みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教員という職業についてお話をさせていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】無念!! 公立学校で2558人の教員不足 教員人気なし!!
題して『【教えて、のりそら先生】無念!! 公立学校で2558人の教員不足 教員人気なし!!』といった内容でお届けします。
残念なことが起こっています。
教員不足だそうです。
幼き頃からあんなに憧れてきた教員という職業。
気がつけば、自分もその立場を退いていました。
でも、やはり寂しです。
今回このお話を聞くことで、教員という職業の実態の一部を理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
文科省初調査 深刻な実態浮き彫り
文部科学省は1月31日、全国の公立学校のうち1897校が2021年度の始業日時点で、産休などで欠けた教員の代役となる「臨時教員」(常勤講師)を補充できず、2558人の「教員不足」が発生していたと発表しました。
5月1日時点でも欠員を解消できず、1591校で2065人の不足が生じていたそうです。
産休や育休を取得する教員の増加や、代役となる講師の候補者不足などが原因とみられるそうです。
文科省が「教員不足」について全国調査をするのは初めてのことだそう。
学級担任がいないため、校長ら学校運営全体を担う管理職が代役をこなす事例も報告され、深刻な実態が浮き彫りとなっているようです。
過酷な労働環境の影響?
16年度に文科省が実施した調査では、公立校で中学校は6割近く、小学校は3割以上の教員が「過労死ライン」とされる月80時間以上の残業をしていました。
公立校の労働環境は慢性的に切迫しており、各校で欠員が少数でも負担は大きいものとなります。
専門家もこの状況を「深刻に受け止めるべきだ」と指摘しています。
調査は、公立学校の人事権を持つ都道府県・政令市の教育委員会などを通じ、全国のほぼすべての公立小中学校、高校、特別支援学校の計3万2903校を対象に実施されました。
都道府県や政令市が本来、それぞれの学校に配置するとしている教員数が満たされていない事例を「教員不足」と定義しています。
昨年4月の始業日と5月1日の時点の学校数と人数を報告するよう求めたそうです。
この結果、始業日時点の欠員は、
小学校937校1218人の不足
中学校649校868人の不足
高校169校217人の不足
特別支援学校142校255人の不足
ということだったようです。
欠員が生じた学校の割合は、
小学校4・9%
中学校7・0%
高校4・8%
特別支援学校13・1%。
という結果です。
これが5月1日時点では、
小学校794校979人の不足
中学校556校722人の不足
高校121校159人の不足
特別支援学校120校205人の不足
となったようです。
一定の補充が進んだものの、欠員の解消には遠く及んでいない状況だそうです。
どうなってるの?教員の世界
そもそも教育関係者でなければ、「臨時教員」(常勤講師)が意外や意外に学校現場には多いということさえ知らないことと思います。
少しだけ説明をさせていただくと、
「正規教員」は大学などで教員免許を取得後、都道府県や政令市ごとに実施される採用試験に合格して登用されます。
これに対し「臨時教員」は教員免許を持っているが、採用試験は通過しておらず、年度ごとに契約を更新し、正規に比べ給与も低く抑えられるなど不安定な立場に置かれています。
文科省は、公立小中学校の教員全体に占める「臨時」の比率を毎年把握しているようですが、学級担任に限定して調査したことはこれまでなかったそうです。
昨年5月1日時点で小学校で学級担任を務めていたのは26万8201人。
このうち60歳の定年退職後も再任用でフルタイム勤務する教員も含めた「正規」は23万7099人(88・4%)で、3万826人(11・5%)を「臨時」が占めていました。
産休や育休などで「正規」の欠員が出た場合は「臨時」を充てることが法律で認められています。
ただ、こうしたやむを得ない事情で配置された教員を除いても、小学校で1万6934人が「臨時」だったというのが実際です。
中学校では、11万2160人の学級担任のうち、「正規」は10万1750人(90・7%)にとどまっています。
1万402人(9・3%)が「臨時」で、このうち産休などの代替教員を除いた人数は8271人ということです。
なぜ、不足にまで至るのか?
不足の原因について、産休・育休・病休取得者が見込みより増えたことや、特別支援学級数の増加のほか、教員採用試験が低倍率で合格しやすくなり、主に不合格者が担ってきた臨任や非常勤講師が減ったことを挙げる教委が目立っていました。
公表された今年度の公立校教員採用試験の結果は、受験者の減少などで小学校の採用倍率が2・6倍と3年連続で過去最低となっています。
中学校は4・4倍で1991年度(4・2倍)に次ぐ2番目の低水準です。
文科省は、退職者数に合わせて正規教員を大量採用し、臨任などからの補充のやりくりが難しくなった教委もあることから、複数年単位で計画的に採用したり、臨任や講師のなり手を増やしたりする取り組みを紹介するなどし、なり手確保につなげたい考えだということです。
そもそも教員とは・・
そもそも教員とは、社会においてどういった立場が求められているのでしょうか?
私の完全なる主観ですが、少なくともある程度優秀であることを期待してしまうのは私だけでしょうか?
果たして、現在のような実態で、優秀な教員が集まるでしょうか?
教員の質が低下することにより、影響を受けるのは誰でしょうか?
そうです、これからの日本を担っていく”子どもたち”です!!
この問題は、日本の未来を占ううえでしっかりとした対策を講じ、改善をしていかねば、日本の未来は暗いです。
みなさんは、どのように思われますか?
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】無念!! 公立学校で2558人の教員不足 教員人気なし!!」というお話をさせていただきました。
教育は未来への投資です。
若い人が教員に憧れを抱かないのは、憧れるような要素が少なくなっているからです。
そのことはおろか、むしろ避けたい職業となりつつあるようにさえ思います。
教員は魅力ある職業であることは間違ありません。
しかし、使命感に満ちた一部の教員によってのみ支えられている教育現場の現状は、やがて破綻します。
魅力ある職業化していくことが急務です!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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