みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、初歌舞伎で学んだことについてお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】すごいぞ、市川海老蔵!社会勉強、初歌舞伎
題して「【教えて、のりそら先生】すごいぞ、市川海老蔵!社会勉強、初歌舞伎」といった内容でお届けします。
この年末年始のお休みを利用して、人生で初めて歌舞伎を歌舞伎を観に行って来ました。
かの有名な市川海老蔵さんが出演される新作歌舞伎「プペル~天明の護美人間~」です。
少し王道とは違う歌舞伎のようですが、その誕生に至る海老蔵さんの想いから多くの学びを得ましたので、ここに共有させていただきます。
今回このお話を聞くことで、歌舞伎に対する海老蔵さんの想いについて知ることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
プペル~天明の護美人間~
「プペル~天明の護美人間~」という作品の誕生の背景は、こうだったようです。
古典と言われる「歌舞伎十八番」などの継承だけでなく、新作歌舞伎にも積極的に取り組む海老蔵さんは、昨年映画化もされ、話題となっている絵本「えんとつ町のプペル」の原作者であるキングコング・西野亮廣さんに歌舞伎化を直談判されたと言います。
9年連続12度目の座頭を勤める思い入れの強い同劇場の1月公演で「革命を起こし、改革していきたい」と、歌舞伎の新たな可能性に挑んだと言います。
「革命を起こし、改革していきたい」
並べるのは烏滸がましいですが、教育界において同様に、
「革命を起こし、改革していきたい」
と考えている私にとって、この作品の観劇は、ただ歌舞伎を観るに留まらず、多くの刺激を得られることを期待しての観劇でした。
「新たなファンを獲得できなければ、未来はない」
海老蔵さんにはこのような想いがあるようです。
「新たなファンを獲得できなければ、未来はない」
コロナ禍で大打撃を受けた歌舞伎界に危機感を抱き立ち上がったと言います。
昨年の年明け早々に、アニメ映画「えんとつ町のプペル」を観賞されたそうです。
「少年ルビッチが『空には星がある』というお父さんの遺志を継いで、夢に向かって信じ抜く力が素晴らしい」とほれ込み、春には原作者の西野さんに歌舞伎化を直訴したと言います。
初対面で意気投合し、電光石火の勢いでプロジェクトを始動したそうです。
わずか8か月ほどで「新作歌舞伎」として構想を実現させたのは、海老蔵さんの本気の証しと言えるでしょう。
「革命を起こし、改革していきたい。新しいことをすると拒否反応を示されたり、批判的なことを言う人もいますが、今やらないと歌舞伎がダメになる可能性がある。だから、賛否とか関係ない。本気なので。矢面に立って、立ち向かっていきたい」
と強い想いがインタビューで語られていました。
プペル~天明の護美人間~の中身と背景
海老蔵さんが演じるのはゴミ人間のプペル。
少年ルビッチにあたる役柄は長女・市川ぼたんちゃんが「寧々」、長男・堀越勸玄くんが「玄」として交互出演で演じます。
「私の家族に重ねると、プペルは寄り添う存在だから私。父親の熊八は麻央なんです。麻央の魂をぼたんと勸玄が受け継ぎ、夢を抱く。リンクする部分が大きい」
みなさんご存知のように、2017年に亡くなられてしまった妻・麻央さんの想いも背負って舞台に立っているのです。
そんな想いを乗せた作品に心動かされない訳がありません。
披露の場となる新橋演舞場は、海老蔵にとって特別な舞台でもあります。
初めて座頭公演を行ったのは08年。
当時30歳の海老蔵さんは、
「私の歌舞伎探しの始まり」
と抱負を語っていました。
それから13年。
建て替え中の歌舞伎座の代替公演があった3年間を除き、年明け最初は演舞場の舞台に立たれました。
歌舞伎十八番の「雷神不動北山櫻」を新たな解釈で上演し、「七つ面」を復活させ、新作歌舞伎「日本むかし話」では演出家の宮本亞門さんとタッグを組んだこともありました。
常に心の中心には、歌舞伎の新たな可能性の探求があったことがわかります。
「毎年、新橋演舞場で新年を迎えるという方がいる。その方々の期待に応えたいし、新しいお客様にも来ていただきたい。『古典を見たい』という方もいらっしゃいますが、あえて今回は険しい道を選び『プペル』に挑戦します」
とも話されています。
歌舞伎界の現状
現在の歌舞伎興行は一部の人気演目を除き、集客に苦戦しているようです。
海老蔵さんは、新規ファンを獲得できていないことが大きな要因と考え、「プペル―」を現状を打破する起爆剤として期待しています。
市川宗家に生まれ、伝統文化を守ることを使命としながら、
「歌舞伎をアップデートしていくことも必要。私にしかできないことも意外と多いのかもしれない。冷静に考えて、そういう場所にいる。」
と自覚されているそうです。
「ABKAI」「六本木歌舞伎」「古典への誘い」など、自主公演にも意欲的に取り組んでいます。
コロナ禍で当初は昨年5~7月に予定されていた13代目市川團十郎白猿の襲名は延期されましたが、逆境をチャンスに変える強い心が伺えます。
「成田屋として本来の敷かれたレールも険しい道ですが、そこには過去12人の團十郎が通った道がある。襲名延期によって分岐点ができて、誰も歩んだことのない新たな道を切り開くことになった。」
とも話されています。
当初の予定から約1年半が経過したことも「準備期間が増えて、自分が豊かになった」と前向きに捉えておられるとのこと。
海老蔵さんは、王道を歩みながら現状に満足せず、さらなる高みを目指しています。
「いずれは歌舞伎界みんなが幸せになれる動きをできれば。そういう男になりたい。」
2022年の新春を飾る「プペル~天明の護美人間~」が、改革の第一歩になりそうです。
王道を歩みながら現状に満足せず、さらなる高みを目指す
海老蔵さんが話されていた
「王道を歩みながら現状に満足せず、さらなる高みを目指す」
この言葉が強く心に響きます。
我々大人は、職業人である以上、どの世界においても、
「王道を歩みながら現状に満足せず、さらなる高みを目指す」
ことが大切ではないでしょうか?
でも、実際にこれを実行に移せている大人がどれだけいるでしょうか?
ほとんどいないのが現実です。
“夢を語れば笑われて、挑戦すれば叩かれる“
“夢を語れば笑われて、挑戦すれば叩かれる“
物語の鍵となる原作である『えんとつ町のプペル』の一節です。
こんな世界観の中では、より良いものは生まれません。
海老蔵さんに対する歌舞伎界からの批判もあると聞きます。
しかし、私は、海老蔵さんの心意気が大好きです。
とても多くの勇気をもらっています。
いつだって改革は、たった一人の熱狂から始まるものです。
海老蔵さんの歌舞伎への強い愛情が多くの人に届くと良いと応援させてもらっています。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】すごいぞ、市川海老蔵!社会勉強、初歌舞伎」というお話をさせていただきました。
挑戦している人は、挑戦している人の姿を見て自分を奮い立たせています。
この人も頑張っているんだ、自分も頑張らねば、と。
そのようにして、時に折れそうな心をまた真っ直ぐにして今日も明日も課題と向き合っていることでしょう。
多くの挑戦者に届くとともに、挑戦したいけど躊躇されている方々の背中も押して、みんなでそれぞれの持ち場を良くしていく風潮に繋がると良いなと考えています。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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