みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は教師の職業病についてお話をしていきたいと思います。
本日の内容:【学力格差】学校の授業で学力差が生まれないようにする3つの方法
さて、今日は、『【学力格差】学校の授業で学力差が生まれないようにする3つの方法』ということをテーマにお話ししていきたいと思います。
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理由としてあげられるのが、一斉授業での学び方が身についていない、という事です。
【学力格差の要因】一斉授業での学び方
学校の授業は、現代でも先生一人に対して生徒が30名とか複数という状態で授業が行われます。
すると、授業の構成として、教師がリーダーシップを発揮して、全体に向けて学習内容を教授していくという学びの形が最も多くの割合を占めます。
ほとんどがこの形と言っても過言ではありません。
この場合、圧倒的に大事になってくるのは、
【学力格差】1、一斉授業での学び方
話を聞く力、です。教師の頭にあるものが、言葉として口から出て行き、一人ひとりの授業者の耳に届ける、言い方を変えるとこう言った作業が一斉指導です。
この過程で何が起こるか?そう、届くべきものが届かなくなるという事です。
子どもたちの耳に届かなくなるのです。
では、なぜそう言った事が起こるか?それは、残念ながら、話を聞いていないんです。
子どもたちにこのようなことを言うと、『いや、聞いてます』と言う子もいます。
この場合は、話を聞くレベルに差があると言えます。ちゃんと話を聞いている状態というのは、大袈裟に言えば、教師の一言一句聞き逃さないほどのレベルで聞いているというものです。
当然聞き流しているでは身につくものも身につかなくなってしまいます。
教卓から子どもたちの様子を見ていると、明らかに違うことをやっていたり、視線が全然違う所を向いているなど、わかりやすく話を聞いていない子は、教師の指導によりなくすことはできます。
一方、こちらをしっかりと見ていると、聞いていても、いなくてもわからない、というのも現実です。
そんな時には、意図的指名という手法があって、話聞いてるかな?と思う子を指名して質問してみます。
すると、しっかり話を聞いていた子は答えられるし、そうでない子は言葉に詰まります。
意図的指名を行う目的は、集中力の継続と理解度の確認が主です。
その他にも、授業の形態として小集団を作って学習を進めるいわゆるグループ活動を行って、互いの考に触れる機会を設けたりしながら45分の授業が行われます。
その45分通しての学びがこの時間に身につけるべき学習内容です。
もう一度言います。45分通しての学び、です。
これが自分勝手に40分の学び、つまり5分は他の事を考えていた、になってしまっては身につく度合いが下がるし、それでは、学力が身につかなくなっていってしまいます。
厳しいことを言いましたが、これができる子とできない子の差が、学校教育で学力をつける事ができる子とそうでない子の差となります。
でも、現実問題45分ずっと張り詰めていなければならないのかというと、そうでもなく、子どもたちに飽きさせないようにと教師が様々な工夫を凝らしている姿もあります。
雑談などはまさにそうでしょう。
何のための雑談なのかというと、集中力を保つための雑談でしょう。
【学力格差】2、集中力
そう、学校の授業でしっかりとした学力を身につける上で大切なのは、集中力です。
授業の中にはポイントがあります。
そのポイントは、教師が何度も繰り返し指導したり、ポイントはここだよ、と直接告げたりする所です。
45分通していく集中力とこのポイントを抑える集中力の2つが授業においては大切になります。
あえて言葉にするなら、前者を『持久的な集中力』、後者を『瞬発的な集中力』とい言った感じでしょうか。
この力が身につけば、かなり学力はついていくことでしょう。
【学力格差】3、主体性
最後にもう一つ、主体性を挙げさせてください。
何のために学ぶのか?誰のために学ぶのか?誰が教室で学んでいるのか?言わずもがなですが、その子自身です。
授業者として、主体性に欠けると判断する要因の一つに挙手・発言というものがあります。
『この問題わかる人は手を挙げて』というやつです。
先ほどまでに話をさせてもらった、『話を聞く力』と『集中力』がある子であれば、手が挙がるような発問(ちなみに授業で教師が子どもたちに投げかける質問を発問と言います)を多くの場合していきます。
手を挙げるのが恥ずかしいというのは、また別の指導アプローチが必要になるのでここでは除いてそうでなくて手が挙がらないのは主体性に欠けるからです。
全員の手が挙がるまで待つ先生は素晴らしいですが、大抵の場合、数名の手が挙がっていると、授業は進んでいきます。
それを経験から身につけた子は、手を挙げることを最初から拒否して、誰かが答えてくれるでしょう、という考えになってしまっています。
しかし、教師から投げかけられた発問は、全員に対する発問です。
手を挙げて考えを述べるようにすべきだし、他の子が発言している時にはそれを聞いて自分の頭の中でも考えるべきだし、そうやって学んでいる姿が主体性のある学びだと思います。
【学力格差】ここまでのおさらい
おさらいです。
今日は、学校の授業でなぜ理解度の差が生まれるのか?ということをテーマにお話ししてきました。
理由は、一斉授業での学び方が身についていない、という事でした。
一斉指導の学び方に大切なこととして、話を聞く力、集中力、主体性、この3つを挙げさせてもらいました。
最後に、学びが身についているか、そうでないかをその都度子どもたち自身が分かっている事が大切だと思います。
さっきの授業のあの部分、わからなかったけどまあ、いっか。
その積み重ねにより学習が身につきづらくなってしまいます。
一生懸命に授業を受けた上でわからなかったことが存在し、それに気づけているのは、とてもいいことです。
【学力格差】おまけ:質問をしよう
そんな時、次の行動は、質問です。先生を捕まえて、質問をしましょう。
きっと優しく教えてくれるはずです。
そう、わからない事がわかっている事もとても大切な事です。
さて、今日お話しさせていただいたことを理解し、毎時間の授業で実践する事ができたら、必ず成績は上がります。
ぜひ、お子さんに話して今日から実践してみてください。
まとめ
さて、今回は、『【学力格差】学校の授業で学力差が生まれないようにする3つの方法』ということで、学校の授業でなぜ理解度の差が生まれるのかについてのお話をさせていただきました。
繰り返しますが、話を聞く力、集中力、主体性です。
そしてわかるようになると、さらにやる気が湧いてきて、最高の好循環が生まれます。
努力をしている姿があったらたくさん励まして、労ってあげてください。
学校の授業は毎日行われます。
理解度は、その取り組み方次第です。
明日からのお子さんの成長が楽しみですね!!
以上です!!
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