みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、これからの教育のあり方についてお話させていただきます。
本日の内容:【教えて、のりそら先生】指導者必見!!「ティーチング」から「コーチング」の時代へ
題して「【教えて、のりそら先生】指導者必見!!「ティーチング」から「コーチング」の時代へ」といった内容でお届けします。
みなさん、西岡壱誠さんという方をご存じですか?
この方、偏差値35から2浪の末、東大合格をつかんだ方なんです。
逆転合格を実現した独自の勉強法を著書としてまとめ、シリーズ累計38万部のベストセラーにもなっています。
今回は、この方のお話の中から見えてくるこれからの教育のあり方について考えていきたいと思います。
今回このお話を聞くことで、今後の教育のあるべき姿について理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
教師の役割は、『コーチング』へ
私は常日頃、子どもたちとの関わりの中で『コーチング』をしている時間が長いと考えています。
公立学校の教員をしていた頃は、確実に『ティーチング』の比率が高かったと思います。
公立学校に勤めていた頃から、これからの教師の仕事は、『コーチング』の役割が大きくなると予想していました。
テクノロジーが発達し、それらを活用することができるようになるからです。
テクノロジーに任せられる部分と、人間が指導すべきことを切り分けていくと、自ずとそんな考えに至りました。
教員を退職することになり、新たな学び場を創りましたが、繰り返しになりますが、そこでのウエイトは、『コーチング』にあります。
『コーチング』についての考えもさまざまあると考えますが、私の言う『コーチング』は、『コーディネート』という言葉を使った方がしっくりくるかもしれません。
子どもたちの学習環境を整え、学習教材を提示して道のりをつくる、そして、わからなかったら質問してもらって頭の中を交通整理する、といった感じです。
そして、人間的なコミュニケーションに比重を置きながら、児童生徒理解に努め、適切なアドバイスができるように努力する、といった感じです。
西岡壱誠さんのお話、『コーチング』
これからの時代は、ティーチングからコーチングの時代になっていくといわれていますね。
「こうやればいいんだよ!」と誰かからものを教わって勉強に向かったり、努力をしたりして前に進んでいたのが「ティーチング」の時代でした。それが最近になって、「どうすればいいと思う?」と聞かれて、自分で主体的に考えて勉強に向き合って努力をしていくことが必要になる「コーチング」が重視される時代になったといわれています。
例えるなら、魚を釣ってあげるのではなく、魚の釣り方を教えてあげるほうがいいと考え、「釣り方」を身に付ける支援をしてあげることが先生の役割になりつつある、というのが昨今の状況だと思います。
でも、これって難しいですよね。僕も複数の学校でいろんな学習指導のお手伝いをしていますが、「教えないで、コーチングする」ということは非常に大変だと思っております。
「どこがわからないの?」と聞いても「わからないところがわからない」と言われてしまうし、「何か目標を立ててみよう」「今の自分の勉強の問題を考えてみよう」と言っても「頑張る」とか「次のテストでいい点を取る」とか「勉強量が少ない」とか、そういう僕らの目から見たら浅い考えの中にいて、適切な指導を行えないということが結構あります。同じようなお悩みを抱えていらっしゃる学校や塾、また先生や保護者の方は多いのではないでしょうか?
引用:東洋経済オンラインeducation × ICT(https://toyokeizai.net/articles/-/469158)
さて、NEXTAGE SCHOOL、投げかけられた質問に対してお答えしたいと思います。
『はい、確かにかつては適切な指導を行うことに難しさを感じていました。しかし、現在は、その心配をしていません。その理由は大きく2つあると考えます、1つは、システム(環境)を整えたこと、もう1つは、子どもたちが育ってきていることにあります。まず、システムについてですが、当校ではその日の学習内容を子どもたち自身に決めさせています。そこに難しさを感じる子もいるのでは?そうお感じになられる方も多いと思います。ですが、これはどの子にも可能です。うちでは、「アサインメントシート」というものを用いて学習内容を決めています。その考え方、書き方を指導すればどの子にも可能です。そして、テクノロジーの力を学習指導において用います。これにより、個別最適化した学習が可能となります。どこがわからないのかも明確になります。どこに対して教師が指導を入れていけば良いかがわかります。休み時間には、人間力特にコミュニケーション力を高めるために、教師が中心となってみんなで会話をします。こんな風にしてシステムを整えることにより、「コーチング」のしやすい環境を整えています。次に、”子どもたちが育ってきている”という点です。先ほどのようなシステムを組むことで、子どもたち自身が自分のやるべきこと、自分の躓いているところ等がわかります。そして、教師とコミュニケーションを取っているので、自然な形で質問をすることができます。といっても、質問は徐々に少なくなっています。というのは、子どもたち自身で自分自身をある意味『コーチング』できていて、課題を自ら克服していけるようになっています。繰り返しになりますが、システム(環境)と子どもたちの成長、この2つが私たちに『コーチング』を可能にしてくれていると考えています。』
西岡さんより「分解」と「数値化」
西岡さんは、さらに成績を伸ばす上でためになるお話をしてくれています。
お勧めしたいのは「分解」と「数値化」です。この2つを駆使すると、コーチングがやりやすくなり、かつ多くの児童生徒、学生がうまく自走できるようになると思っております。
まずは「分解」です。僕がコーチングをするときには、「まずはやることを分解しよう」という指導をします。
(中略)
分解して考えていくと、具体的に考えることにつながるのです。だからまずは分解することを意識した指導をするのがお勧めです。例えば、下記のようなイメージです。・英語→英文法・英単語・英熟語・イディオム・英語長文など
・1週間の計画→平日と休日・1日ごとの計画など
・テストの結果→数学・英語・国語・理科・社会と科目で分解したり、記述問題と選択肢問題で分解するなど「分解から始めよう」と指導をすると、多くの子が具体的に考えやすくなると思います。
次に、「数値化」です。ほとんどの子は、目標に数字を入れて考えていません。例えば、数学のこの問題集を今日は「やる」とか、英語はこの単語帳を「進める」とか、そんなふうに抽象的な目標にしてしまいがちです。
(中略)
もっと顕著なのは、テストの点数です。多くの学生に「次のテスト、いい点取りたい?」と聞くと、みんな「取りたい」と答えると思います。でも、「じゃあいい点って何点?」と聞くと、大抵「え?」と考え込んでしまいます。
60点でいい点だと思う科目もあれば、80点じゃないといい点じゃないと思っている人もいる。そんな中で、実は「いい点を取りたい」と思っていても、「70点取りたい」のように目標点数を数値化していない場合が多いんですよね。
こうなると難しいのが、振り返りです。「今回の数学、どうだったの?」「え?まあまあだった」というように、具体的な振り返りができないのです。「あと3点で目標点数だった!あの問題さえ合っていればなー」と答えられる人がいれば、その人はそのテストでどこが自分の弱点になっているのか、何が駄目だったのかをしっかり理解できるようになります。
しかし、なんとなくいい点を取りたくて、なんとなくいい点を取れてしまうと、何にも振り返るモチベーションが湧かず、「まあいいか」で終わってしまう。これではテストを受けた意味がなくなってしまうのです。
だから必要なことは、目標を点数で決めてもらうこと。そして、あえて言葉を選ばずに言うなら「失敗してもらうこと」です。なあなあで「これくらいでいいか」では、いつまで経っても成長できません。しっかり、「これが足りていない」と言えるようになっていなければ意味がないのです。
引用:東洋経済オンラインeducation × ICT(https://toyokeizai.net/articles/-/469158)
「分解」と「数値化」の効用、ご理解いただけたでしょうか?
非常に具体的でわかりやすいですよね!!
全文が東洋経済オンラインeducation × ICT(https://toyokeizai.net/articles/-/469158)に
ございますので、ご興味をもたれた方はぜひ、ご覧にいなってください!!
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】指導者必見!!「ティーチング」から「コーチング」の時代へ」というお話をさせていただきました。
成功者から学ぶ、よくありますね。
ただ、今回の西岡さんのお話は、数々の失敗を経験し、その中から叩き出したお話というところに大きな価値があると考えます。
それだけに、本質を掴んでいるお話だと感じました。
ぜひ、参考にさせていただきましょう!!
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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