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【教えて、のりそら先生】”いじめ” 先生に相談しづらい

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、いじめについてお話をさせていただきます。

本日の内容: 【教えて、のりそら先生】”いじめ” 先生に相談しづらい

題して『【教えて、のりそら先生】”いじめ” 先生に相談しづらい』といった内容でお届けします。

いじめなどの解決に取り組むNPO法人「プロテクトチルドレン」が2022年1月から2月にかけて教育委員会や学校を通じて行いました。

そして、全国の小中学生と高校生2万6652人から有効な回答を得ました。

その結果から見えてきたものについてお話しさせていただきます。

今回このお話を聞くことで、いじめについて考えを深めることができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

いじめについてのアンケート

いじめを相談することについての考えを複数回答で尋ねたところ、

「相手を注意して、いじめをやめさせてくれると思う」

と回答したのは、小学生で46%だったのに対し、中学生は33%、高校生では30%でした。

一方、「相談したあとのことが心配」としたのは小学生では43%でしたが、中学生は60%、高校生は65%に上っていました。

自由記述では、

「本当に解決してくれるか心配だ」

といった声や、

「相談したことが知られると逆恨みされると思う」

などの不安の声も多く寄せられたということです。

また、いじめなど困ったことを相談できるところが「ある」と回答した生徒は全体の58%にとどまり、相談先が「ない」または「わからない」とした割合は40%に上りました。

アンケートの検証

まず、ザックリですが5割前後の子どもたちが、

”相談することにより、相手を注意して、いじめをやめさせてくれるとは思える状況にない”

さらに、

”相談した結果、かえっていじめがひどくなることを心配している”

加えて、

”いじめなど困ったことを相談できるところがない”

という状況であると言えます。

これは本当に由々しき状況です。

1つ1つ見解を述べさせていただきます。

”相手を注意して、いじめをやめさせてくれるとは思える状況にない”

”相談することにより、相手を注意して、いじめをやめさせてくれるとは思える状況にない”

と子どもたちが考えているのはどうしてか?

推察するに、子どもたちがこれまでの経験側の中で見たり、聞いたり、当事者になったりしてきた中で、相談しても全然変わらなかったという事実が存在し、このような考えに至らせているのだと思います。

それだけいじめという問題には難しさが存在します。

『いじめはやめなさい!!』

先生がそう言うだけでいじめは消えるものではありません。

解決していくには、先生が(相談された人が)子どもたちの集団の中に深く入っていくことが不可欠です。

そして、本音を聞き出せる関係性まで信頼関係を構築する姿勢を見せ続けなければなりません。

骨の折れる行動です。

時間もかかります。

しかし、本当の意味での解決にとって大切なのは、ここまでの気概ではないでしょうか?

ここまでの気概をもって取り組んでいっても、解決に至るとも限りません。

しかし、あきらめず、根気強く”いじめは良くない”ことを伝えていかねばなりません。

多くのいじめが解決しないのは、ここまでやってくれる人が少ないからでもあると考えます。

”相談した結果、かえっていじめがひどくなることを心配している”

公立学校の教員時代に子どもからも、保護者からも何度か耳にしました。

”かえっていじめがひどくなるかもしれないので相談したことは内緒でお願いします”

気持ちはよく分かりましたが、何となくモヤモヤしていました。

それは、本気で解決する気持ちがあるのか?という感覚からです。

オブラートに包みながら、誰が当事者で、どんなことが実際にあって・・といった部分を曖昧にしながら解決できるのだろうか?

本気で目の前の子を守るには、ごちゃごちゃ言わずに真実と向き合わなければならないと考えます。

そこを曖昧にしようとするから、嘘が生まれ、保身が生まれ、結局解決せず、そんな事態になってしまうのだと考えます。

先のことを憂いて、今、目の前にある恐怖を被害者が穏便に済ませようとすることに何の意味があるのでしょうか?

いじめがひどくなるような対応をしないことが一番ですが、そこは正直保証はできないでしょう。

理由は、人が相手だからです。

いじめをしている人の心を動かすことができなければ、解決は難しいです。

だから、ある意味後先考えずに、真剣にいじめと向き合うことが必要だと考えます。

本気が伝わらなければ、いじめの解決はないと考えます。

”いじめなど困ったことを相談できるところがない”

これについては、まずは親が相談できる対象であってほしいと願います。

私も子どもの頃、いじめに遭うことがあり、その時には親に話すことを躊躇しました。

だから、気持ちはよく分かります。

それなのに、今はなぜまずは親が相談できる対象であってほしいと願うのかというと、自分が親になったからです。

親の立場で考えると、やっぱりいじめのような辛い想いをしているのに、相談してもらえなかったら、悲しいからです。

一人で立ち向かうことが難しいような事態であればなおさらです。

子どもなりに気を使うんですよね、親に心配かけたくないと。

でも、親は常に我が子の心配をしているものです。

あなたが生まれた時から、その使命を背負うことを課されているのです。

だから、まず親に相談してほしいです。

保護者の方には、相談してもらえるような関係性を関係性を築いていく努力を日々続けていってほしいと願います。

我が子の守り方は、さまざまあるはずです。

一人で抱え込む必要もありません。

学校の先生をはじめ、多くの人の力を借りれば良いのです。

保護者の方が人に相談する姿を見せるのも、相談できる子を育てる上で大切かもしれませんね。

みなさんは、どのように思われますか?

まとめ

さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】”いじめ” 先生に相談しづらい』というお話をさせていただきました。

いじめは一刻を争います。

じっくり考えたり、ためらったりしている間に事態が深刻さを増すこともあります。

”いじめは許さん”

その想いを伝えることから全ては始まるような気がします。

もし、私にできることがあったら、言ってください。

話してみてください。

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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