みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、”日本人最年長90歳ノーベル賞”についてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生 】真鍋淑郎氏、日本人最年長90歳ノーベル賞
題して「【教えて、のりそら先生 】真鍋淑郎氏、日本人最年長90歳ノーベル賞」といった内容でお届けします。
10月5日、とても嬉しいニュースが日本に舞い込んできました。
なんと、2021年ノーベル物理学賞に日本人の真鍋淑郎さんが選出されたというものです。
驚くべきは、そのお歳。
なんと、なんと、90歳でおられます。
人生100年の社会に入ると言われています。
その入口にある現在において、これからの社会を占うようなハッピーな出来事でした。
すでにご存知の方もおられると思いますが、今回は、このすごさに迫りたいと思います。
今回このお話を聞くことで、”信念をもって努力をし続けることの大切さ”について理解することができます。
お子さんの教育について課題をおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
ノーベル物理学賞の受賞理由
さて、まずは真鍋淑郎さんのノーベル物理学賞受賞理由について確認しておきます。
真鍋さんの授賞理由は「地球の気候と地球温暖化の予測に関する物理モデルへの貢献」です。
真鍋さんは、コンピューターを駆使し、大気と海洋の循環を考慮した気候変動のモデルを開発されました。
温室効果ガスに注目し、地球温暖化に関する研究を続けたパイオニアとしての業績が評価され、今回の受賞に至りました。
日本人のノーベル賞受賞者は28人目、物理学賞は15年の梶田隆章東京大卓越教授以来12人目の快挙となりました。
真鍋淑郎さんについて
真鍋さんは受賞にあたり、
「非常にありがたく、タイムリーな賞だ。ノーベル物理学賞は、僕のような研究をして受賞した人は過去にいない。気候物理学というトピックで受賞したことを光栄に思っている。初めは気候変動がこれほど問題になるとは夢にも思っていなかった。好奇心を満たす研究を続けてきただけだ。」
とのコメントを出しています。
そう、実は真鍋先生のような研究によるノーベル賞の受賞者は例がなかったんです。
それだけに偉業ぶりがうかがえます。
さらに、
『好奇心を満たす研究を続けてきただけだ』
この言葉は刺さりますよね。
『好奇心』というものがいかに大切かを痛感させられます。
真鍋さんについて、続けます。
真鍋さんは、愛媛県出身です。
調べてみると、なんでもお医者様の家系で、自分も医大に入ったものの、暗記が苦手だったことなどから辞めたということなんです。
”暗記が苦手な子どもたち”救われませんか?
もちろん、医大に進学されておられるくらいですから、レベルの差こそあれ、自己分析によりその様にお考えになり、別の道へかじを切ったそうなんです。
その後、東大理学部に入って気象学を学び、58年に東大大学院博士課程を修了します。
この年、米気象局(現・海洋大気局)から招かれて渡米したといいます。
コンピューターの生みの親フォン・ノイマンが提案した、天気をコンピューターで研究する数値予測について書いた論文が、ノイマンの弟子の目に留まり声をかけられたということです。
米国ではコンピューターを駆使します。
大気の流れと海洋の循環を組み合わせ、長期的な気候の変化をコンピューター上でシミュレーションする「大気・海洋結合モデル」を69年に発表するなど、画期的論文を次々発表しておられます。
「コンピューターを世界で最も使った研究者」といわれたこともあるようです。
「コンピューターを世界で最も使った研究者」
「コンピューターを世界で最も使った研究者」
これが正直意外ではないですか?
なぜ意外なのか?
それは現在のご年齢でしょう。
90歳の方が”コンピュータを駆使してきた”これは安易には想像し難い事実ですよね。
おそらく現在もコンピュータを駆使する技術は長けていらっしゃるでしょうが、早期からコンピュータの力に目を向けておられたことは明らかです。
これは、これからの時代に大いに参考にさせていただかなければならないことですよね。
技術革新が起こる度に慌てふためいたり、難しいと毛嫌いすることなく、上手に使っていくこと、学ばせていただきました。
真鍋さんの興味の対象は、大気を暖める効果がある二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスにも向かいました。
かつて、
「温室効果ガス増加に伴い、大気の温度が高度によってどう変化するのかということに関心を持った」
と説明し、当初は
「温暖化への危機感があって取り組んだわけではなかった」
と振り返ったといいます。
しかし、その後二酸化炭素(CO2)の増減が気温に影響することを示すなど、地球温暖化の予測に関する研究で世界をリードし続けました。
今や地球温暖化にとって二酸化炭素の悪影響ぶりは周知の事実となっていますよね。
ところが、当時はまだその発想がなかったと言います。
その点での研究において世界をリードしてきたなんて、偉業も偉業過ぎますよね。
このような日本人の方がおられたことは、こうした機会がなければ知ることができないこともなんだか不思議です。
そう考えると、きっと世界には、密かに偉大な研究をされている方もたくさんいらっしゃるでしょうね。
真鍋さんから学べること
真鍋さんから学べることが3つあります(もっともっとあるでしょうが・・)。
①人生100年時代
いくつになっても、元気でいられる。
仕事もできる。
好奇心を抱ける。
これは、希望です!!
②『好奇心』の大切さ
人は興味のあることに対してはおおきなパワーをもっています。
自分の心に聞いてみましょう、自分が本当にしたいことは何なのか?
それが答えですね!!
③最新技術を駆使しよう
便利なものは、どんどん便利に使いましょう。
そのための勉強もしっかしとしましょう。
いくつになっても学びを止めてはいけませんね。
日本人の大人の勉強時間の平均6分。
短すぎますね。
勉強しましょう!!
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】真鍋淑郎氏、日本人最年長90歳ノーベル賞」というお話をさせていただきました。
本当に学び多き出来事でした。
人間の可能性の大きさについて思い知らせていただきました。
どうぞ、末永くお元気に、私たちにもっともっといろいろなことをお教えください!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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