みなさん、こんにちは。
のりそらです。

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、不登校支援に関わって、通常の学校以外の選択肢のお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】夜間中学

題して「【教えて、のりそら先生】夜間中学」といった内容でお届けします。
少し前にご紹介をさせていただいた
『教育機会確保法(https://nextageschool.com/opportunity/)』この中で学びの選択してその充実を図ることにも触れられていたのが”夜間中学”です。
みなさんは、夜間中学のことをご存知ですか?
字から想像すると、夜に通う中学校のことをいうのだろうな、とは察しがつきそうですね。
今回のこのお話を聞くことで、通常の学校以外の選択肢である”夜間中学”について理解していただくことができます。
そのことにより、何か問題が発生した時の選択肢を増やしていただくことができます。
通常の学校教育において問題を抱えている方、それゆえ学校に行きたくない方などに向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
定義:夜間中学とは?

まず、ザックリと”夜間中学”の定義を知ってしまいましょう。
「夜間中学」は、公立中学校の夜間学級、つまり夜の時間帯に授業が行われる学級のことをいいます。
戦後の混乱期には生活が大変で、中学校に通う年齢の人の中には、昼間は仕事をしたり、家事手伝いをしたりと、昼間に中学校へ通うことができなかった人がいました。
そこで、昭和20年代初頭、そういった人たちに義務教育の機会を提供できるように、仕事などが終わった後、公立中学校の二部授業という形で、夜に授業が受けられる夜間学級を設置したのが夜間中学の始まりです。
昭和30年頃には、設置中学校の数は80校以上を数えましたが、就学援助策の充実や社会情勢の変化に伴って減少し、令和2年の段階では、10都府県28市区に34校が設置されています。
夜間中学に通う人①義務教育を修了できなかった人

現在、夜間中学にはどんな人達が通っているのかと言うと、
①戦後の混乱期の中で義務教育を修了できなかった人
夜間中学に通う人②義務教育を修了できなかった外国籍の人

②さまざまな理由から本国で義務教育を修了せずに日本で生活を始めることになった外国籍の人など多様な背景を持った人たち
夜間中学に通う人③不登校だった人

③形としては中学校を卒業していても不登校などの理由で十分に通うことができなかった人たち
も夜間中学で勉強しています。
“学び直しの場”としての役割も期待されるようになっています。
いずれにしても、夜間中学に通っている人たちは、何らかの事情で学齢期に義務教育の機会を十分に得られなかった人たちです。
夜間中学では、このような多様な背景を持った人たちの学びたいという願いに対応して幅広い教育を行うなど、学びの機会の確保に重要な役割を果たす場です。
さらに、
夜間中学に通う人④?不登校の人

この夜間中学に、現在は昼間の中学校で不登校となっている生徒が希望する場合には、受け入れ、支援を行うことも可能となっています。
令和2年現在のところ、このような生徒を受け入れている夜間中学はありませんが、今後、夜間中学によって受け入れが行われるようになることは十分に考えられます。
平成28年12月に「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」いわゆる教育機会確保法が成立し、同法第14条において、全ての地方公共団体に、夜間中学における就学機会の提供等の措置を講ずることが義務付けられました。
今後、自治体においては、夜間中学の新たな設置や、いわゆる自主夜間中学等における学習活動への支援などに取り組むことが求められます。
このことを踏まえ、文部科学省では、少なくとも各都道府県に1校は夜間中学が設置されるよう、また、既存の夜間中学において多様な生徒の受入れ拡大が図られるよう、さまざまな支援を行っています。
夜間中学の学校生活

続いて、夜間中学校の学校生活を見ていきます。
夜間中学に通う生徒は、それぞれ背景が異なり、年齢・国籍等による生活経験や学力も一人ひとり異なることから、その実態に合わせたさまざまな工夫をこらした教育が行われています。
原則週5日間、3年間通うことになりますが、中学校の途中まで学習していた場合には、2年生以上の学年に入学する場合もあるようです。
一般的な授業時間は、平日の夕方から夜にかけての1日4時間程度で、授業以外に学級活動、掃除などの時間もあり、運動会や文化祭、遠足、修学旅行など様々な行事も行われています。
給食がある学校もあります。
教員免許をもっている公立中学校の先生が勉強等を教えてくれます。
入学の申込方法

中学校を卒業していない人で、学びたいという強い気持ちがある人なら、何歳でも入学を申し込むことができます。
昼間の中学校同様、外国籍の人も日本人と同じように入学を申し込むことが可能です。
また、不登校や虐待などさまざまな事情から実質的に十分な教育を受けられないまま学校の配慮などにより卒業した人が中学校で学び直すことを希望した場合には、ほとんどの夜間中学で入学することが可能です。
既に中学校を卒業した人が入学を希望する場合、市区町村の教育委員会が、記録などから出席状況を確認するなどして、個々の事情に応じて柔軟に再入学の判断をすることとされています。
お近くの夜間中学やお住まいの自治体に相談するようにしてください。
新入生の入学時期や人数はそれぞれの学校で異なりますが、年度の途中から入学できる場合もあります。
また、夜間中学の中には、学校説明会や授業見学、体験入学などを行っている学校もあります。
入学をお考えの人は、まずはそれらに参加して実際に学校生活の様子を見たり、夜間中学で学んだ人の体験を聞いたりすることをおすすめします。
夜間学校所在地

夜間学校が設置されている公立中学校を知りたい方は、
文部科学省HP内
に学校名、所在地、連絡先等が載っていますので見てみて下さい。

以上、今回の内容「【教えて、のりそら先生】夜間中学」でした。
まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】夜間中学」というお話をさせていただきました。
いいかがだったでしょうか?
私が夜間中学のことを知り、興味をもったのは、学びの選択肢を増やしたいと考えて学校を創ることを決意した時です。
昼間の小中学校以外にどんな選択肢があるのか?と考えた時です。
私が運営しているNEXTAGE SCHOOLでも、小中学校での学びに問題が生じている子どもたちに新たな学びの場を用意しています。
そのため、本音を言えば私共と一緒に勉強するという選択をしてほしいです。
ですが、よりその子に適した学びの場が他にあるのであれば、それも良しだと思っています。
繰り返しお話をさせていただいている通り、私のしたいことは学びの選択肢を増やすということです。
だから、問題ありません。
今回、夜間中学をご紹介したのも、こういう学びの選択肢があるということがあまり認知されていないと感じていたためご紹介をさせていただきました。
誰かのなにかのお役に立てていれば幸いです。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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