みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、これからの社会についてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生 】仕事がなくなります
題して「【【教えて、のりそら先生 】仕事がなくなります」といった内容でお届けします。
もう非常に有名な話です。
これからの社会がどうなっていくか?
それにともなって仕事がどう変わっていくか?
変わり始めているのに、そのことから目を背けている現実もあるように思います。
ただ、このままではマズイと考えます。
気づいた時には遅すぎます。
よって、ここであらためてもうすでにやってきている現実とこれからについて整理したいと思います。
今回このお話を聞くことで、”これからの社会がどうなっていくのか?”について理解することができます。
お子さんの教育について課題をおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
AI・ロボットによって50%の仕事がなくなる
2014年、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授らによって発表された論文『雇用の未来ーコンピューター化によって仕事は失われるのか』は、20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅すると予測しました。
その後、日本の労働環境にあてはめた野村総研との共同研究では、日本人の仕事の49%が消滅するという見通しが公表されました。
2020年5月に公表されたマッキンゼー・アンド・カンパニーの調査では、2030年までに日本中の業務の27%が自動化され、約1660万人の雇用が機械に代替される可能性があると指摘しています。
いずれの調査も、人間の多くの仕事がこの先テクノロジーによって代替されていく未来を描いていることをどう受け止め、どう対処していくかが問われています。
テクノロジーによる仕事の代替、高度化は避けられない
AIによる仕事の代替について近年叫ばれていますが、何も今回が特別というわけではないということです。
歴史を振り返ると、新たなテクノロジーの導入による失業は、いつの時代にも繰り返されてきた出来事なのです。
例えば、第一次産業革命の期間に紡織機が導入されました。
紡織機は、人とは比べものにならない生産性の高さで糸を紡ぎます。
当然、糸を紡ぐ仕事は人から機械へと受け渡されました。
仮に、人と紡織機が真正面から争うことにするとどうなるでしょうか。
紡織機の生産性に追いつくために、人は長時間労働かつ低賃金という条件を飲まざるをえず、不幸な仕事が生まれます。
勝てない勝負を悪条件で続けることになります。
では、人はどうしてきたか。
テクノロジーを使いこなす側に回るか、テクノロジーで新たに生まれた仕事にシフトしてきたのです。
テクノロジーと人間
そもそも、テクノロジーとはなんでしょうか。
一つの見方は、人間の能力を拡張するものだといえます。
例えば、メガネは視力を、自動車は移動能力を、センサーは感覚を、PC・スマホは認知を拡張しているといえます。
テクノロジーが人間の能力拡張を担うものである以上、テクノロジーが人間の仕事を代替あるいは高度化、多角化していく未来は必然なのでしょう。
そうであるならば、ここで私たちが向き合いたいのは「テクノロジーとどのように棲み分け、協業をしながら仕事を発展させていくか」ではないでしょうか。
”協業”です。
人間の得意分野は人間が。
テクノロジーの得意分野はテクノロジーが担うという”協業”です。
AIとの共存社会、高めておきたい力
さまざまなな領域でAIの代替が起こることは必至です。
一方で私たちは、「AIは万能ではない」ということも意識しておく必要があります。
例えば、これまでにない課題を解決する仕事(=過去のデータがないもしくは不十分な仕事)や、数値化できない人間の感性や経験に基づく創造的なアイデアを生み出す仕事については不得意です。
AIが何か結論を出した時、それは「考えた」のではなく、あくまでデータによる計算結果です。
AIとの共存社会がやってくる中でビジネスパーソンとして活躍していくためには、人間にしかできない「考える力」にフォーカスし、高めていくことが重要であると考えます。
人間にしかない創造性、これこそがこれからに向けて付けていくべき力です。
私たちがすべきことは、AIに代替されると嘆くことではありません。
AIには到底できないであろう力を着々と付けていく時です。
AIに代替できない力を養うために
そういった力をつけるべきところが学校であり、私たちのような教育機関でしょう。
私たちは、子どもたちにつけたい力として、
『自己決定力』
『課題解決力』
を掲げています。
これは、すでに来ている社会、これから来るであろう社会をにらんでのことです。
”自分で決める”ということは、コンピュータやAIにはできません。
だから、人間が決めるんです。
”自分で決める”
というのは、実は簡単そうで難しい。
練習が必要です。
その練習をする場が学校であり、私どものような場所であるべきだと考えます。
『課題解決力』
コンピュータやAIは、自分で課題を見つけることができません。
課題を感じ、見つけるのは、人間です。
そして、その課題を解決する過程においては、コンピュータやAIと”協業”していく必要があります。
”協業”しながら課題を解決していくのです。
よって、NEXTAGE SCHOOLでは、コンピュータとの”協業”による学びを推奨しています。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】仕事がなくなります」というお話をさせていただきました。
教育は将来に向けて行われる必要があると思います。
現状は、まだまだ旧来のやり方を踏襲している部分が多すぎるように感じます。
これからの時代は、大きく変わろうとしています。
そんな時には教育も大きく変わる必要があるのだと思います。
ところが、大きくは難しい。
であれば、少しずつでもいいから、確かに変わっていくことが必要であると考えます。
みなさんは、どのようにお考えになりますか?
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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