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【教えて、のりそら先生】必見!! 建設的な通知表の解釈

学習・学校

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、通知表の捉え方についてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】必見!! 建設的な通知表の解釈

題して『【教えて、のりそら先生】必見!! 建設的な通知表の解釈』といった内容でお届けします。

3学期が修了します。

学校が終了ではなく修了とするのは、このように定義しているためです。

修了とは「学業などの一定の課程を終えること」を意味します。

この言葉の通りに、「学業などの一定の課程を終えること」ができていれば問題はありませんが、とりあえず通過したといった十分で状態は修了とは言い難いものでもあります。

今回は、修了に迫りながら、現状に対して問題提起をします。

今回このお話を聞くことで、通知表について考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

通知表を貰ったら

たいていのお子さんは、通知表をもらったら丸の位置に一喜一憂し、終わります。

続いて失礼ながら、たいていのご家庭でも、丸の位置に対して『もっと頑張らないとヤバいぞ!』と言ったニュアンスの言葉を掛けて終わっているとあくまでこれまでの経験と感覚的にですが、そう感じます。

すると、通知表って一体何なんだ?

経過報告?

となってしまっていることを危惧します。

根拠はこの後述べていきますね。

通知表は何のため?

『通知表は何のため?』

これは、子どもたちや保護者の方々への問題提起に留まりません。

作成側である学校にも問題提起したいです。

みなさんは、通知表は何のためにあると思いますか?

答えは、これまでの学習を振り返るためですね。

これに対して異論がある方は少ないのではないかと思います。

ただ、

『ここがよくできたねー』

『ここがよくできなかったんねー』

では、正直何の意味もありません。

大切なのは、通知表を見て以後の行動にこそあると考えます。

通知表を見て以後の行動

まず、わかりやすいところからお話しさせていただくと、

”通知表の評価が良くない部分”=”復習を要する部分”

となることはご理解いただけるでしょうか?

文字通りの『修了』を達成するには、現在の学年で学ぶことをきちんと理解していることが必要です。

では、どうするか?

そうです、復習するしかないんです。

いや、復習すれば良いんです。

過去の結果(通知表の評価)自体を変える必要なんてないんです。

現在の自分が、通知表の◯に値するものになれば良いだけです。

『〜だけです』

とお話を進めていると、常識的にどのお子さんもそのようにできているかのような錯覚に陥りますが、極論、どのお子さんもこれが”できていない”というのが実際だと感じます。

そもそもが、学校がこれを補うような時間や場をつくった方が良いとも考えます。

それには、通知表を出すタイミングが今のままではダメです。

少なくとも1週間から1ヶ月程度早く出すべきだと考えます。

その早めた時間を使って復習です。

そして、修了式の折には、文字通りの『修了』をしている。

これが理想的です。

しかし、学校を変えるのは難しいです。

だったら自分が変わった方が簡単です。

ですから、単純に『復習すれば良いんです。』。

ここで問題が発生しますね。

どのように復習したら良いのか?

これがわからないことも通知表をもらいっぱなしになってしまっている大きな要因だと考えます。

復習の方法

復習の方法は、無料のものから有料なものまでいろいろあります。

思いつくままに羅列します。

①教科書を読み返す

②ワークをやり直す

③テストをやり直す

④テキストを買って勉強する

⑤YouTube等で動画授業を受ける

ここまでは自分の力でできることです。

ここからは少しずつ外部の力が必要です。

⑥保護者の方、兄弟姉妹に教えてもらう

⑦学習塾や家庭教師など

ざっと思いつくままに書き出してみました。

このいずれかの方法で、いやこのいずれかの方法を組み合わせて取り組まなければ復習すべきところがわからないままに次の学年に進んでしまいます。

人(子ども)は、まだまだ完璧ではない

理屈からすれば、上に挙げた特に①〜⑤つまり自分自身の頑張り次第でできることをただやれば良いだけです。

ところが私も含め人間そんなにできていないですよね。

『わかっちゃいるけど・・』ということは、生きていると実に多くあります。

子どもたちも同じでしょう。

①〜⑤をなかなか自発的にはできないものです。

そこで⑥⑦の登場です。

おうちの人に余裕があれば、⑥で復習をしっかりとすることができます。

ところが、

『難しくなってきて、もう私の力で教えられる内容じゃなくて・・』や

『私が教えると、どうしても子どもが甘えてしまって・・』

という声を多く耳にします。

そこで、⑦の登場なんだと思います。

学習塾や家庭教師の意義

これまでの①〜⑥に難しさを感じている人が次の手段として検討するのが学習塾や家庭教師ではないでしょうか?

では、学習塾や家庭教師の意義は何でしょう?

それこそが、①〜⑥の欠けている部分を補う、です。

補うとしたのは、単純に勉強を教える学習塾や家庭教師では、おおよそ一時的な理解で終わってしまうケースも珍しくありません。

それゆえ、特に①〜⑤までの力をつけていくとともに、復習を行うことが大切だと考えます。

そうすれば、いずれかは自立して学習できるようになり、そもそも通知表に表れるような”わからない”という部分がなくなっていくのではないでしょうか?

気をつけたいのは、学習塾や家庭教師で強制的に膨大な詰め込みを行うことで勉強嫌いにさせてはマズイということです。

繰り返しになりますが、一時的な詰め込みにはその恐れがあります。

少し先の未来の、今より成長したお子さんの姿に期待することです。

それにかなうものでなければ、あまり意味があるとは言いづらいですよね。

勉強に対して前向きな姿勢を育んでこその学習塾や家庭教師だと考えます。

こんな保護者の方もいますよね

『俺の子だからこんなもんでしょうがないか・・』

こんな風に解釈される保護者の方もいらっしゃいますよね。

いやいや、ご謙遜なさらずにと思うとともに、勉強ができないことを自身の遺伝的な要素のせいにされているのだとしたら、むしろ逆を考えないと・・と思います。

我が子に心配な要因があるのですから、

『俺の子だから何か手を打ってやる必要があるな・・』

といった風に考えてあげてほしいです。

子どもは親を選べないですもんね。

親の自分が『俺の子だからこんなもんでしょうがないか・・』と納得をするのは良いですが、このままで困るのは(可能性が狭まるのは)お子さんですよね。

お子さんが『お父さんの子だからしょうがないか・・』と言っているのとは少々意味合いが違いますよね。

勉強は、たいていの場合、後天的な努力で何とかなるものです。

通知表の実際

また次のようにも考えます。

通知表の内容は、次のようなパターンがあるかと思います。

①よくできた(最高評価)がほとんどすべての子

②だいたいが、よくできた(最高の評価)の子

③ほとんどが、できた(真ん中の評価)なんだけど、少しだけよくできた(最高評価)がある子

④ほとんどが、できた(真ん中の評価)の子

⑤ほとんどが、できた(真ん中の評価)なんだけど、がんばろう(最低評価)がいくつかある子

⑥がんばろう(最低評価)がほとんどすべての子

だいたいこの中に当てはめることができますかね?

先の①〜⑦までの手立てによる学びが必要なお子さんは、どの類型のお子さんだと思いますか?

私の考えは、すべての子どもたち

私の考えは、すべての子どもたちです。

実は、通知表をもらったすべての子どもにその後の行動要因があり、それに気付けている子、行動できている子も少ないと感じます。

特に①にあたる子は、必要ないんじゃないの?と思われますよね。

いや、必要あります。

それは、もっともっと勉強を好きになるために行動すべきだと思います。

先取りで次学年の予習をしたら良いじゃないですか。

そしたら、もっともっと授業がわかるようになります。

学校の勉強では習えないような内容の学習をしたら良いじゃないですか。

もっともっとそれらを駆使しての可能性が広がります。

このようにたとえ完璧と思われるお子さんにも、何らかの形での学びが必要です。

反対の極にある⑥のお子さんはどうでしょう?

うかがえることは、その学年よりも前の段階からつまづいていること、そして、すでに勉強が嫌いになってしまっているということ。

このどちらも互いに関係し合っています。

”わかる、できる”を積み上げていかねば、勉強が楽しいなんて思えません。

そして、逆に、”わかる、できる”を確実に積み上げれば、勉強を好きになることだってできます。

これが、勉強が嫌いなお子さんに対してまずやるべきことだと考えます。

根気のいる作業です。

時間もある程度かかります。

でも、近道はないし、放っておいても良くないものです。

NEXTAGE SCHOOLは・・

はい、ここで宣伝です。

私たちNEXTAGE SCHOOLは、このような考えのもとにカリキュラムを組んでいます。

対象は、全こどもたち(小1〜中3)です。

本質的な学びを追求する場です。

上述のような実態を踏まえて指導しています。

何が本質的で、何が本質的でないか・・

教育の専門家でもない限りあまりこのようなことを考えることもありませんよね。

それは、端的に言えば、一生に通じる学び方ができているか、否かだと考えます。

こんな長文に最後までお付き合いくださった勉強熱心な方のお力になれたら幸いです。

一緒にお子さんの未来と向き合ってみませんか?

まとめ

さて、今回は、『【【教えて、のりそら先生】必見!! 建設的な通知表の解釈』というお話をさせていただきました。

正直、通知表に対してこんなに想いや問題意識をもっている教育者の方も少ないと考えます。

でも、なぜ意味がなくて、どうだったら意味があるものになるのか?という疑問は、あらゆる物事に対して必要な視点だと考えます。

学校における通知表は、正直形骸化していると考えます。

学校の、子どもの、保護者の伝えたいことが伝えられるものではありません。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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