないかと、今は思います。

みなさんは、どのようにお考えになりますか?

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校” の子どもたちの3学期」というお話をさせていただきました。

”本人の気持ちが大切にされる中で、周囲も前向きであれること”

こういった状態が非常にバランスの良い状態であると考えます。

実際にはタイミングの大切さもありますので、来るべきタイミングに合わせてさらなる布石を設けていくような関わり方が必要になってくると思います。

非常に難しさを伴いますが、それくらいに子どもたちのことを考えてあげたいです。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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