みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、現在の子どもたちの心境について考えていきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生 】”長期休み終盤” 子どもたちの心の内
題して「【教えて、のりそら先生 】”長期休み終盤” 子どもたちの心の内」といった内容でお届けします。
長期休みが終盤に差し掛かりました。
我が子、我が校に通う生徒さん、近所の○○くん、みな一様にため息を付いています、『はぁ、長期休みが終わっちゃう』と。
今回このお話を聞くことで、長期休み終盤の子どもたちの本音について理解することができるとともに、それを踏まえた新学期の準備のあり方を理解することができます。
”学校を楽しい場所に”と願う方々、子供の気持ちに寄り添いながら学びを進めたいと考えていらっしゃる素敵な方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
結論:ブルー
長期休み終盤の子どもたちの心の内は、多くの子が”ブルー”であると言えます。
つまり、残念な、憂鬱な気持ちになっているということです。
もしかしたら、先生方も気持ちは1つだったりするかもしれません。
では、なぜそうなるのか?
考えてみると、
その理由は、端的に言うと”楽しくない”のだと思います。
家にいたほうが楽だからだ、という見方もあるかもしれませんが、学校が子どもたちや教師にとって魅力的な場所であれば、行くことがもっと楽しみになっていいはずです。
学校も、勉強も、家にいて自分で自由に過ごすという事象に及んでいないと言えます。
では、どうしたら、その状況を変えることができるか?
もう少し子どもたちの心の内に踏み込んでみたいと思います。
子どもたちの心の内:学校=勉強
子どもたちの心の内は、”学校=勉強”です。
ということは、学校がつまらないのではなく、勉強がつまらないという解釈をすることができます。
事実、学校にいる時間のほとんどが勉強の時間です。
そのため、勉強を楽しくしなければ、学校が楽しいものとはなりません。
では、一体どうしたら勉強が楽しくなるのか?
いくつか方法はあると思いますが、
学校を楽しいものに①自分で決める
まず、”自分で決める”ということをさせられると良いと考えます。
学びたいことを自分で決めることができたら、子どもたちは主体的になれます。
自分で決めるということは主体的であるために切っても切り離せないものであります。
すべてオープンにしてしまったら選ばれない勉強が出てきてしまうので、全てまんべんなく勉強できるように、順番を決めさせることはあまり負担ではなくできると思います。
英語の授業などで、”夢の時間割”を作成するという活動があります。
その時の子どもたちの楽しそうな表情は、同じ活動をさせた経験のある先生方ならご理解いただけると思います。
たいていは5教科以外の技能教科の時間で埋め尽くされます。
この裏には、技能教科は楽しいという心理が隠されていると思うのです。
では、5教科と技能教科の違いは何かと考えます。
それは、子どもたち自身が活動しているか、いないかという違いが大きいと考えます。
だとすれば、次です。
学校を楽しいものに②活動を取り入れる
”活動を取り入れる”と、勉強が楽しくなると言えます。
活動=アクティブ、まさにアクティブラーニングです。
アクティブラーニングとは、学習者である子どもたちが受動的となってしまう授業を行うのではなく、能動的に学ぶことができるような授業を行う学習方法です。
生徒が能動的に学ぶことによって「認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る」(2012年8月中央教育審議会答申)内容だとされています。
具体的には教師による一方的な指導ではなく、生徒による体験学習や教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークを中心とするような授業のことを指します。
こういった授業を構想することで、子どもたちにとって勉強が楽しいものとなります。
さらに、
学校を楽しいものに③好きな先生
”好きな先生”に教わると、勉強が楽しいものとなります。
これは誰でもそうだと思います。
好きな人の話はよく聞きたいと思うし、またその逆も然りです。
一緒に勉強をする先生が魅力的な人であれば、子どもたちは勉強が、ひいては学校が楽しいものとなるはずだと思います。
子どもたちにとっての理想の教師になるためには、子どもたちの気持ちをよく理解してあげることが何より重要です。
そして、その気持ちをうまくコントロールしてあげれば、勉強に対しても動機づけができるようになるし、成果を上げることもできます。
子どもたちの気持ちをよく理解するためには、深く関わる、いや関わろうとすることが大切です。
深く関わりたいという気持ちです、これがあることが非常に重要だと考えます。
大人、子どもとはっきりと線引をするような指導者には、教える事柄を強制はできても、好きにしたり楽しくしたりすることはできません。
提案:変化球を投げてみませんか?
最後に提案です。
”変化球を投げてみませんか?”。
良くも悪くも、長期休み明けは、一旦仕切り直しが必要です。
学期初めの3日間もやはり、”黄金の3日間”です。
この3日間が子どもたちにとって黄金であるように準備をしませんか?
そして、その中身に、先程まで述べてきたような仕掛けを取り入れてみませんか?
きっと子どもたちの反応が違うはずです。
いつもと違うことをやるには勇気も労力も必要です。
ですが、いつもと違うからこそ、子どもたちの反応があるのも事実です。
ぜひ、子どもたちの学校に対する印象を前向きなものとするよう、変化球を投げてみて下さい。
子どもたちとの関係性が一層深まりますよ。
長期休み明けは、どの子も心が不安定になります。
このタイミングでの不登校は多くなりがちです。
ですから、慎重であることが大切です。
1学期には我慢して何とか行けていたものが、長期休みを挟んだらエネルギーがなくなってしまうなんてこともあります。
そんな時は、子どもたちに安心を与えてあげましょう。
どういう選択をしても大丈夫だと。
私たちNEXTAGE SCHOOLでは、これまでお話させていただいたような内容をふんだんに取り入れています。
子どもたちにとって楽しい場所であるはずです。
そんな場所が1つの選択肢としてあることも頭の片隅に入れておいていただけると、何かの時に役立つかもしれません。
子育ての相談も承っています。
遠慮なくお声掛け下さい!!
以上、今回の内容「【教えて、のりそら先生 】”長期休み終盤” 子どもたちの心の内」でした。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生 】”長期休み終盤” 子どもたちの心の内」というお話をさせていただきました。
いよいよ新学期が始まります。
このタイミングが子どもたちも教師もブルーでなくなることが、学校という場が楽しいものとなっているか否かの試金石ともなっていると思います。
もし、先生方がブルーであるとするならば‥子どもたちの前では楽しいと取り繕っていただきたいし、本当は先生自身が楽しいと本気で思える場になるように努力していただきたいと願います。
人は仕事に人生の時間の多くを捧げます。
その多くの時間が楽しいものであるほうが幸せであることは言うまでもありません。
そうなるよう、学校の外から援護射撃させていただきます。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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