みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、それでは『教師インターン』第9講目やっていきたいと思います。
前回は、『基礎学力(国算)をつけるために』ということで、学習面での要となる国語と算数の力をつけるための考え方、方法についてお話しさせていただきました。
そして、今回ですが、今回も学習についての話をしようと思います。
具体的には、漢字の学習法についてそのやり方をご紹介させていただきます。
ある年にある優秀な先生と同じ学年を組ませていただくことになり、その先生が実践されておられた漢字の学習法です。
以後、さまざまな漢字の学習法を目にし、耳にしてきましたが、これに勝る方法は私にとってはありません。
その方法を段階を踏んでなるべく分かりやすくレクチャーしていきたいと思います。
漢字の学習は1年を通して行うものです。
ですから、特に考えなしにただただ1行練習するような非効率なやり方をしてしまうと、漢字の定着につながらず、ひいては学習が身につかないなんてことになりかねません。
そして、途中でやり方を変えても構わないとは思いますが、なるべくなら最初から良い方法で学習させていきたいと思いませんか?
『はい、その通りです』と、そんな素直な先生のための内容となっております。
というわけで、第9講目の今回の内容は、
本日の内容:【教師インターン第9講】身に付く漢字練習法
『身に付く漢字練習法』という内容でお話ししていきたいと思います。
同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓
早速順を追ってご説明させていただきます。
手順① 漢字ノート、漢字ドリルを用意する
まずは、『漢字ノート、漢字ドリルを用意する』です。
こんなところから?とお思いの方、そう、なるべく分かりやすく具体的にお話しさせていただきますよ。
はい、漢字ノート、漢字スキルとは、このようなものです。
手順② 今日勉強する漢字を確認する
続いて手順の②です。
『今日勉強する漢字を確認する』です。漢字は、一日一字勉強していけば、どの学年でも学年配当の新出漢字を確実に終わらせることができます。
そのため、一日一字を確実に身に付けられるように勉強していくことが大事です。
今日学習する漢字は、『散』という字としましょう。
手順③ 漢字ノートの見開き半分を利用する
続いて手順の③です。『漢字ノートの見開き半分を利用する』です。
見開きとは、左のような状態で、その半分とは、右のようなものです。
これを1ページとします。1日1ページずつ勉強していきます。
手順④ 漢字ドリルを見ながら、ノートの最初のマスに今日の漢字を書く
続いて手順の④です。
『漢字ドリルを見ながら、ノートの最初のマスに今日の漢字を書く』です。
よく見ながら、丁寧に書くように指示を出します。
1マス目に今日の漢字をこのように書きます。
手順⑤ 漢字ドリルを見ながら、漢字の読みを2マス目に書く
続いて手順の⑤です。
『漢字ドリルを見ながら、漢字の読みを2マス目に書く』です。
この時、音読みはカタカナ、訓読みは平仮名で書くように指示します。
『なんて読むかわかる人?』と子どもに聞いてもいいですね。
きっと我が物顔で答えてくれますよ。
2マス目に漢字の読みをこのように書きます。
手順⑥ 漢字の書き順を一画ずつ3マス目から書く
続いて手順の⑥です。
『漢字の書き順を一画ずつ3マス目から書く』です。
一マスに一画ずつ書くようにさせてください。
そうすると、何回も書き順を確認しながら書くことができます。
みんなで声を出して書いていくのもいいですね。
『一画目、いーち!』みたいな感じで。
このような感じになります。
画数が多い場合は、例のように2行目に入る場合もあります。
画数が多くなければ、1行に収まります。
手順⑦ 総画数を2行目最下マスに書く
続いて手順の⑦です。
『総画数を2行目最下マスに書く』です。
書き順が1行に収まった場合は、1行目の一番下のマスに書きます。
ここでは、2行目まで行ったので、2行目の一番下のマスに総画数を書きます。
このような感じになります。
手順⑧ 今日の漢字を使った熟語を書く
続いて手順の⑧です。
『今日の漢字を使った熟語を書く』です。
残りのスペースは、熟語練習スペースです。
漢字は、熟語で練習するのが良いと思います。
その字単体でつかすことはほとんどないですからね。
実際に使う形で覚えるようにするのが本当の勉強だと思います。
これも、子どもたちに考えさせて発表してもらうと良いでしょう。
やはり張り切って答えてくれますよ。
まずは、各行の一番上に熟語を1つずつ書いていきます。
ふりがなもつけます。
このような感じになります。
1行に1つの熟語を書いていきます。
手順⑨ 熟語の1行練習
続いて手順の⑨です。
『熟語の1行練習』です。
先ほど挙げた熟語の下にその熟語を1行練習していきます。
私の場合は、これ以前を授業で扱い、この1行練習については、宿題としていました。
このような感じになります。
これで今日の漢字の練習はおしまいです。
仕上がったノート自体が漢字ドリルのような仕上がりになり、後で振り返ることもできます。
このような形で漢字練習を行なってきました。
いかがだったでしょうか?
ただ1行練習をさせるよりも丁寧な指導だと思いませんか?
この学習の仕方を喜んでくれる子どもも保護者も多いですよ。
もしよかったら、そのまま使って見てください。
おまけ:宿題について
宿題について先ほどちょこっと触れたので、本日のおまけとして宿題についてお話させていただきます。
小学校では、毎日宿題を出します。
それがいいか悪いかは別として、ほとんどの学級で毎日宿題を出しています。
私は、宿題は完全にパターン化しました。
そうすることで、お休みをしていた子も何が宿題だったか見当をつけることができます。
宿題は、毎日次の3つとしていました。
宿題① 漢字の1行練習
まず1つ目は、漢字の1行練習です。
先ほどの熟語の1行練習部分です。
宿題② 計算ドリル1ページ
続いて2つ目は、計算ドリル1ページです。
計算ドリルとは、このようなもので、
1ページとは、見開いた部分の片方を指します。
この場合だと、2と3とありますが、その片方である2だけです。
これをノートに解いて、巻末に答えが載っているので、自分で丸付けまでして提出させます。
宿題③ 音読
最後の3つ目は、『音読』です。
音読は、主に国語で現在学習中の内容、またはこれから学習する内容を予習として音読するというものです。
私の場合は、社会のテスト前に社会の音読を宿題にすることもあります。
音読カードとは、このようなものです。
何を音読したか、何回読んだか、読み方はどうだったか、などが書かれます。
最後に聞いてもらった保護者に確認のサインをしていただきます。
宿題については、以上の3点セットを毎日出すような感じです。
先ほども述べましたが、この3つをパターン化して習慣化させるようにします。
日によって宿題が多かったり、少なかったりすると、放課後の時間が安定しませんよね。
ですから、宿題のペースは一定に保つように心がけています。
まとめ
さて、第9講目の今回は、『【教師インターン第9講】身に付く漢字練習法』という内容でお話させていただきました。
漢字については、毎日やることが大切だと思います。
そして、何のためにやるのか、これを明確にしておく必要があります。
それは、”使うため”です。
”使うため”に練習して覚えるのであれば、使う形で覚えるようにするべきだと思います。
方法は、さまざまにあります。
いろいろな方法に触れてみて、いいとこ取りをして、より良いものへとカスタマイズしていけたら最高ですね。
宿題についても、ただ漠然と出すのではなく、きちんと必要なこと、意味のあることを宿題にしましょう。
計算は、繰り返しが大切です。
ですから、学校でやって、時間を置いて家庭でやって、それで理解しているようだったら大丈夫。
そんな見通しをもって出しています。音読については、前回の『読解力』です。
これには、読むことに親しまなければなりません。
やはり繰り返しが大切です。
このようにして、何につけても意義を考えることが大事だと思います。
そうすれば、必然的に何をさせなければいけなくて、何をさせても意味がないかがわかるようにだんだんとなっていくと思います。
今回は、『身に付く漢字練習法』とおまけで宿題についてのお話でした。
ぜひ、子どもたちに力がつくものとしてください。お疲れ様でした!!
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最後までご覧いただきありがとうございました。
以上で教師インターン第9回目の講義を終わりにします。
お疲れ様でした!!
のりそらからは以上です!!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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