みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、特別支援教育についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】「全教員が2年以上の経験を」特別支援教育の重要性
題して『【教えて、のりそら先生】「全教員が2年以上の経験を」特別支援教育の重要性』といった内容でお届けします。
文部科学省は、特別支援教育を担う教員をどう育成するかについて議論しています。
その背景にはどんな事情があるのか?
特別支援教育の実態とともにお話させていただきます。
今回このお話を聞くことで、特別支援教育の重要性について理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
特別支援教育とは?
特別支援教育とは、障がいのある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児・児童・生徒一人ひとりの教育的ニーズを 把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び支援を行うものであるとされています。
この定義を踏まえてわかるように、特別な指導力が必要とされる分野です。
ところが、その指導を担える教員は、実はそれほど多くありません。
それにはいくつかの理由があると考えられます。
そこに触れる前に、今回の文部科学省の方針について見ていきます。
特別支援学級の担任などの経験を2年以上積むことが望ましい
特別支援教育を担う教員をどう育成するかについて議論している文部科学省の検討会議は2月24日、すべての教員が採用後10年程度の間に、特別支援学級の担任などの経験を2年以上積むことが望ましいとする報告書案を大筋で了承しました。
専門性をもつ教員を育てるとともに、特別支援教育の経験を通常学級での実践に生かしてもらう狙いもあります。
文科省は報告書案に基づき、全国の教育委員会に人事制度の改善などを促すといいます。
その必要性の背景
通常の小中学校で特別支援教育を受ける児童・生徒は急増しています。
特別支援学級に所属したり、通常学級に籍を置きながら一部の授業を別室で行う「通級指導」を受けたりする子どもは、2011年度は約22万人でしたが、21年度は約46万人と2倍以上になっています。
こうした子どもは今後も増加が見込まれ、特別支援教育の担い手の育成が求められています。
しかし、小中学校の校長は実践経験が乏しく、校内の一部の教員に頼るケースが多いとされています。
また、特別支援学級の担任は、年度ごとに契約が更新される不安定な臨時教員の比率が高いのが現状です。
報告書案はこうした現状を改善するため、「特別支援教育の経験がある教師を増やしていくことが必要」と指摘しています。
採用から早い段階で実務経験を積むことに加え、普通学校と特別支援学校の人事交流を一層促進したり、教育委員会の幹部を登用する際に特別支援教育の経験を考慮したりすることを提案しました。
いくつかの理由
先に述べたように、また上述のように、通常の学校の特別支援学級の指導者(担任)は、学校内での役回りとして優先度が決して高いものではないという実態があると思います。
高い専門性が必要とされるにもかかわらず、通常の学級の担任に比べ、どうしても学校では後回しになっているのが実際でもあります。
指導力が高いとされる教員は、通常学級の学級経営をするにあたり比較的難しさを伴う学級を任せれます。
よって、余程専門的に特別支援教育について研究している先生でもなければ、通常学級の担任になることが優先されているのではないでしょうか?
高い専門性を必要とするにもかかわらず、対象の子どもたちの人数を考えると、どうしても特別支援学級に皺寄せが来ます。
よって、特別支援学級の担任は、年度ごとに契約が更新される不安定な臨時教員の比率が高いのが現状といった実態が生まれてしまっています。
すべての教員が採用後10年程度の間に
今回の発表の中で評価されるべきは、”すべての教員が採用後10年程度の間に”という部分です。
特別支援教育は、障がいのあるなしにかかわらず、すべての子どもたちに対して必要な要素が多くあります。
よって、”専門性をもつ教員を育てるとともに、特別支援教育の経験を通常学級での実践に生かしてもらう狙い”は、的を射ているように思います。
私も3年間特別支援学校で勤務をしました。
たった3年で何がわかるか?というくらい、奥深さを感じました。
わずか3年の経験でしたが、その後の通常学級での指導、現在の指導に指導に活きているものはたくさんあると考えます。
僭越ながら、経験者として語らせてもらいました。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】「全教員が2年以上の経験を」特別支援教育の重要性」というお話をさせていただきました。
学校の先生の忙しさが叫ばれる中、今回のこの動きも正直負担だと感じている先生方も少なくないように思います。
しかし、その必要性は、特別な支援を必要としている子どもたちの数値的な増加やいわゆる”不登校”の増加等、いろいろな面から感じられます。
よって、ここは徹底の必要がある部分であるように個人的には考えます。
みなさんは、どのようにお感じになられますか?
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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