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どうしたら勉強が楽しくなるのか?

学習・学校

みなさんこんにちは。

群馬県桐生市でオルタナティブスクールNEXTAGE SCHOOLの運営をしているのりそらです。

久しぶりの投稿となりましたが、今回はシンプルにずっと自分の中に抱いている課題『どうしたら勉強が楽しくなるのか?』についての想いを書き綴らせていただきます。

あえて”勉強”を取り除いて考えてみる

本質に迫るために、あえて”勉強”を取り除き、『どうしたら楽しくなるのか?』と自分に問うてみます。

主語がないため、自分で主語を補うような形になるような質問に変わります。

多くの人は、『どうしたら(人生が)楽しくなるのか?』とか『どうしたら(日常が)楽しくなるのか?』というような主語を補い、考えてくださっているのではないかと思います。

さあ、どうしたら?

”強制されない”

個人的な意見として、”強制されない”があります。

どんなに好きなことをやっていても、”強制”が働いた時点で、楽しさが大きく薄れるような気がするのです。

みなさんはいかがでしょうか?

人は楽しいと感じる物事については、”主体的”に取り組むことができます。

一方、先に挙げた”強制”は主体的の逆をいく言葉となります。

気になったので、ここは正確にと辞書で”主体的”の対義語を調べてみました。

すると、”主体的”の対義語として挙がってきたのは、”指示待ち”や”受動的”さらには”思考停止”などです。

”人生”や”日常”、そして先程一旦横に置いておいた”勉強”にしても、”指示待ち””受動的””思考停止”こういった状態であると考えると、ゾッとするくらい嫌になります。

ですが、ですがです。

ここから目を背けてはいけないような気がします。

主体的でないということは、もはや自分自身の人生を生きていない、そんな風に思えてくるのです。

勉強から”強制”を一切排除してみる

では、勉強を楽しくないものとさせている”強制”を一切排除して考えてみましょう。

①勉強をするために”学校に行く”

まずは、勉強をするために”学校に行く”これについてはどうでしょうか?

”学校に行く”としたのには意図があります。

実際には、”学校に行かなければならない”になっていませんか?

”学校に行かなければならない”になっている時点で義務感、ひいては強制が働いていますよね。

でも、目的はさておき、”学校に行く”という行為自体が嫌だという子どもたちはそれほど多くないように感じるのは私だけでしょうか?

すると、ここから言えることは、(勉強をする場である)学校自体が嫌いだ、苦手だという子どもは、”勉強がつまらない、嫌いだ”と考えている子どもの数ほど多くないということです。

また常識に囚われて考えると、勉強とは学校という場でしなければならないとなりますが、常識の枠を外すと、勉強を学校以外の場ですることも今の時代は現実的に可能です。

だとすれば、勉強は学校でしなければならないという”強制”を外すことで、他の学びの機会を利用することで”勉強を楽しくする”ことができる子どもも一定数いるような気もします。

②勉強するために教室で先生の授業を受ける

続いては、”勉強するために教室で先生の授業を受ける”という事象です。

国語を学ぶためには、学校側が決めた時間割に則り、決まった時間や決まった量を決められた座席で、決められた担当の先生の授業を、担当の先生の教えに則って行っていく必要があるのが現在の学び方です。

これでもあまり細分化せずに書いたつもりですが、ここにいくつの”強制”が含まれているでしょうか?

では、”強制”を取り除いてみましょう。

”子どもたちは、自分の学びたい教科を、学びたい時間に、教えてもらいたい先生のもとで、学びたい分だけ学ぶ”

こんな風になるでしょうか?

③勉強するために宿題(課題)を提出する

ここは大きな問題提起を含めて、あえて”勉強するために宿題(課題)を提出する”という耳馴染みの悪い表現にしてみました。

”宿題(課題)は、(先生が課した)先生と生徒の約束事”です。

そのため、”強制”そのものです。

そして、この宿題(課題)を提出していないと、子どもたちは実に叱られるなど、実にきまりが悪い状態に誘われます。

大袈裟な言い方をすれば、現状では宿題(課題)は、授業に参加するためのパスポート的な役割をになっています。

進学校などでは、課題を解いて授業に臨まないと授業についていけないという何とも不思議な現象があるとも聞きます。

では、ここでも”強制”を取り除いてみましょう。

宿題(課題)はなし。

④定期テスト

続いて、”定期テスト”について考えます。

”定期テストは、学校の定めたタイミングで、先生(文科省)が定めた内容や範囲について、一律に受け、それを学習の評価における大きなウエイトとする”

といった感じでしょうか?

”強制”取り除いてみます。

自分のタイミングで、自分が確認したい内容や範囲について、個々人が個々人の定着度合いを見るためのもの。

といった具合でしょうか?

⑤進学するために入試を受ける

最後に、”入学試験”についてはいかがでしょうか?

”入学試験は、ある一定の年齢に達した時に、さらなる学びの機会を得るためにやはり一律に、学校または都道府県や国が作成した試験において合否を判断するもの”

と表現してみます。

”楽しく勉強する”ための大きな要素である”ここで学びたい”という前向きな意欲を子どもたちが見せる可能性のあるタイミングですが、実際には合格しないと希望の場での勉強をすることはできないことになっています。

さらに、自分のこれまでの学力と照らし合わせて、理想ではなく無難な選択をしている子どもたちの実情。

ここでもやはり、”強制”を取り除いてみます。

自分の学びたい学校での学びの機会を得るために、自分の学びの準備が整った段階で、何度でも。

といった具合でしょうか?

実現の可能性は?

さて、5つの例を挙げて勉強から”強制”を排除する試みをしてみました。

深く熟考したものではないため、浅い部分もあることを前提に、これまでの”強制”を排除した教育システムの構築は可能だと思われますか?

個別に、これはできそうだけれど、これは難しそうなどとありそうですね。

学校教育は、公共性という特性があるため、どうしても一律でという側面が強くなりますし、大勢をある一定のレベルに導いていくことにこれまで重きが置かれてきた部分が多くあります。

かつての日本においては、これまでのやり方が一定の価値をもたらし、日本をここまでの国にした事実において、これまでのやり方はこれまでは正しかったとも言えるでしょう。

ただ、時代は確実に変化し、現在の子どもたちが生きるこれからの社会では、これまで以上に”学び続けること”が求められます。

そういった意味で、”主体的に学ぶ”ことができ、”勉強が楽しい”と感じられるように導いていくことが重要ではないかと思った次第です。

これらを全て兼ね備えた学び場、それが↓↓です。

まとめ

今回は、『どうしたら勉強が楽しくなるのか?』をテーマにお話をさせていただきました。

私たちNEXTAGE SCHOOLでは、このように子どもたちにとって学びに向かう姿勢をポジティブなものにするための取り組みをできることから進めています。

一朝一夕にいくものではなく、根気強さも前例を疑う勇気も、行動力も必要になりますが、子どもたちの学びに向かう姿勢に前向きな変化をもたらすことができるよう、日々精進していきます。

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