みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、ゴールデンウィーク明けの注意についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】ゴールデンウィーク明けに増える いわゆる”不登校”のなぜ?
題して『【教えて、のりそら先生】ゴールデンウィーク明けに増える いわゆる”不登校”のなぜ?』といった内容でお届けします。
本日をもって、子どもたちにとってのゴールデンウィークが終わります。
ゴールデンウィークは、家族で普段できないことをしたり、旅行をしたり、親戚と会ったり、楽しみが多くあります。
その一方で、ゴールデンウィーク明けはどの子もいわゆる”不登校”になる要因をもつという配慮を要する時期です。
ゴールデンウィーク明けとは、どんな状況なのか?どんな心配があるのか?一緒に考えていきましょう。
今回このお話を聞くことで、ゴールデンウィーク明けの注意について考えを深めることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
ゴールデンウィーク明けにいわゆる”不登校”が多くなる理由は?
ゴールデンウィーク明けにいわゆる”不登校”の児童生徒が多くなる理由は、さまざまありますが、ここでは「スイッチの入れ直し」と「不安感の顕在化」の2つについて考えていきたいと思います。
「スイッチの入れ直し」
「スイッチの入れ直し」は「燃え尽き症候群」と似通ったものと言えます。
新学期からの1ヶ月の子どもたちは、普段以上に頑張っている状態を続けてきました。
心機一転、どんな子でもそう意気込んでのぞんでいます。
最初のうちは「新学期だから頑張ろう!」と張り切って頑張ることができていましたが、だんだんその難しさを感じ始めるのが始まって1ヶ月あたりです。
最初は新鮮に思えて楽しいと感じていた新しい学級の雰囲気、担任の先生、それらが当たり前の日常になり、新鮮さを失ってきます。
逆に、クラスの雰囲気や勢いに合わせることや登校のリズム、学校の授業や課題の多さなど、大変になったところも感じ始めます。
そんな矢先の大型連休ゴールデンウィーク。
完全に『オン』状態で突っ走ってきて、いきなり『オフ』となります。
そして、しばらく楽しい休日を過ごしていくと、その『オフ』状態の心地良さを否応なく感じます。
すると、『オン』状態で楽しいと思えていた学校が、そうでなくなる。
このままずっと『オフ』状態でいたいという心理が働きます。
ここが落とし穴です。
「スイッチの入れ直し」は、大きな負荷をともないます。
上手に入れ直しができる子もいれば、それが難しい子もいます。
ここが一つのポイントになります。
「不安感の顕在化」
続いて2つ目です。
「不安感の顕在化」についてです。
先ほどのお話に通じますが、子どもたちはこれまでの1ヶ月を『オン』状態で駆け抜けています。
この間の『オン』状態は、やや負荷をかけた(無理をした)状態であることが多いです。
普段以上の力を発揮しようとしてきました。
これは、冷静な判断を欠いた状態でもあります。
ところが、ゴールデンウィークで『オン』状態になります。
すると、冷静に物事を考えるようになります。
すると、途端に
・「このままクラスでやって行けるか?」
・「実はあの時あの子にこんなふうに言われたのが嫌だった」
・「このままでは順調に学校生活を送れるか?」
など、環境や状況の変化に順応出来るかどうか不安に感じてきます。
これは、学校生活を送る上での目的が見出せなくなることにつながってしまいます。
これらの理由などから、子どもたちは登校を行き渋るようになり、次第に行けなくなってしまう傾向に移って行くことが多くあります。
いわゆる”不登校”の具体的なサインは?
大体のご家庭では子どもが登校に対して不安感を口にすると、
「頑張りなさい」
「気合が足りない」
「みんな頑張ってるんだから」
「ここで休んだら行けなくなるよ」
など、気持ちを受け止めるよりも励ます方向にもっていく傾向があります。
しかし、こんな様子はいわゆる”不登校”のサインと言われます。
”気合い”だけではどうにもならない部分もあるので注意が必要です。
①頭痛や腹痛、吐き気などの身体症状
いわゆる”不登校”の一歩手前の段階で体調不良を訴える子どもが多くいます。
欠席理由としてもダントツに多いのは、頭痛や腹痛、吐き気などの身体症状です。
この症状が五月雨に起こったり、連続であったりする場合は先ずは医者の診察を促し、その結果が「精神的なもの」である場合は学校に行くことに抵抗感があるサインだと思って良いのではないかと思います。
②睡眠の悪化という身体症状
睡眠の状態も実は身体症状のサインの一つになっています。
最近「朝起きれない」や「夜寝れない」など、学校に行く前日から当日にかけて、しかも「学校がある日」に限りこのような症状が起こっている場合は要注意です。
このような様子で病院を受診した場合「軽度」の起立性調節障害と言われる場合が多くあります。
しかし、病院の治療も大事ですが、あまり効果が見られない場合や精神的な要因の可能性がある場合は、いわゆる”不登校”を専門に扱う機関への相談に切り替えた方が良いかも知れません。
このようにいわゆる”不登校”になる前段階のサインとして大きくあるのは上記のような「身体症状」になります。
この状態にあるにもかかわらず何もせず、時間だけ費やしてしまうといわゆる”不登校”は確実に悪化する場合が多くなってしまいます。
様子を見取り、支援する側の判断がとても大切になります。
また、学校側は、親御さんからの欠席理由が上記の場合に寄っている場合はいわゆる”不登校”につながる心配があることを伝え、一緒に対応を考えていくことをお勧めします。
多面的な手立てが生まれてくると思います。
いわゆる”不登校”は誰にも起こりうるもの
いわゆる”不登校”は、誰にでも起こりうるものと言われています。
そう言われている割に、理解が進んでいなかったり、うちの子に限ってと考えてしまったり、そうなった場合の相談先等が不明確だったりします。
NEXTAGE SCHOOLは、いわゆる”不登校”の子どもたちと勉強をしていますが、その原因、そして現状、さらには考え方、実にさまざまです。
そもそも、どうしても学校に馴染むことができないのに、学校に行く必要があるのか?個別に見ていくと、そういったケースもあります。
教育全般に言えることですが、万人にとって最良な教育法、選択肢等はなかなか存在するものではありません。
だからこそ、しっかりと個に目を向けた導きが必要になってくると考えます。
いわゆる”不登校”は、ネガティブな面だけではありません。
私たちは、責任をもってその子の(その個の)未来と向き合っています。
いつでも相談してください。
ぜひ、他の記事もご覧いただけるとありがたいです。
まとめ
さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】ゴールデンウィーク明けに増える いわゆる”不登校”のなぜ?』というお話をさせていただきました。
いわゆる”不登校”は、身体症状のサインが出てから次第に学校に行けなくなっていくことが多いです。
そのため、いわゆる”不登校”になってからの対処ではなく、いわゆる”不登校”になる前の前段階から気付いていくことが大切です。
そう言いつつ、そんな簡単なものでもないことも事実です。
ですから、お一人で抱え込まずに、相談できる相手をもつようにしませんか?
私たちをその一人にしてください。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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