みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教員免許更新制のその後についてお話させていただきます。
本日の内容：【教えて、のりそら先生】中教審部会 教員免許更新制廃止を了承
題して「【教えて、のりそら先生】中教審部会 教員免許更新制廃止を了承」といった内容でお届けします。
議論を呼んでいた”教員免許更新制”について、動きがあったようなのでお話しさせていただきます。
今回このお話を聞くことで、教員免許更新制がどうなるのか？について理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
令和４年度末での更新制廃止
中教審の特別部会は１５日、教員免許に１０年間の有効期限を設ける教員免許更新制を廃止するとした審議まとめを了承し、受講履歴を個別に管理するなどの新たな教員研修制度の方向性を示しました。
つまり、現行の教員免許更新制は本格的に廃止になりそうです。
さらに、文部科学省は来年の通常国会に教育職員免許法改正案を提出し、令和４年度末での更新制廃止を目指すということです。
廃止の理由
特別部会は、廃止の理由をデジタル化の進展など社会環境が大きく変わる中、１０年に１度の更新講習を義務付ける現行制度では不十分だとしています。
さらに、更新制を「発展的に解消する」と提言しています。
「発展的に解消」ということです。
では、「発展的に解消」とは、具体的にどういうことなのでしょうか？
新たな研修制度「新たな教師の学びの姿」
廃止後の新たな研修制度を「新たな教師の学びの姿」として、個別の受講履歴をデータベース化して管理することを求めています。
このほか、研修を受けない教員は「職務命令違反による懲戒処分の対象となり得る」としています。
さらに「時代の変化に応じて身に付けるべき資質能力など、基本的な視点を国の指針で明らかにすべきだ」などと指摘しています。
んー、これだけでは具体的にどういう研修システムが組まれていくのかはわかりかねますね。
最も、詳細についてはこれから詰めていくことになるのでしょうね。
「新たな教師の学びの姿」はいつから？
文科省は５年度にも新たな研修制度を導入する方針と言います。
再来年度ですね。
そして、４年４月からは、廃止までの期間に更新講習を受けなければならない教員の負担軽減策として、必修科目の区分を撤廃し、選択科目も含めて自由に選べるようにするということです。
変化の時期だから仕方がありませんが、これまでに更新講習の受講を済ませた先生方からすると、言いたいことが出てしまいますね。
危惧することは、新たな研修制度が真に必要なものかつ有益なものであることです。
廃止の理由には、教員の負担軽減も含まれていたかと思います。
教育界を翻弄した”教員免許更新制”の何が良くなくて、何が必要だったのか？よく検討がなされ、公言通り「発展的な研修制度」が築かれることを切に願います。
ちなみに、私は数年前に忙しい中”教員免許更新制”による更新を行いました・・。
GIGAスクール構想の実現を、子どもたちにとって、そして先生方にとって・・多くの人にとって良い変化となることを願います。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】中教審部会 教員免許更新制廃止を了承」というお話をさせていただきました。
ちょっと気を許すと、
『何だったんだ、教員免許更新制は・・』
と嘆きたくなります。
当時の忙しさを思うと、怒りさえ覚えます。
でも、でも、そこは堪えて、『あれがあったからこれからが良くなった』と多くの人が思えるような改革になると良いですね。
期待しましょう！！
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます！！
のりそらからは以上です！！
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