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【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校”にまつわる2つの数字

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、いわゆる”不登校”にまつわる数字についてお話させていただきます。

本日の内容:【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校”に関わる2つの数字

本日の内容:【教えて、のりそら先生】いわゆる"不登校"に関わる2つの数字

題して「【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校”にまつわる2つの数字」といった内容でお届けします。

先日新聞でいわゆる”不登校”にまつわる数字を2つ目にしました。

1つはどちらかというとネガティブな数字。

もう1つは、どちらかというとポジティブな数字です。

この2つの数字から、いわゆる”不登校”について考えていきます。

今回このお話を聞くことで、数字から読み取れるいわゆる”不登校”の実態について理解することができます。

お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。

どうぞお付き合いください。

23万1327人

23万1327人

まず1つ目の数字です。

23万1327人”

この数字は、どんな数字だと思われますか?

察しがつきそうですね。

そう、いわゆる”不登校”の児童生徒の数字です。

正確には、文部科学省の調査による小・中・高における2019年度の不登校児童生徒数です。

この数字は、年々増加しています。

この数字をどう見ますか?

多いと見ますか?

少ないと見ますか?

私は、

『多すぎる』

そう思います。

23万1327人”もの児童、生徒が何らかの理由で”学校に行くことができていない”ということです。

これは、由々しき問題です。

学校と子どもたちの間に何らかのミスマッチないしは問題が起こっているということです。

学びの場はあるのか?

続いて気になるのは、この子たちに居場所、もっと言うと学びの場はあるのか?ということです。

居場所であり、学びの場となるような場所があり、その子たちが生き生きと生活を送ることができていれば、必ずしも学校という場にこだわる必要はないのではないかとも思います。

一節には、現在、全国に500カ所ほどフリースクールが存在していると聞いています。

その500ヶ所のフリースクールをはじめ、教育研究所などが彼らの居場所となり学びの場として機能していれば問題は少なくなります。

しかし、いわゆる”不登校”のお子さんたちと関わる機会のある私の実感としては、多くの子がこういった場を居場所や学びの場として利用できていないと感じます。

ということは、多くの子が自分らしくいられる場を自宅にしかもっていないことになります。

自宅での生活が充実していれば、それもまたありだとは思います。

しかし、やはり聞こえてくる声は、あまりポジティブなものとはいい難い現状があるように思います。

教育に選択肢を!!

”教育に選択肢を!!”

これまで当ブログでも繰り返しお話させていただいている私の自論であり、私たちNEXTAGE SCHOOLというオルタナティブスクールの経営理念です。

画一的でなく、さまざまな子どもたちにリーチして居場所であり、学び場となる選択肢が用意できたら、と思っています。

私たちもその選択肢の1つです。

私たちには私たちなりの理念や目標があり、23万1327人”のうちの何人かの居場所であり、学びの場となることが現在できています。

しかし、この数字の中のほんの何人かです。

でも、新たな居場所ができたことにより、何人かの居場所であり学び場となることができているのです。

正直、経営をしていくのは簡単ではありません。

それゆえ、選択肢となるような場をつくりたくても、つくれない。

そういった方々も多いように思います。

完全に個人の努力に委ねられているからです。

その個人の努力は決してちょっとした努力では成り立ちません。

さまざまな面での努力が必要となります。

それゆえ、志はあってもなかなか実現できないのです。

私と同じように問題意識を国が、地方公共団体が、学校がもっていたら、工夫の余地がありそうなものです。

しかし、現状はそのように考えているとはいい難いものとなっています。

ここは何とかしなければいけないところだと思うのですが・・。

85.1%

85.1%

続いてもう1つの数字です。

”85.1%”

こちらはどんな数字だと思われますか?

この数字は、文部科学省の調査による、中学3年生のときに不登校を経験した子どもの高校への進学率です。

小中学校で不登校になっても、その後、多くの子どもは高校に行っているということなのです。

このような事実を知るだけでも本人や保護者としての不安が軽くなるのではないでしょうか?

要するに、今が全てではないということです。

当事者となると、どうしても悲観的にとらえてしまい、不安を募らせてしまいます。

しかし、こういった数字があることは、あると知ることは、そんな気持ちを少し前向きにさせてくれはしないでしょうか?

保護者の方々の心情としては、

「1回休んだら、そのままずるずる休み続けてしまうのではないか?」

「学力、社会性、将来の仕事などは大丈夫なのだろうか?」

と心配になるかもしれません。

この数字を知ることで、その心配がなくなるわけではありません。

あくまで結果の数字であって、その過程は実に千差万別であることは理解しなければなりません。

しかし、その後の努力次第では、その後の人生を豊かなものにすることができることも事実だととらえることができます。

なるべく学びを止めたくない

個別の事情、タイミング等は一度置いておきます。

その上で、私のもう1つの自論は、

”なるべく学びを止めたくない”

というものです。

学校に通っている子どもたちにも言っています。

勉強は、自らの可能性を広げる行為だと。

これは事実として伝えたいです。

いわゆる”不登校”になっている、全然構いません。

いわゆる”不登校”である=勉強ができない

これについては果たしてそうかな?と考えます。

いわゆる”不登校”である=学校の先生の授業を受けることができない

これは真実です。

しかし、いわゆる”不登校”である=勉強ができない。

これは違うのではないかと思うのです。

幸い、昔と違ってテクノロジーが発達しています。

パソコンやタブレット、スマホさえあれば、いくらでも動画授業等を見つけることができます。

無料の教材もかなり整っています。

だから、勉強はできます。

しかし、人間というのは弱いもので自分の力だけで何とかしようとすると難しさが生じます。

大人だってそうなのですから、子どもはなおさらです。

よって、可能であれば、環境を整えることができると良いと考えます。

勉強ができる環境、勉強をしたくなる環境、前向きに勉強と向き合える環境です。

子どもによっては、質問等に答えてもらえる環境が必要かもしれません。

同じよな境遇にある仲間がいる環境が必要かもしれません。

そういったニーズに答えられる場が多様であったら、もう1つの数字23万1327人”をもっと救えるのではないかと思うのです。

救えるなんておこがましいですね。

居場所であり、学びの場となれるのではないかと思うのです。

私たち”NEXTAGE SCHOOL”は・・

私たち”NEXTAGE SCHOOL”は、学習にやや多くのウエイトをおいたいわゆる”不登校”のお子さんが日中に通うことのできる場という一面があります。

一面があるというのは、放課後に通常の学校に通っている子どもたちにとっての学びの場でもあるということです。

これまでの経験をもとに、私どもに提供できるのは学習です。

加えて、人間的な成長を促すことです。

そういった場として、1つの選択肢となっています。

私たちのところを選んでもらうも良し。

私たち以外の場所を選ぶも良し。

その子に合った学びの場が増え、生き生きと生活を送る子どもたちが増えることが私たちの願いです!!

まとめ

さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】いわゆる”不登校”にまつわる2つの数字」というお話をさせていただきました。

いろいろあっていいのです。

いろいろあるから人は成長できるのだと思います。

一定の期間は、心に栄養を貯めることも必要です。

栄養が溜まったら、また動き出せる環境が多様である日本社会を望みます☆

私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。

加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。

先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。

私のできることはさせていただきます!!

のりそらからは以上です!!

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