みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、どこかで一度は耳にしている教師にまつわるお話をさせていただきます。
本日の内容:教師に向けられる”教員は世間知らず”について考える
題して「教師に向けられる教員は世間知らずについて考える」といった内容でお届けします。
今回のこのお話を聞くことで、漠然と世の教師に向けて発せられている誹謗に対して個々人がその答えと向き合うことができます。
向上心をもって教職にあたられている先生方、世の風評に対して怒りを感じ、それが誤解であることを証明したいと苦闘している先生方、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
誹謗:教師は世間知らずだ
今回取り上げる”教師は世間知らずだ”は、実は誹謗です。
そういう認識がありましたか?
褒められているわけではないんですよ。
なんて、それは当たり前ですよね。
ちなみに、誹謗という言葉の意味はご存知ですか?
これを知らないのも世間知らずととらえられてしまいそうで怖いですね。
意味は、”悪口を言う”です。
よって今回の内容は、”教師は世間知らずだ”という悪口に対し、それは果たして事実なのかどうか?
といった内容となるわけです。
”教師は世間知らずだ”
教師であればきっと一度は、教師でなくてもこんな言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この言葉を聞き、悔しい思いをしている先生方も少なくないと思います。
『世間知らず』とは、経験が少なくて世間の事情や世渡りの道を知らないことを言います。
つまり、「世間の人には見えているけれど、教員には見えていないものがあるらしい」という状態のことです。
この言葉通りに考えていくと、見えていないものは大きく2つ
①世間の事情
②世渡りの道
について。
知るか知らないかは職業上の問題ではなく、個人のアンテナの問題のように感じます。
よって、結論は、その人による、です。
しかし、それはすべての事柄について言えてしまうことなのでそれ以上の深まりがありません。
よって考えられるいくつかの例をもとに考えていきます。
世間知らず①世間の事情
教員が世間知らずだと言われる理由のうちの”世間の事情”についてのあるなしを考えていきます。
”世間の事情”は、世間ではごく当たり前のビジネススキルと置きかえられ、この点について世間から、世間ではごく当たり前のビジネススキルが全然通用しない、と思われているフシが強いようです。
世間を知るビジネススキル5つ
社会人として身につけるべきビジネススキルについて、代表的なものを挙げてみると、次の5つのようなものがあります。
基本的かつ重要度の高いものをピックアップしてみました。
①ビジネスマナー
②コミュニケーションスキル
③文書作成やPCスキル
④問題解決思考スキル
⑤プレゼンテーションスキル
この5つです。
1つ1つ見ていきましょう!!
ビジネススキル①ビジネスマナー
まずは、”ビジネスマナー”についてです。
高校生や大学生が卒業して企業に就職する際に、まずはじめに教えられるのがビジネスマナーですね。
ビジネスマナーとは業務を遂行するうえで必要とされるさまざまなマナーの総称であり、基本的なあいさつから顧客や上司に対する口に利き方、あるいは名刺の渡し方といったビジネスをするうえで基本となる知識や動作の集積といえます。
特に相手を不快にさせないために身につけるべき基本マナーであり、社会人ならばすべての人が身につけて実践することが推奨されるものです。
ここでギクッとまずなるのが、名刺を持っていない点。
持っていないから渡し方もわからない。
教わる機会がない、そして下手すれば一生わからないまま。
顧客への口のきき方でのあるあるは、上司のことを呼び捨てにすること。
上司に対しての失礼よりも、顧客に対しての礼儀を重んじる考えの現れです。
上司をなめているわけではありません。
ビジネススキル②コミュニケーションスキル
続いては、”コミュニケーションスキル”についてです。
対人関係を円滑にし、お互いの意思の疎通をはかりやすくするためのスキルがコミュニケーションスキルです。
これは仕事だけに関わるスキルではなく、他者とよい関係を築くための基本となるスキルといえますね。
仕事においては、チーム単位で成果を出すことを求められることが多いため、チームメンバーと適切なコミュニケーションをとることは成果に直結する重要な要素といえます。
いわゆる「空気を読む」行動を心がけたり、相手の立場に立って状況を理解するといった考え方が重要となります。
教師は同僚ともそこまで深くはコミュニケーションを取らないように感じます。
大きく声をあげる先生の言葉が通りやすいという何とも子どもたちには恥ずかしい実態があるのも事実です。
みなさんの職場、そしてご自身の対大人のコミュニケーションスキルはいかがでしょうか?
ビジネススキル③文書作成やPCスキル
続いては、”文書作成やPCスキル”についてです。
多くの企業では、PCで必要書類を作成したり、さまざまなアプリケーションを用いて業務を遂行する機会が多くあります。
そのため、WordやExcelといった基本的なアプリケーションソフトを使ったり、PC自体に何らかのトラブルが生じた際に適切に対処するための操作スキルが重要となります。
また業務では顧客や取引先にメールを送ったり、会議用の資料を作成したりといったビジネス文書を書くスキルも求められます。
ムダに長い言い回しやくどい表現を避けながら、相手に要点を的確に伝える文章力を身につける必要があります。
文書作成を一太郎で行っている先生が多いですよね。
一太郎では画像を挿入することはできても、Wordになるとサッパリ‥これでは困りそうですね。
もうこれについては時代が許さないといった感じのスキルですね。
ビジネススキル④問題解決思考スキル
続いては、”問題解決思考スキル”についてです。
仕事を進める中では、必ず何らかの問題が生じるものです。
その問題の本質を捉え、どうすればそれを解決できるのかを論理的に考えて実行に移すためのスキルが必要です。
いわゆる問題解決スキルと呼ばれるものは、主に目の前の問題を正確に定義し、その本質的な原因を理解して、どうすれば解決に導けるのかを論理的に考える技術を指します。
問題解決能力の高い人は企業内でも頭角を現しやすく、周囲から評価されやすくなる傾向がありますから、ビジネスパーソンとして積極的に身につけるべきスキルといえるでしょう。
ビジネススキル⑤プレゼンテーションスキル
最後の5つ目は、”プレゼンテーションスキル”についてです。
プレゼンテーションというと、大勢の前でこちらの訴えたいことや伝えたいことを説得力をもって伝えるためのスキルと思われがちです。
当然、それも間違いではありません。
ですが、もっと身近な場面において、相手にこちらの正確な情報を伝えたり、説得しなければならない状況に直面することは少なくありません。
そういった局面で的確に情報を伝達したり、相手のニーズを読み取って説得力のある話ができるかどうかがビジネスでは極めて重要となります。
教師の職業で考えると、職員会議の提案が浮かびます。
『例年通りで』の一言で済んでしまうような紙ベースでの提案が多いことに頭を抱えてしまいます。
世間知らず:世渡りの道
続いて教員が世間知らずだと言われる理由のうちの”世渡りの道”についてのあるなしを考えていきます。
”世渡りの道”は、世渡り上手という言葉に集約されますかね。
世渡り上手とは、「人間関係を上手く築いて人生を成功させる」という意味です。
世間を知る世渡り上手5つ
では、世渡り上手とはどのような人のことを指すのでしょうか?ここでは世渡り上手な人の特徴を5つ挙げて説明していきます。
①人に頼るのがうまい
②人を思いやることができる
③印象が良い
④要領が良い
⑤空気を読める
この5つです。
1つ1つ見ていきましょう!!
世渡り上手①人に頼るのがうまい
まずは、”人に頼るのがうまい”についてです。
世渡り上手な人は、自分が困ったときに素直に人に頼ることができます。
また、一方的にお願いするのではなく、相手のことを褒めたりしながら、相手に不快な思いをさせずに頼むことができます。
甘え上手、とも言い換えられるかもしれません。
世渡り上手②人を思いやれる
続いては、”人を思いやれる”についてです。
世渡り上手な人は、相手を思いやることが上手です。
相手が求めているものは何か、自分が相手のためにできることは何かなどを考えた上で行動することができます。
また、目上の人に対する気遣いなど、周囲への気配りも忘れません。
世渡り上手③印象が良い
続いては、”印象が良い”についてです。
常に笑顔を絶やさない。
一緒にいると楽しい。
世渡り上手な人は、そんな印象の良さを備えています。
多少嫌なことがあっても、それを露骨に表情に出したりはしないでしょう。
人の悪口を人前で言うことも少ないです。
また、マナーが良かったり時間を守ったりと、普段の生活でも相手に良い印象を与えています。
世渡り上手④要領が良い
続いては、”要領が良い”についてです。
世渡り上手な人は、適度に力を抜くことができます。
物事に優先順位をつけたり、求められる仕事のレベルに適した働きをしたりすることが得意です。
必要以上に力を入れすぎないため、疲れすぎたり悩みすぎたりすることが少ないといえるでしょう。
世渡り上手⑤空気を読める
最後に、”空気を読める”についてです。
その場に合わせた話題を選んだり、時には相手の話をじっくり聞いたり。
世渡り上手な人は、場の空気を読むことが上手いです。
聞き上手であり話し上手でもある、ともいえます。
提案:子どもたちと共に学びませんか?
最後に”教師は世間知らずだ”に関わる提案です。
”子どもたちとともに学びませんか?”
とっても教師目線の言い訳のようになってしまいますが、”教師は世間知らずだ”そうなってしまうのは、そもそも自分たちのせいではなく、これまでの歴史や文化のせいであるとも考えられます。
ここで言う世間を学びづらい環境であるということです。
ただ、それを言い訳にしても前には進まず、どうすれば?
と考えた時に、名案が浮かびました。
それが”子どもたちと共に学ぶ”です。
先生方は子どもたちに教えることは上手です。
教えるために知識や技能を身につけることもできます。
仕事の一環として学べるのが何よりです。
そして、子どもたちにも必要なスキルですから、教師、子どもたち、社会、三方良しです。
生きるために必要な力を学校では学びたいですよね。
いかがでしょうか?
以上、今回の内容「教師に向けられる教員は世間知らずについて考える」でした。
まとめ
さて、今回は、「教師に向けられる”教員は世間知らず”について考える」というお話をさせていただきました。
最初に申し上げたとおり、世間知らずかどうかは、個々人によるこれしかないと思っています。
ただ、同時に最後に触れたように、社会に出るにあたって学ぶマナーなどについては、教師は独特の世界に生きているため、学ぶ機会を逸しているようにも感じます。
世間を知りづらくする要因はさまざまにありますが、社会に羽ばたいていく子どもたちを育てる職業である以上、”教師は世間知らずだ”という誹謗には抗いたいですよね。
いや、抗わなくては困ります。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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